【スペック解説】Xperia 10 VIIがついに登場!カメラボタン搭載や2日持ちバッテリーの進化を徹底解説!

「Xperia 10 VII、前作の10 VIから何が変わったの?」「ついに120Hzに対応したって本当?」そんな疑問を持っている方に向けて、Xperia 10 VIIの進化点や特徴を分かりやすく解説します。ソニーのミドルレンジとしての完成度がどこまで高まったのか、徹底的に深掘りしていきましょう。
皆さんこんにちは。雪餅ゆきっちです。今回は、ソニーの最新スタンダードモデル「Xperia 10 VII」をご紹介します。これまでの21:9比率から19.5:9へと画面比率が変わり、カメラ性能やディスプレイ性能が大幅に強化されました。購入を迷われている方の参考になれば幸いです。
今回ご紹介するスマートフォンはこちら!
Xperia 10 VIIと前作 Xperia 10 VIのスペックを表で比較!
まずは、新型のXperia 10 VIIと、前モデルであるXperia 10 VIのスペックをシンプルな比較表で見ていきましょう。
| 項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VI |
| ディスプレイサイズ | 6.1インチ 19.5:9 有機EL | 6.1インチ 21:9 有機EL |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 60Hz |
| プロセッサー (SoC) | Snapdragon 6 Gen 3 | Snapdragon 6 Gen 1 |
| Antutuスコア | 約83万点 | 約55万点 |
| メモリ (RAM) | 8GB | 6GB |
| ストレージ (ROM) | 128GB (microSD最大2TB) | 128GB (microSD最大1.5TB) |
| カメラ (広角) | 5000万画素 (1/1.56インチ) | 4800万画素 (1/2.0インチ) |
| カメラ (超広角) | 1300万画素(1/3インチ) | 800万画素(1/4インチ) |
| バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh |
| 重量 | 約168g | 約164g |
| 生体認証 | 側面指紋認証 | 側面指紋認証 |
| 防水防塵性能 | IP65/68 | IP65/68 |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| 価格 (ソニーストア) | 74,800円 (税込) | 69,300円 (発売当時) |
デザインとカラーバリエーション

Xperia 10 VIIは、これまでの縦長なデザインから一新され、より洗練された「端正なデザイン」へと生まれ変わりました。背面カメラのレイアウトが縦から横へと変更されたことで、これまでのXperiaとは一線を画すクリーンな印象を与えています。


Xperiaとしてはかなり珍しい横配置のカメラレンズとなっており、歴代機種としては海外のみで発売されたXperia 10、Xperia 10 Plus、日本国内限定モデルであるXperia 8、Xperia 8 Liteがあげられますね。

また、本体側面には新たに「即撮りボタン(カメラ専用ボタン)」を搭載。画面を見ることなく、長押しするだけで瞬時にカメラが起動できるようになり、シャッターチャンスを逃さない工夫がなされています。上位モデルのXperia 1 Ⅶとは違ってより本体中央部によって配置されており、縦持ち時の撮影に配慮されているそうです。個人的にはXperia 1シリーズと同じ配置でよかったと思っています。位置が中途半端で使いにくい…wまた、半押しフォーカスなどもできない点は注意点です。

カラーバリエーションは、チャコールブラック、ホワイト、ターコイズの3色展開です。
フラッグシップモデルである1シリーズのようなガラスとアルミニウムの織りなすような高級感はありませんが、大人なシックなデザインとなっているのではないでしょうか。
待望の120Hzリフレッシュレートに対応したディスプレイ

今作の大きな目玉の一つが、ディスプレイの進化です。やっとですよ!やっっっと!遅いわ!!!
これまで多くのユーザーが望んでいた120Hzのリフレッシュレートに、Xperia 10シリーズとしてはじめて対応しました。これにより、SNSのスクロールやシステム操作が圧倒的に滑らかになっています。

また、画面比率が従来の21:9から19.5:9に変更されたことで、16:9の動画コンテンツなどを表示した際の面積が大きくなり、視認性と没入感が向上しています。ブラビアの技術を継承した「高画質化エンジン」も搭載されており、映像美も文句なしの仕上がりです。
大幅に強化されたプロセッサー「Snapdragon 6 Gen 3」

Xperia 10 VIIのプロセッサー(SoC)には、Qualcomm製の最新ミドルレンジSoC「Snapdragon 6 Gen 3」が搭載されています。
性能の指標となるAntutuベンチマーク(Ver.11)では、約83万点というスコアを記録。前作の10 VI(約55万点)から約1.5倍の性能向上を実現しています。これにより、普段使いでのサクサク感はもちろん、中量級のゲームであれば快適にプレイできるポテンシャルを持っています。依然として原神や崩壊スターレイル、ゼンレスゾーンゼロ、鳴潮などの重量級最新タイトルゲームのプレイは設定の調整が必要になります。
メモリ容量も前作の6GBから8GBへと増量されており、マルチタスク時でもアプリが落ちにくく、安定した動作を維持できるようになっています。それでも昨今のスマートフォン事情としては8GBはやや心もとない容量となっています。
大型センサーで夜景も鮮明に!進化したカメラ性能

