DOOGEE Note56が「1万円台スマホ」の常識を破壊する。スペックを徹底解説!

「とにかく安いスマートフォンが欲しい。でも、OSが古かったり、セキュリティが不安だったり、バッテリーが持たなかったりするのは嫌だ」
そんな、相反するように思える悩みを抱えている方はいませんか? スマートデバイスブランド「DOOGEE(ドゥージー)」が、そんなわがままなニーズに真正面から応える新モデル「DOOGEE Note56」を日本国内で正式発売しました。
本モデルは、人気を博した「Note58」や「Note59」に続くNoteシリーズの最新作。その最大の特徴は、なんと言っても「最新Android 16」を搭載しながら、1万円台前半という衝撃的な価格を実現している点です。
果たしてその実力は本物なのか? 「高性能 × 低価格 × 最新OS」という、DOOGEEが掲げる核心的価値を徹底的に実機レビューしていきます。
この記事は提供を受けて制作しております。記事内容は編集部の独立した見解に基づいています。
発売記念オファー:目を疑う「12,255円」という最終価格
DOOGEE Note56は、その発売を記念し、にわかには信じがたいアグレッシブな価格設定を打ち出しています。
- 定価: 24,900円(税込)
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82BVI8UO - 最終価格: 驚きの12,255円(税込)
定価24,900円から40%割引が適用され、さらにAmazonの商品ページで2,000円OFFクーポン(コード:82BVI8UO)を適用することで、この最終価格が実現します。
この価格は、2025年10月31日から11月20日までの期間限定です。最新OS搭載機をこの価格で手に入れられるチャンスは滅多にないため、検討している方は早めの決断が必要でしょう。
パフォーマンス:「日常使い」に振り切った明確なCPU選定

さて、1万円台のスマホで最も気になるのが、その「動作感」です。
Note56の心臓部には、UNISOC SC9863A オクタコアプロセッサが採用されています。正直に言って、ハイエンドゲームを快適にプレイできる性能はありません。
しかし、これは12,255円という価格を実現するための明確な取捨選択の結果と言えるでしょう。SNSの閲覧、動画視聴、音楽ストリーミング、通話といった日常的なタスクをこなすには十分な性能であり、DOOGEEはCPUのコストを抑えた分を、ユーザーがより体感しやすいバッテリーやディスプレイのスペックに振り分けています。
「最大24GB RAM」表記のカラクリ

注目すべきは「最大24GB RAM」というスペック表記です。この仕様の内訳は以下の通りです。
- 物理RAM: 3GB
- 仮想拡張RAM: 最大21GB
- 合計: 24GB
2025年の基準で物理RAM 3GBは、マルチタスキングにおいて不安が残る容量です。そこでDOOGEEは、比較的低速な64GBのストレージ(ROM)の一部を、一時的にRAMとして使用する「仮想RAM技術」を採用しました。
もちろん、物理RAM 24GBと同等の速度は出ませんが、複数のアプリを切り替える際に、アプリがバックグラウンドで強制終了するのを防ぎ、体感的な「サクサク感」を向上させる、この価格帯ならではの賢い工夫です。
映像体験:なぜ「HD+解像度」と「90Hz」を組み合わせたのか

DOOGEE Note56は、ディスプレイにも明確な設計思想が表れています。
- 解像度: 720 × 1612 (HD+)
- リフレッシュレート: 90Hz
6.56インチのIPSディスプレイを搭載し、輝度350cd/m²、コントラスト比1500:1と、屋外での視認性も確保しています。
ここで気になるのが、「HD+(720p)」という解像度です。2025年の基準で見ると、FHD(1080p)が主流の中で、解像度が低いと感じるかもしれません。
しかし、ここにもDOOGEEの明確な合理性が隠されています。解像度をあえてHD+に抑えることは、3つの大きなメリットを生み出します。
- コスト削減
1080pパネルより安価であり、12,255円という最終価格の実現に直結します。 - 90Hzの安定駆動
1080p比で描画ピクセル数が約44%少ないため、エントリーレベルのSC9863Aプロセッサにかかる負荷が劇的に下がります。これにより、UI操作で安定した「90Hzの滑らかな操作感」を実現しています。 - バッテリー持続時間の最大化
描画ピクセル数が少ないほど、消費電力は減少します。これが、後述する6150mAhバッテリーの性能を限界まで引き出す鍵となります。
高解像度で動作がもたつくよりも、HD+解像度で「滑らかな操作感」と「圧倒的なバッテリー持続時間」を選ぶ。これは、本機の性格を考えると、むしろ合理的な仕様と言えるでしょう。
DOOGEEの真骨頂:シリーズ最大級6150mAhの「安心感」

