【スペック比較】Xiaomi 15 Ultraは買うべき?スペック、カメラ性能、価格を徹底比較!【作例あり】

「Xiaomi 15 Ult…結局買うべきなのか…」そんな人に向けて、性能・価格・特徴をしっかり比較してみました。カメラ性能やおサイフケータイに対応しているのかなどを徹底解説していきます。
皆さんこんにちは。雪餅ゆきっちです。今回はすでに書いてあった記事を再構成してより見やすさに配慮させてみました。購入を迷われている方の後押しとなりますように…
Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultra、Galaxy S25 Ultraを比較してみた
Xiaomi 15 Ultra![]() | Xiaomi 14 Ultra![]() | Samsung Galaxy S25 Ultra![]() | |
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メインディスプレイサイズ | 6.73インチ有機EL WQHD+解像度 ピーク輝度3200ニト | 6.73インチ有機EL WQHD+解像度 ピーク輝度3000ニト | QHD+解像度 ピーク輝度2600ニト | 6.9インチ有機EL
リフレッシュレート | 1-120Hz(LTPO) | 1-120Hz(LTPO) | 1-120Hz(LTPO) |
プロセッサー性能 | Snapdragon 8 Elite Antutu 約274万点 | Antutu 約200万点 | Snapgragon 8 Gen 3Snapdragon 8 Elite for Galaxy Antutu 約230万点 |
メモリ | 16GB | 16GB | 12GB |
ストレージ | 512GB/1TB | 512GB | 256GB/512GB/1TB |
カメラ性能 | 広角5000万画素 (1/0.98インチ)、OIS 超広角5000万画素 (1/2.75インチ)、EIS 70mmペリスコ望遠5000万画素 (1/2.51インチ)、OIS 100mmペリスコ望遠5000万画素 (1/1.4インチ)、OIS | (1/0.98インチ)、OIS f/1.63-f/4.0可変絞り 超広角5000万画素 (1/2.51インチ)、EIS 75mm望遠5000万画素 (1/2.51インチ)、OIS 125mmペリスコ望遠5000万画素 (1/2.51インチ)、OIS | 広角5000万画素(1/1.3インチ)、OIS 超広角5000万画素 (1/2.55インチ)、EIS 3倍ペリスコ望遠1000万画素 (1/3.94インチ)、OIS 5倍ペリスコ望遠5000万画素(1/2.74インチ) 光学2倍/10倍ロスレスズーム 最大100倍のデジタルズーム | 広角2億画素
メイン/サブ | インカメラ3200万画素 | 3200万画素 | 1200万画素 |
バッテリー容量 | 5410mAh | 5000mAh | 5000mAh |
充電速度 有線/無線/リバース充電 | 90W/80W/10W | 90W/80W/10W | 45W/15W/4.5W |
重量 | / 229g(シルバークローム) | 226g(ブラック/ホワイト)219.8g | 218g |
生体認証 | 2D顔認証 | 画面内指紋認証(超音波式)2D顔認証 | 画面内指紋認証(光学式)2D顔認証 | 画面内指紋認証(超音波式)
防水防塵性能 | IP68 | IP68 | IP68 |
おサイフケータイ(Felica) | 非対応 | 非対応 | 対応 |
価格 | 17万9800円から | 19万9800円から (発売当時) | 19万9800円から (最安の公式ストアより) |
Xiaomi 15 Ultraの高級感のあるカメラを基調とした本体デザイン

Xiaomi 15 Ultraの国内モデルでのカラーバリエーションは左からホワイト、ブラック、シルバーの3色となっていて比較的シンプルなデザインとなっています。ちなみに中国版にはグリーンも展開されています。前作Xiaomi 14 Ultraのデザインからはより、質感が向上し、カメラバンプ部の加工もリング部が縁取りされた形状に変更されています。一見、あまり変わっていないように思えるかもしれませんが、に本体デザインや質感にまでしっかりとブラッシュアップが行われています。



左が前作Xiaomi 14 Ultra、右が今作Xiaomi 15 Ultraです。前作と比較してカメラ配置も大きく変わっていることが分かります。
Xiaomi 15 Ultraの大型化して明るくなった!ディスプレイ

