【新製品発表】話題のフォアダブルスマホ Xiaomi Mi MIX Fold4のスペックやカメラ性能はどう?
今回の中国市場での新製品発表会ではXiaomi MIX Fold 4、Xiaomi MIX Flip、Xiaomi Redmi K70 Ultraの3機種が発表され、中でもXiaomiが縦折りスマホに新製品を出し、特に注目を浴びました!今回はXiaomi MIX Fold 4のスペックをご紹介していきたいと思います!
Xiaomi MIX Fold 4のスペック
超薄い!POCO F6 Pro似なデザイン
Xiaomi MIX Fold 4の筐体には軽量かつ強度に優れるカーボンファイバーが多用されており、重量は前作MIX Fold 3の259gから226gに大幅に軽量化されています。にも関わらず耐衝撃性能は3倍とフォルダブルスマホとしては異次元の重さを誇っています。新世代の独自ヒンジ技術によってヒンジ部品の体積は34%も削減されており、展開時の厚さは4.59mm、折りたたみ時は9.47mmとフォルダブルスマホにはありえないほどの薄型化を遂げています。あまりに薄すぎて折れないか心配になりますね…w
Xiaomi MIX Fold 4のカラバリはブラック、ホワイト、ブルーの3色に加え、背面素材にカーボンファイバーを使用した特別仕様モデルがあります。
メインは7.98インチ、サブは6.56インチの超大画面ディスプレイ!
Xiaomi MIX Fold 4のディスプレイにはメインディスプレイには8インチに迫る超大画面の7.98インチ有機ELディスプレイ、サブディスプレイには一般的なスマホのディスプレイサイズに近い6.56インチ有機ELディスプレイが搭載されており、リフレッシュレートはどちらも1-120Hzの可変リフレッシュレート(LTPO2.0)に対応しており、ヌルヌルの操作感が楽しめます。ピーク輝度もどちらも3000ニトと真夏の直射日光下でも非常に見やすいディスプレイとなっています。
現時点で世界最高レベルを誇るSoC(プロセッサ)性能
【快適に動かないゲームは存在しない】
Xiaomi MIX Fold 4のSoC(プロセッサー)には現時点で世界最高峰レベルの性能を誇るQualcomm社製Snapdragon 8 Gen 3が搭載されており、Antutu V10のベンチマークテストでは約230万点と現状スマホゲームの中でも最重量級ゲームとされる「原神」の最高画質設定に60FPS設定でもほぼ張り付きでの60FPS動作が可能な性能を持っています。このSoCで快適に動かないゲームは現時点では存在しないと考えて頂いても大丈夫です。それらに加え、11912mm²の冷却システムを備えているため、安定したパフォーマンスを長時間維持できます。
RAM(メモリ)には超高速なLPDDR5X規格の12GBまたは16GB、
ROM(ストレージ)には超高速のUFS 4.0規格の256GBまたは512GB、さらに1TBモデルがあります。
フォルダブルスマホでは最高峰のカメラ性能!!
Xiaomi MIX Fold 4のメインの広角カメラ(24mm)には5000万画素のOmniVision製“Light Hunter 800”(1/1.55インチ)が搭載されており、このイメージセンサーは同社のXiaomi Redmi K70 ProやXiaomi Civi 4 Proの広角カメラに使われているものと同じものです。前作Xiaomi MIX Fold 3に採用されていた5000万画素のSONY製”IMX800″(1/1.49インチ)からは変更されています。同社のコンパクトハイエンドスマホであるXiaomi 14や1024段階の可変絞り搭載のXiaomi 14 Proの広角カメラに搭載されている”Light Hunter 900″(1/1.31インチ)には劣るセンサーではありますが、かなり優秀なセンサーであることは間違いありません。全てのカメラのレンズには同社のカメラフラッグシップスマホであるXiaomi 14 Ultraと同じ、ライカ バリオ-ズミクロンレンズが搭載されており、優れた集光性能、ディティール、色表現力、ゴーストやフレアの低減を実現しています。F値は1.7と少し明るめのレンズでしょうか。
Xiaomi MIX Fold 4の超広角カメラ(16mm?)には1300万画素のOmniVision製“OV13B”(1/3インチ)を1200万画素相当にクロップされて搭載されています。ここは前作Xiaomi MIX Fold 3から変更されておらず、Xiaomi 12などの超広角カメラに近いスペックであることには注意が必要です。同社のフラッグシップスマホであるXiaomi 14 Ultraに搭載されている5000万画素の”IMX858″(1/2.51インチ)には遠く及ばないでしょう。個人的には同社のXiaomi 14などに搭載されている5000万画素のSamsung製“JN1”(1/2.76インチ)などを採用してほしかったですね…F値は2.2と平均的な明るさのレンズです。
Xiaomi MIX Fold 4の2倍望遠カメラ(47mm)には1600万画素のOmniVision製”OV60A”(1/2.8インチ)が搭載されており、ここは前作Xiaomi MIX Fold 3の3.2倍望遠カメラに搭載されていた1000万画素のSamsung製”S5K3K1″(1/3.94インチ)から大幅に強化されています。画角こそ2倍と3.2倍で異なりますが大きく改善されていると言えるでしょう。F値は2.0と平均的な明るさのレンズです。
Xiaomi MIX Fold 4の5倍望遠カメラ(115mm)には1000万画素のSamsung製”S5K3K1″(1/3インチ)が前作Xiaomi MIX Fold 3から続投されています。このセンサー自体はSamsungの Galaxy S24の3倍望遠カメラなどに採用されているセンサーですがあまり良いスペックであるとは言えません。個人的にイメージセンサーが続投されたのはかなり残念です。F値は2.9と少し暗めのレンズです。
バッテリー容量&充電速度
Xiaomi MIX Fold 4のバッテリーにはフォルダブルスマホとしてはそこそこ大容量な5100mAhの大容量バッテリーが搭載されており、充電速度は有線時で67W、無線時でも50Wに対応しています。
安心の生体認証!おサイフケータイは日本市場未投入の為…?
Xiaomi MIX Fold 4の生体認証には光学式の指紋認証とインカメラを使った2D顔認証に対応しています。日本市場未投入モデルのため、残念ながらおサイフケータイは非搭載です。
フォルダブルスマホとしては最安級!?な価格
Xiaomi MIX Fold 4の価格は中国モデルが8999元から(日本円で約19万円から)となっています!
SamsungのGalaxy Z Fold 6が約26万円ほどからと考えると破格ともいえる価格です!(高いですが…)
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