本機の最大の特徴とも言えるのが、シリーズ最大級の6150mAhという超大容量バッテリーです。
通勤・通学、あるいは旅行中であっても、電池切れの心配から解放される、まさに「1日中安心」を体現するスペックです。
一方で、充電仕様は5V/2A(10W)となっており、最近のトレンドである高速充電には対応していません。6150mAhという巨大なバッテリーを0からフル充電にするには、相応の時間(4〜5時間以上)を要する可能性があります。
これも価格を抑えるための合理的なトレードオフであり、「夜間にまとめて充電する」という運用を前提とした、典型的なロングライフ設計です。
さらに、OTGリバース充電機能を搭載しており、Note56自体が「モバイルバッテリー」として他のデバイスを充電できるのは、嬉しい付加価値です。付属品に最初から「充電器」と「Type-Cケーブル」が含まれている点も、非常に親切な設計だと感じました。
カメラと接続性:割り切りと、譲れない一線

カメラシステムは、ハードウェアのスペック競争とは一線を画しています。
- 背面カメラ: 8MP メインカメラ
- 前面カメラ: 5MP フロントカメラ
スペックだけ見れば非常に控えめですが、DOOGEE独自のAI画像処理でこれを補います。HDR、ナイトモード、美顔補正といった多彩なモードを搭載し、日常のスナップやSNS投稿、オンライン会議には十分な画質を提供します。
注目したいのは、昨今のエントリーモデルにありがちな、実用性の低い2MPのマクロレンズなどで「トリプルカメラ」を謳っていない点です。実用的な「単眼レンズ」にリソースを集中させるという潔さは、コストパフォーマンスを追求する本機において、むしろ信頼できる仕様と言えます。
日本市場で「本当に使える」ための接続性
安価なスマートフォンで最も不安なのが、日本国内の「対応バンド」です。
Note56はこの点も万全です。docomo、au、SoftBank、楽天モバイルといった主要4キャリアの4Gバンドに加え、都市部以外で不可欠な「プラチナバンド」(B18、B19、B26、B28など)を幅広く網羅しています。
これにより、安価な並行輸入品とは一線を画し、「日本全国で快適に通信可能」な仕様となっています。
一方で、宅内での接続性においてはコスト最適化が見られます。
- Wi-Fi: 2.4GHz
- Bluetooth: 4.2
Wi-Fiが5GHz帯に非対応、Bluetoothのバージョンが4.2と、これらの仕様はやや古さが否めません。
これもまた、明確な取捨選択の結果です。「外出先での必須の接続性(4Gプラチナバンド)」には最大限のコストを投じ、「宅内での付加的な利便性(5GHz Wi-Fi)」ではコストを削減する。この徹底した割り切りが、12,255円という価格を支えています。
まとめ。2025年、1万円台スマホの「新定番」
DOOGEE Note56は、「1万円台で何が手に入るか」という我々の常識を根本から覆す、意欲的なモデルです。
CPU性能、10Wという充電速度、HD+の解像度、2.4GHzのみのWi-Fi。これらには、価格なりの「割り切り」が求められます。
しかし、それと引き換えに手に入るのは、
- 最新の「Android 16」OS による、長期的なセキュリティと最新機能
- 6150mAhの超大容量バッテリー がもたらす、圧倒的な安心感
- 90Hzのリフレッシュレート による、価格以上の滑らかな操作感
- 日本の4キャリア・プラチナバンドに完全対応 する、本物の通信性能
という、従来の同価格帯ではあり得なかった4つの大きな価値です。
「とにかく安く、でもOSは最新で、何よりもバッテリーが持つスマホが欲しい」。そんなニーズを持つ人にとって、DOOGEE Note56は、まさに「1万円台スマホの新定番」と呼ぶべき一台になることは間違いないでしょう。
DOOGEE Note56 主要技術仕様一覧
| カテゴリ | 仕様 |
| OS | Android 16 |
| CPU | UNISOC SC9863A オクタコア |
| メモリ (RAM) | 3GB (物理) + 最大21GB (仮想拡張) / 合計 24GB |
| ストレージ (ROM) | 64GB |
| 外部ストレージ | microSDカード (最大 2TB) |
| ディスプレイ | 6.56インチ HD+ IPS |
| 解像度 | 720 × 1612 |
| アスペクト比 | 20:9 |
| リフレッシュレート | 90Hz |
| 輝度 | 350cd/m² |
| コントラスト比 | 1500:1 |
| メインカメラ | 8MP AIメインカメラ |
| フロントカメラ | 5MP フロントカメラ |
| カメラ機能 | HDR / ナイトモード / 美顔補正 |
| バッテリー容量 | 6150mAh |
| 充電仕様 | 5V/2A (10W) |
| 充電ポート | Type-C |
| 特殊機能 | OTGリバース充電 |
| SIMスロット | nanoSIM × 2 または nanoSIM × 1 + microSD × 1 |
| 4G対応バンド | B1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 など |
| 対応キャリア | docomo / au / SoftBank / 楽天モバイル |
| Wi-Fi | 2.4GHz |
| Bluetooth | 4.2 |
| ナビゲーション | GPS / Glonass / Galileo |
| カラー | ブラック / ナチュラル / ホワイト |
| 付属品 | Type-Cケーブル / 充電器 / スマホケース / 保護フィルム / SIMピン / 取扱説明書 / 保証書 |


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