カメラ構成も見直され、メインの広角カメラには5000万画素の大型センサーを搭載。前作よりも多くの光を取り込めるようになり、暗所や夜景撮影でのノイズが低減され、より明るく、くっきりと撮影できるようになりました。
また、超広角カメラも1300万画素に強化。さらに2倍ズーム時には光学ズーム相当の切り出し撮影に対応しているため、劣化を抑えたきれいなズーム写真を楽しむことができます。
カメラスペックの詳細解説!
| 項目 | Xperia 10 VII (広角24mm) | Xperia 10 VI (広角26mm) |
| イメージセンサー | SONY IMX766 | SONY IMX582 |
| 有効画素数 | 約5000万画素 | 約4800万画素 |
| センサーサイズ | 1/1.56インチ | 1/2インチ |
| レンズF値 | f/1.9 | f/1.8 |
| 焦点距離 | 24mm | 26mm |
| センサー世代 | 2020年末リリース (旧世代) | 2019年リリース (旧世代) |
Xperia 10 Ⅶのメインの広角カメラ(24mm)には、5000万画素の SONY IMX766(1/1.56インチ)が搭載されています。IMX766は2020年終わりごろにリリーズされたイメージセンサーであり、2026年現在となってはかなり古いイメージセンサーとなっています。後継のセンサーとしてはIMX890、LYT-700(別名 IMX906)が存在しており、決して悪いセンサーではありませんが、型落ち感が個人的には否めません。とっくに新規生産は終了しているはずなので、在庫処分で安くなったものを再利用しているのでしょうね。個人的には、上位機種であるXperia 1 Ⅶの超広角カメラに新たに採用されたLYT-700(IMX906)を共通採用しているのだろうと予想していましたが、IMX890どころかIMX766とは完全に予想外でした。(笑)
話を戻しまして、前作のXperia 10 Ⅵには、4800万画素の SONY IMX582(1/2インチ)が搭載されていたので大幅なグレードアップとなっており、レンズのf値はf/1.9と少し暗めのレンズとなっています。

センサーサイズが大幅に大きくなった影響でダイナミックレンジが改善され、夜景でも黒つぶれや白飛びを抑えた撮影が可能です。
| 項目 | Xperia 10 VII(超広角16mm) | Xperia 10 VI(超広角16mm) |
| 有効画素数 | 約1300万画素 | 約800万画素 |
| イメージセンサー | Samsung S5K3L6 (推定) | SONY IMX355 |
| センサーサイズ | 1/3.06インチ | 1/4インチ |
| F値 | f/2.4 | f/2.2 |
| 焦点距離 | 16mm (0.7x) | 16mm (0.6x) |
Xperia 10 Ⅶの超広角カメラ(16mm)には、1300万画素のSamsung ISOCELL S5K3L6(1/306インチ)が搭載されています。前作Xperia 10 Ⅵには、本当に必要最低限の性能しか備えていない超豆粒イメージセンサーを搭載したので今作でようやくまともに撮影できる性能になったといえるでしょう。1/4インチは、超広角カメラとはいえ、本当に酷かったです。
2日持ち×4年長寿命の超タフなバッテリー

Xperia 10シリーズの代名詞とも言える「電池持ち」は、今作でも健在です。
5000mAhの大容量バッテリーと省エネ設計により、1日中使い倒しても余裕の「2日持ち」を実現と謳われています。実情としてはLTPSのリフレッシュレートが120Hz固定のディスプレイであることが災いしてか若干前作に劣るとか。それでも十分すぎるバッテリー持ちであることには変わりありません。

さらに、ソニー独自の「いたわり充電」技術が進化し、4年間使い続けてもバッテリーが劣化しにくい仕様になっています。OSアップデートも最大4回、セキュリティアップデートは最長6年間に拡大されたため、やっっと本当の意味で長く使えるスマートフォンになりました。遅いって!!ソニーさん!
安心の防水防塵・おサイフケータイ、そして音へのこだわり
日本市場に欠かせない「おサイフケータイ(FeliCa)」や「IP65/68防水防塵」はもちろん完備しています。
また、ソニーならではのオーディオ性能も抜かりありません。

左右均等に配置された「フロントステレオスピーカー」は新構造となり、よりクリアで豊かなサウンドを再生。他社がほとんど採用していないフロントスピーカーは、左右で音量差などもなく、ゲーム時にスピーカー穴を塞がないなどのメリットしかありません!!(ベゼル幅が犠牲になりますが…)

さらに3.5mmオーディオジャックのアナログ設計を見直したことで、有線ヘッドホン使用時の音質も向上しています。正直ミドルレンジスマホでここまで音質に本気なのはXperiaくらいなので素晴らしいポイントですぜ!



もちろん圧縮音源をハイレゾ級にする「DSEE Ultimate」も搭載されています。

かさねて、Bluetooth接続時の送信パワーを最大2倍に向上されており、Xperia 1 Ⅶと並んで多くの人が行き交う場所でも、LDACなどの途切れやすい高音質コーデックであってもより快適な音楽視聴が可能になっています!特にLDAC 音質重視モードでの恩恵は大きいですぜ!!
まとめ│隙がなくなった、新しいスタンダード
Xperia 10 VIIは、これまでの弱点だった「リフレッシュレート」や「性能不足」を克服し、非常にバランスの良い一台に仕上がりました。
- こんな人におすすめ!
- 軽くて持ちやすいスマホが欲しい人(約168g)
- 圧倒的な電池持ちを重視する人
- 有線イヤホンを愛用している人
- 1つのスマホを長く(4〜6年)使いたい人
これまでの縦長すぎる画面に抵抗があった方も、今回の19.5:9比率への変更で手に取りやすくなったはずです。カジュアルユーザーにもさらにはガチユーザーでもおすすめなスマホです!!



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