Xiaomi 15 Ultraのディスプレイには6.73インチのWQHD+解像度の有機ELディスプレイが搭載されています。ピーク輝度は3200ニトと非常に高輝度で直射日光下でも優秀な視認性を実現しています。前作Xiaomi 14 Ultraの3000ニトからも大幅に向上しています。リフレッシュレートに関しても1-120Hzの可変リフレッシュレートにも対応しており、滑らかな操作体験を実現しています。
Xiaomi 15 Ultraの最高峰のプロセッサー(SoC)性能

Xiaomi 15 Ultraのプロセッサー(SoC)にはQualcomm製のSnapdragon 8 Eliteが搭載されています。性能的には実測ではプロセッサー性能を数値化するベンチマークテストであるAntutu ベンチマーク Ver.10のスコアで約274万点を超える性能をもっています。2025年のスマホゲームにおいて快適に動作しないゲームは存在しません。
メモリー容量はLPDDR5X規格の超高速な16GBとなっており、メモリ不足に陥ることはないでしょう。
ストレージ容量はUFS4.1規格の超高速な512GBと1TBが選択でき、超大容量ストレージとなっています。
Xiaomi 15 Ultraの最高峰の最強なカメラ性能

Xiaomi 15 Ultraのカメラ性能は一言で表すと「2025年のスマートフォンとして最強格カメラスマートフォン」といった印象です。前作Xiaomi 14 UltraはXiaomiが日本市場に投入した初のフラッグシップスマートフォンとして多くのファンを驚かせてくれましたが、今作Xiaomi 15 UltraもXiaomi 14 Ultraから大きく望遠カメラが強化され、カメラスマートフォンとして大きく進化しています。
Xiaomi 15 Ultraのカメラ性能の詳細解説

さて、ここからは毎回恒例の詳細なカメラスペックの解説に移りますね。
Xiaomi 15 Ultraのメインの広角カメラ(23mm)には、5000万画素のSONY製“LYT-900″(1/0.98インチ)が搭載されています。前作Xiaomi 14 Ultraと全く同じセンサーを採用していますが、前作Xiaomi 14 Ultraにあったf/1.63-f/4.0可変絞り機構が廃止されてしまっています。ここはかなりの残念ポイントとなってしまっており、前作では出来た光芒などの表現やボケ量を調節することが出来なくなっているので注意が必要です。レンズのF値はf/1.63とかなり明るめのレンズになっています。超大型のセンサーと明るいレンズにより、集光量には期待が出来そうです。光学式手振れ補正(OIS)もしっかりと備えています。
次にXiaomi 15 Ultraの超広角カメラ(12mm)には、5000万画素のSamsung製“ISOCELL JN5″(1/2.76インチ)を備えているようです。前作Xiaomi 14 Ultraでは5000万画素のSONY製の”IMX858″(1/2.55インチ)が搭載されていたため、センサーサイズは少し小さくなっていますね。どうやら望遠カメラが大きく強化され、内部スペースの確保のためにセンサーサイズが小さいものに変更されたようです。レンズの明るさもf/2.2と少し暗めのレンズになっているので、これらの要素が画質にどう影響するのかは未知数です。手振れ補正は電子式手振れ補正(EIS)が搭載されています。
次にXiaomi 15 Ultraの70mm(3x)のペリスコープ望遠カメラには、5000万画素のSONY製 “IMX858″(1/2.55インチ)を備えています。前作Xiaomi 14 Ultraと比較してセンサーこそ同じですが、画角が75mmから70mmへと若更されています。IMX858の70mmのペリスコープ望遠カメラは前作Xiaomi 14 Ultraも非常に優れたカメラだったため、今作Xiaomi 15 Ultraにも期待が出来ますね。レンズのF値はf/1.8とこちらも前作と同じものになっています。光学式手振れ補正(OIS)も当然ですが、搭載されています。

