【無料】Canon EOS R10で削除したデータを復元する方法「Minitool Power Data Recovery 12」
Canonのカメラって一度削除してしまうと、ごみ箱に保管されずにそのまま消えてしまいますよね。スマホに慣れていて気軽に削除したけどやっぱり消さなければよかったとなってしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は、間違えて削除してしまったデータを復元する方法をご紹介いたします。
今回、削除してしまったデータを復元するのに使用したのはデータ復元ができるソフト「Minitool Power Data Recovery 12」です。こちらのソフトは無料で合計1GBまでデータをスキャン&復元することができます。
この記事は提供を受けて制作しております。記事内容は編集部の独立した見解に基づいています。
- 削除したデータの復元手順
- データは動画と画像(RAW含む)の復元
- 無料版と有料版の違い(無料でどこまでできるのか)
「Minitool Power Data Recovery 12」のインストール方法(Windows)
Minitool Power Data Recovery はWindow版またはMac版をインストールすることができます。今回はWindows版をインストールしていきます。まずは無料版をダウンロードすることがおすすめです。(無料版ソフトからもアップグレードすることができます。)
https://jp.minitool.com/data-recovery-software
まずは上の公式ページにアクセスし、「Windows版を無料体験」をクリックしてください。
クリックすると自動的にソフトのダウンロードが開始されます。
Chromeの場合、ダウンロードされたファイルは画面右上のダウンロードマークから確認、開くことができます。
ダウンロードしたファイルを開くとこのような画面になるので、「今すぐインストール」をクリックします。その後出てくる各種項目に同意したのちインストールがスタートされます。
インストールが完了した後は「今すぐ開始」をクリックします。
これで「Minitool Power Data Recovery 12」を使用することができます。
削除したデータを無料で復元してみる
今回、このような画像や動画をいくつか削除してしまいました。Canon EOS R10は、スマホやPCと違って削除してしまうとごみ箱にも保管されず消えてしまいます。では、削除してしまったデータの復元を行ってみましょう!!
- データは、画像(JPEG・RAW)と動画ファイル
- Canon EOS R10で削除してしまってごみ箱などもない
削除してしまったファイルが入っているSDカードを、SDカードリーダーなどを使用してPCと接続し、読み取れる状態にします。
接続できたら、「Minitool Power Data Recovery 12」をひらいてください。
次にSDカードのデータが入っているフォルダを開きます。(今回は赤枠のフォルダがSDカードのフォルダです)
開くと、「削除されたファイル」の項目が出てきます。こちらをクリックします。
いくつか項目が出てきますが、クリックして進んでいきます。
(今回の場合、 「削除されたファイル」 「DCIM」
これで削除してしまったファイルを見ることができると思います。
直前に削除したファイルではなく数日前のファイルもあったので、間違えて削除してしまったからと言って、そのあとすぐにでも復元させなくても大丈夫そうです。
また、このソフトではファイルの読み込み時間が画面左下に表示されます。「最大限の復元効果を得るには、スキャンが完了するまでお待ちください」と書いていますが、数分で終わるような感じではありませんでした。(容量によっては数時間かかる可能性もあります)
スキャンがすべて完了していなくても、読み込まれたデータの復元は可能なので、スキャンを待たなくても復元できるならしてしまいましょう。
このように動画や画像のプレビューを確認することもできます。
この中から復元したいファイルを選択してください。選択したら「保存」をクリックします。
次に復元するファイルの保存先を指定します。今回はPCのダウンロードフォルダに保存することにします。
以上で復元が完了しました。実際に保存したファイルを見てみましょう。
このように削除してしまった画像ファイル、RAW形式の画像や動画も問題なく復元されました!
画像の機器情報や日時なども問題なく完全に復元することができています!
無料版では復元できる量に制限がある
「Minitool Power Data Recovery 12」でデータを復元することは無料版では合計1GBの容量制限があります。合計1GBまでは無料でプレビュー&復元することが可能ですが、それを超えるサイズのファイルを復元するには有料版にアップグレードする必要があります。
有料版ライセンスの価格や台数は?
こちらの有料版ライセンスは、無料版ソフトのMiniTool Power Data Recovery 12からアップグレードすることができます。
そのため、無料でまずは復元可能かどうかを試してみたうえで復元容量の合計が1GBを超えてしまう場合は有料版にアップグレードするというやり方がおすすめです。
アップグレードはの手順は、まず購入したい製品を購入します。製品を購入すると登録したメール宛にライセンスキーが届きます。
その後、MiniTool Power Data Recovery 12を開き、ライセンスキーを入力する画面を選択し、届いたライセンスキーを貼り付けて実行するとアップグレードが完了します。
MiniTool Power Data Recovery 12のレビューまとめ
今回は、消えてしまったカメラのデータをデータ復元ソフト「MiniTool Power Data Recovery 12」を使用して実際にやってみました。1GBまで無料で復元可能なソフトということと、今回はSDカードのデータの復元を行いましたが、PCやスマホ・USBメモリなどで削除してしまったデータの復元も可能だということで、復元したいデータがある方は一度やってみるのがおすすめです。
- 無料ソフトでは合計1GBまで復元可能
- Windows/Macに対応・スマホ用のソフトはない
- 動画や画像ファイル(RAW)も問題なく復元成功
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