【スペック解説】OPPO Find X9 Proは2億画素望遠カメラと7500mAhバッテリーが強すぎる!

カメラ性能が競合他社に比べ、飛びぬけて高いことで知られるvivoから今年もまたまたとてつもないカメラ性能を持ったスマホが登場してしまいました!それに負けじとOPPOからも、とんでもないフラッグシップスマホが登場してしまいました!!そんなカメラ性能マシマシのOPPO Find X9 Proのスペックを見ていきましょう!!
OPPO Find X9 Proのデザイン

OPPO Find X9 Proのデザインは、前作までの流れを汲みつつも、より洗練されたフラッグシップらしい佇まいに進化しています。背面には指紋のつきにくいマットな質感のガラスを採用しており、非常に高級感のある仕上がりです。
また、今作の大きな特徴は、極限まで細く設計された1.15mmという業界トップクラスの超狭額縁ベゼルです。四辺がほぼ均等に縁取られたデザインにより、画面の中身が浮き上がっているような圧倒的な没入感を実現しています。
OPPO Find X9 Proのカラーバリエーション

シルクホワイト(漫雪白)、チタニウムチャコール(绒面钛)、ベルベットレッド(追霞紅)
OPPO Find X9 Proのカラーバリエーションは、シルクホワイト(漫雪白)、チタニウムチャコール(绒面钛)、ベルベットレッド(追霞紅)の3色です。(ベルベットレッド(追霞紅)は一部市場では未発売です。)詳しい本体サイズはこちら。大画面ながら、厚みを抑えた設計で持ちやすさにも配慮されていますね!昨年のFind X8 Proに比べてカメラバンプのデザインがサークル状ではない、本体右上に集約されたデザインになったので、近年のOPPOのハイエンドスマートフォンからすると新鮮なデザインといえるでしょう!
本体寸法:高さ 161.26 mm × 幅 76.46 mm × 厚さ 8.25 mm 重さ:224g
ディスプレイスペック

OPPO Find X9 Proのディスプレイサイズは、6.78インチの1.5K解像度(2772 × 1272)の有機ELディスプレイが搭載されており、画面サイズや解像度は前作Find X8 Proと共通の仕様となっています。しかし、中身は大きく進化しており、最新の8T LTPO技術を駆使した非常に贅沢な仕様となっています。
画面輝度については、前作から大幅に向上しており、ピーク輝度は驚異の3600ニトに到達しました。海外のGSMArena氏による測定では、実測での高輝度モード(HBM)も1800ニトと非常に優秀な結果となっており、SamsungのGalaxy S25 Ultraをも超える視認性を誇ります。以前のモデルでは高解像度ディスプレイは電池持ちが懸念されていましたが、最新のパネル技術によって高精細と高輝度を完璧に両立させていますね。
また、アイケア機能についても妥協がなく、業界最高水準の2160Hz高周波PWM調光を搭載。長時間のSNS利用や動画視聴でも目が疲れにくい、まさに隙のないディスプレイへと仕上がっています。
あまりにも高すぎるプロセッサー(SoC)性能

OPPO Find X9 Proのプロセッサー(SoC)には、MediaTek Dimensity 9500が搭載されており、2025年現在、最高峰の性能を誇ります。Dimensity 9500は、前作から大きく性能が上がっており、Antutu Ver.11ベンチマークテストでは約350万点を超える性能を持っていながら電力効率は劇的に改善しています。
はっきり言って過剰性能と言わざるを得ない状況ですが、大迫力のゲームがより低発熱、低消費電力で快適に遊べるようになるのは嬉しいところです。もちろん原神や崩壊スターレイル、学園アイドルマスターなどの超重量級ゲームだって余裕で快適に遊べます。OPPO独自のトリニティエンジンによる最適化も相まって、普段使いのサクサク感はもちろん、ゲームプレイ時に関しては本来の性能をフルに発揮させるようなチューニングとなっています。
また、メモリにはLPDDR5X規格の12GB/16GBのメモリー容量を選択可能です。ストレージには、UFS 4.1規格の256GB/512GB/1TBモデルがラインナップされています。今作もMicroSDカードには非対応のため、写真や動画をたくさん撮影される方は、大容量モデルをお勧めいたします。
他社とは違った進化を果たしたカメラ性能