最後にXiaomi 15 Ultraの100mm(4.3x)のペリスコープ望遠カメラには、2億画素のSamsung製”ISOCELL HP9″(1/1.4インチ)が搭載されています。前作Xiaomi 14 Ultraからは画角が125mmから100mmに変更されより使いやすい画角に、センサーも5000万画素のIMX858(1/2.55インチ)から2億画素のISOCELL HP9(1/1.4インチ)へと大幅に強化されています。レンズのF値はf/2.6とかなり明るいレンズになっています。光学式手振れ補正(OIS)も搭載されており、センサーサイズが大幅に大型化したため、前作までの弱点だった夜間撮影での手振れも大きく改善されているようです。
全画角のカメラに共通して、レンズに関しては前作Xiaomi 14 Ultra同様、ライカ社のバリオ・ズミルックスレンズが搭載されているため、自然で優れた色味表現やレンズフレアやゴーストの少ないレンズとなっています。
Xiaomi 15 Ultraの作例をちょこっとだけご紹介!





大幅改善されたバッテリー持ち&優秀な充電性能

Xiaomi 15 Ultraは5410mAhの大型のバッテリーを搭載しており、前作Xiaomi 14 Ultraの5000mAhから大型化しています。前作Xiaomi 14 Ultraは正直言って、競合他社の似たスペックのスマートフォンの中でも電池持ちがあまりよくない印象でしたが、今作Xiaomi 15 Ultraは電池持ちがバッテリー容量の増加幅のわりに大きく改善しているようです。

実際に著名なレビューサイトであるGSMArena氏によるバッテリーテストの結果では実測で16時間13分と前作Xiaomi 14 Ultraの11時間25分に比べて、なんと5時間近くも優れた結果となっています。飛躍的な進化を実現しています。正直これだけでもXiaomi 15 Ultraを買う理由にすらなり得ると筆者は感じています。

また、Xiaomi 15 Ultraの充電性能は有線充電ではかなり高速な90Wまで対応しています。ここは前作Xiaomi 14 Ultraと同じ充電速度となっています。日本では発売されていませんが、専用の充電器を使用することで、最大80Wの超高速なワイヤレス充電に対応しています。通常のワイヤレス充電機では15Wまでの対応となっているため、ここは注意が必要です。
防水防塵性能&重量

Xiaomi 15 Ultraは、IP68の防水防塵性能に対応しています。
また、重量はブラックとグリーンのプラスチック背面パネルモデルが195g、イエローのPUレザー背面パネルモデルが198gとなっています。どちらもディスプレイサイズが6.67インチであるスマートフォンとしてはかなり軽量な重量となっています。
生体認証&おサイフケータイ

Xiaomi 15 Ultraは、2D顔認証とXiaomi初の超音波式の画面内指紋認証に対応しています。前作Xiaomi 14 Ultraは、光学式の画面内指紋認証だったため、ここは大きく進化しています。超音波式の画面内指紋認証は、光学式の画面内指紋認証に比べ、認証制度や認証速度で優れており、手が濡れているなどの悪条件下であっても、認証することが出来ます。認証位置は本体下部から親指3つ分の位置となっており、大変認証しやすい位置となっています。
Xiaomi 15 Ultraの充実したカメラアタッチメント

Xiaomi 15 Ultraは、前作Xiaomi 14 Ultraにも付属されていたカメラキットがより改良され、使いやすくなったカメラキットが初回注文された方のみ、付属しています。スマートフォンとしての使い勝手ではなく、カメラとしての使い勝手をより向上させるものにはなりますが、グリップ部分には、追加で2000mAhのバッテリーが搭載されているのに加えて、簡単にグリップ部分のみ着脱が可能であるため、必要なときにのみ、サッと取り出して使う…なんてこともできちゃいます。
Xiaomi 15 Ultraの前作から値下げされた!価格
Xiaomi 15 Ultraの価格は決して安いだったり、コスパ最強と言える値段ではありませんが、日本市場で正式に発売がされているカメラ性能の高いカメラスマートフォンの中であっても、Xiaomi 15 Ultraは、トップクラス級のカメラ性能の備えるにも関わらず、18万円を切る価格を実現しているのは極めて異例としか言えないと思います。望遠カメラにかなりのこだわりをお持ちの方やスマートフォンの中でも最高峰のカメラ性能を求める方には最高の相棒となることでしょう。
メモリ/ストレージ構成 | 価格 |
16GB/512GB | 17万9800円 |
16GB/1TB | 18万9800円 |
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