【レビュー】中身が大幅に進化したiPhone 17!カメラ・電池持ち・性能 実機で全部見せ&iPhone 14/15とも比較!


みなさんこんにちは
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今回レビューするもの


今回は、9月19日に販売が開始されたiPhoneの最新作、iPhone 17についてレビューをしていきたいと思います!
なおこの記事では、iPhone 17のレビューに加えてiPhone 16などの型落ちモデルとも比較を行い、買い替える価値があるのかなどについてもみていきます!
iPhone 17の概要
発売日 | 2025年9月19日 |
価格 | 129800円 (256GBモデル) 164800円 (512GBモデル) |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト・ミストブルー・ラベンダー・セージ |
デザインとサイズ
では早速iPhone 17のデザインについて実機で確認していきたいと思います。
![]() ![]() 背面 | ![]() ![]() ディスプレイ |
まずは背面とディスプレイ側のデザインからみていきます。
今回のiPhone 17は前作のiPhone 16と比較してデザイン面では特に大きな変化はありません。
ただディスプレイ側に関してはiPhone 16よりもベゼルが細くなったということで、より画面の没入感が高まっている印象です。
![]() ![]() アクションボタン・音量ボタン | ![]() ![]() 電源ボタン・カメラコントロール |
続いては本体側面のデザインについてみていきます。
まず左側面のデザインから触れていきたいと思います。
今回のiPhone 17は先ほども記した通り前作のiPhone 16と比較してデザイン面では特に変更はありません。
ただ唯一違うところがあります…それがSIMスロットについてです。
今作のiPhone 17シリーズでは無印を含む全機種で物理SIMスロットが廃止され、eSIMへと一本化がされています。
そのためiPhone 16と比較して、音量ボタンの下にあったSIMスロットの部分がないため少しすっきりした感じです。
なお右側面については、電源ボタンとカメラコントロールボタンということで特に大きな変更はありません。
ディスプレイの進化について ProMotionテクノロジー


今回のiPhone 17では無印iPhoneで初めてProMotionディスプレイが搭載されています。
ProMotionテクノロジーとは?
ProMotionテクノロジーとは、iPhoneのディスプレイが最大120Hzのリフレッシュレートに対応する技術です。通常の60Hzよりも画面の動きがなめらかになり、スクロールやアニメーションがより自然に見えます。状況に応じてリフレッシュレートを自動調整するため、省電力と高性能を両立できるのも特徴です。
そのためこれまで以上にウェブブラウジングやゲームなどを視覚的に快適に行うことができるようになっています。
またこのProMotionテクノロジーは、1Hzから120Hzの可変リフレッシュレートにも対応しているので常時表示機能を使用することもできます。
そのほかにも画面の最大輝度がiPhone16の2000ニトから3000ニトへと進化したことで、直射日光の激しい屋外においても快適に画面を見ることができるようになりました。
これら以外にもCeramic Shield 2を採用したことで以前のiPhoneと比較して3倍の耐擦傷性能を誇るので、より傷がつきにくく耐久性も向上しました。
また120Hzと60Hzの比較については以下の動画で検証を行っているので良ければ…!
カメラ性能について 超広角が4800万画素へ!


続いてはスマホ選びでも重視する人が多いであろうカメラ性能についてです。


今回のiPhone 17は前作のiPhone 16と比較して、超広角カメラの画素数が12MP(1200万画素)から48MP(4800万画素)へと大幅な進化を遂げています。
ただ今回,,,解像度が4倍になった超広角カメラ以上に進化したところがあります….
それが新たにセンターフレームに対応したインカメラです。


iPhone 17では前面カメラに新たに正方形のセンサーを採用することで、縦持ちでも横向きの集合写真を撮影することができるようになりました。
ではここからはiPhone 17で撮影した写真をiPhone 16eと比較していきたいと思います。
作例比較 「室内・明所」(iPhone 16eと比較)
ではまずは明るい室内で撮影した写真で比較をしていきたいと思います。
ちなみに比較条件を揃えるために両機種ともフォトグラファースタイルは標準に合わせています。