OPPO Find X9 Proのカメラ性能を一言で表すと「ハッセルブラッドの世界観を2億画素の超解像度で持ち運べる」スマートフォンといえるでしょう。今作のFind X9 Proは、競合他社がメインカメラの大型化に注力する一方で、あえて望遠カメラの圧倒的な強化と、ハッセルブラッド監修による色彩表現の追求に挑戦し、大きな話題になっています。
今回のOPPO Find X9 Proがおすすめな方は、「一眼レフのような質感のポートレートを撮りたい方」、「遠くの被写体を圧倒的な解像感で引き寄せたい方」、「写真の色味にこだわりたい方」におすすめです!!特に人物撮影に関しては、ハッセルブラッド独自のカラーキャリブレーションと、2億画素センサーによる緻密な描写を存分に生かすことができると思います。
OPPO Find X9 Proのカメラスペックを詳細に解説!

OPPO Find X9 Proの広角メインカメラ(23mm相当)には、5000万画素のSony LYT-828(1/1.28インチ)を搭載しています。前作のFind X8 Proに搭載されていたSony LYT-808(1/1.4インチ)からセンサーサイズが1段階大型化しており、受光面積が約25%も向上しました。レンズのF値もf/1.5と非常に明るく、OIS(光学手振れ補正)を完備。夜景やスナップでも圧倒的な受光量で、低ノイズかつ鮮明な1枚を記録できます。同じイメージセンサーを搭載しているスマートフォンとしては、vivo X300 Proが挙げられます。OPPOの最大のライバルともいえるスマートフォンですが、同じセンサーであっても「ハッセルブラッド」の情緒的な色作りと「Zeiss」のリアリティ溢れる描写で、どのような差が出てくるのかが個人的には気になるところです。
超広角カメラ(15mm相当)には、5000万画素のSamsung ISOCELL JN5(1/2.76インチ)が搭載されています。F値f/2.0で、120度の広い画角を持ちながらオートフォーカスにも対応。ダイナミックな風景撮影から接写まで幅広くこなします。前作からセンサー自体は継続採用されていますが、今作では新たに「True Colorカメラ」と呼ばれるマルチスペクトルセンサーを別途搭載。これにより、超広角で発生しがちだったホワイトバランスのズレが大幅に改善され、メインカメラと遜色ない正確な色再現が可能になっています。
ペリスコープ望遠カメラ(70mm相当 / 光学3倍)には、2億画素のSamsung ISOCELL HP5(1/1.56インチ)を搭載しています。前作のFind X8 Proでは「3倍(1/1.95インチ)」と「6倍(1/2.51インチ)」のデュアルペリスコープ構成でしたが、今作ではあえて2億画素の巨大な単眼ペリスコープに集約されました。一見すると倍率が下がったように見えますが、センサーサイズが劇的に大型化したことで、前作の3倍望遠よりも約240%多く光を取り込むことが可能です。さらに2億画素という超高解像度を活かしたデジタルクロップにより、前作の6倍光学ズームを凌駕するディテールを維持したまま最大120倍までのズームを楽しめます。ハッセルブラッド監修のポートレートモードでは、大型センサー特有の豊かなボケを活かした、スマホとは思えない質感の撮影が可能です。

さらに今作では、撮影体験を劇的に変える「カメラキット」や、光学性能をさらに拡張する光学230mm相当の「レンズキット」にも対応。本体右側面にはスライド操作でズーム倍率を変更できる物理ボタンも搭載されており、まさに一眼カメラのような操作感で撮影を楽しめます。動画性能に関しても全画角で4K 120fpsのDolby Vision HDR撮影をサポートしており、静止画・動画の両面において隙のない完成度に仕上がっていますね。
バッテリー性能

OPPO Find X9 Proのバッテリーには、前作を大きく上回る超大容量の7500mAhバッテリーを搭載しています。 最新のシリコンカーボン(Si/C)技術により、薄型のボディを維持しながらも、スマホ業界で最大級の容量を実現しました。大手レビューサイトであるGSMArena氏による実測のバッテリーテストでは、Active Use Scoreで21時間57分と、前作のFind X8 Pro(15時間18分)やGalaxy S25 Ultra(14時間49分)を圧倒するスコアを叩き出しています。


充電に関しては、80Wの有線急速充電と50Wのワイヤレス充電(50W出力では専用充電器のみ)をサポート。これほどの大容量でありながら、短時間の充電で数時間分の駆動時間を確保できるのは、忙しいユーザーにとって非常に心強いポイントですね。
安心の防水防塵性能とおサイフケータイ、重量

OPPO Find X9 Proの防水防塵性能は、安心のIP68およびIP69に対応しており、過酷な環境下でも安心して使用可能です。残念ながら、海外モデルのためおサイフケータイには非対応ですが、NFCは搭載しているためVisaのタッチ決済などは利用可能です。
重量は224g。7500mAhという超弩級のバッテリーを搭載しながら、iPhone 16 Pro Maxの227gやXiaomi 15 Ultraの229gと比べても軽く仕上げられているのは驚異的です。このスペックを考えれば、重量面でも大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。
気になる価格とカラーバリエーション
OPPO Find X9 Proは、中国国内で2025年10月より販売が開始されています。主要なモデルの現地価格と、現在のレートに基づいた日本円換算は以下の通りです。
| モデル | 構成 | 現地価格(元) | 日本円換算(参考) |
| OPPO Find X9 Pro | 12GB + 256GB | 5,299元 | 約11.2万円 |
| OPPO Find X9 Pro | 16GB + 512GB | 5,999元 | 約12.7万円 |
| OPPO Find X9 Pro | 16GB + 1TB | 6,699元 | 約14.2万円 |
※1元=約21.2円で換算。
カラーバリエーションは、シルクホワイト(漫雪白)、チタニウムチャコール(绒面钛)、ベルベットレッド(追霞紅)の3色展開です。特にベルベットレッドは夕焼けのような深みのある赤色で、ハッセルブラッドのロゴが非常に映えるデザインとなっています。

また、専用アクセサリーの「ハッセルブラッド・プロフェッショナル・イメージングキット」は約1.5万円(699元)、「テレコンバーターレンズ」は約2.1万円(999元)で用意されており、フルセットで揃えても20万円を切る価格設定は、このスペックを考えれば驚異的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。
総評:OPPO Find X9 Proは「買い」なのか?
OPPO Find X9 Proは、2025年のフラッグシップスマホの中でも、特に「カメラ」と「バッテリー」の2点において、他社の追随を許さない圧倒的な進化を遂げました。
前作のFind X8 Proからの進化点があまりにも大きく、特に望遠カメラが2億画素の単眼に統合されたことで、ポートレートから超望遠までを一つの巨大なセンサーでカバーできるようになったのは画期的です。また、7500mAhという異次元のバッテリー容量を持ちながら、224gという軽量なボディに抑え込んでいる点も、実用面で非常に高く評価できます。
OPPO Find X9 Proがおすすめな人 「スマホ1台で本格的なポートレートを撮りたい方」、「充電を気にせず丸二日は使い倒したい方」、「ハッセルブラッドの絵作りが好きな方」には間違いなく最強の選択肢となります。
日本国内ではおサイフケータイ非対応(グローバル/中国版の場合)という懸念点はありますが、それを補って余りある所有欲と撮影体験を提供してくれる、2025年を代表する神機の一つと言っても過言ではないでしょう!
いかがでしたでしょうか。この記事があなたのスマホ選びの参考になれば幸いです!


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