両方ともパソコンデスクを被写体に撮影を行いましたが、どちらもある程度綺麗に撮影することができていますね。


続いては、ラヴィットに登場するラッピーというキャラクターのマスコットを被写体に撮影を行いました。
やはり明るいところでは、光を集める必要があまりないので、特にセンサーサイズの違いなどによる画質の違いなどは特にありませんね。
では続いてセンサーサイズの差が顕著に現れるであろう暗所にて比較を行っていきます。
作例比較 「室内・暗所」(iPhone 16eと比較)
補足:iPhone 17とiPhone 16eのセンサーサイズについて
iPhone 17 → 1/1.59型
iPhone 16e → 1/2.55型
続いて暗い室内での写真のカメラ性能の比較を行っていきます。
先ほどの引き続き被写体として、ラヴィットに登場するラッピーというキャラクターのマスコットを使って比較をしていきます。


どちらもスマホスタンドで「本体を固定+ナイトモードで5秒」という同じ条件で撮影を行いましたが、やはりセンサーサイズの大きいiPhone 17の方が少し明るく撮影することができています。


拡大してみると、このような感じです。
被写体(ラッピー)の顔の左側を見ると、iPhone 17とiPhone 16eの間で明確な差が出ているのが分かります。
暗所撮影に関しては、やはり光をより多く取り込めるセンサーサイズの大きい機種の方が有利ですね。
作例比較 「ズーム補正」(iPhone 16eと比較)
では最後に、「ズーム補正」について両機種で比較していきます。
「ズーム補正」とは、ズーム時に自動的に行われる補正機能のことです。
iPhoneの一部機種では、この補正がかかる際に遠くの被写体の文字などが、まるで“AIが生成した文字”のように崩れてしまうと話題になっていました。
そこでここからは、「iPhone 17」と「iPhone 16e」でズームした際の補正の自然さや精度について比較していきます。
まずは、テレビの番組表を両機種とも最大の10倍ズームで撮影した写真をもとに比較していきます。


結果は以上のような感じになりました。
一見するとどちらも普通に撮影できている感じがしますがここからさらに拡大すると….


このように、どちらも48MPという同じ画素数ではありますが、結果には明確な差が見られました。
個人的にiPhone 17に関しては、文字をしっかり認識して読み取ることができる点が非常に優れていると思います。
一方で問題なのはiPhone 16eの方です。
iPhone 16eで撮影した画像を確認すると、番組表の文字がすべてAIが生成したように歪んでおり、非常に読みづらくなってしまっています。
おそらく、センサーサイズが小さい分、デジタルズームを使用した際に他のiPhoneよりも強めの補正がかかる仕様になっているのではないかと考えられます。
ただ、個人的にはその補正がやや強すぎる印象です。
性能とチップ M1チップとほとんど同じ性能…?
ではここからは性能とチップということで、iPhone 17の性能や今回新たに搭載されたA19チップについて詳しくみていきたいと思います。
どのぐらい性能が向上したの? A18チップとベンチマークで比較!
ではまず初めにiPhone 16シリーズに搭載されていたA18チップと比較してどの程度性能が向上したのかについてA18チップ搭載のiPhone 16eと比較していきたいと思います。
(iPhone 16eのA18はiPhone 16よりGPUコアが1コア少ないためGPUスコアのみ少し低くなるかもです…)
1.Antutuベンチマークで比較!
まずはAntutuベンチマークの結果からみていきます。
今回はA18チップ搭載のiPhone 16eと最新のA19チップ搭載のiPhone 17で比較を行っています。


A19搭載iPhone 17が”2085951“点 A18搭載iPhone 16eが”1488447“点という結果になりました。
今回の結果を見る限りGPUの部分でかなり差が開いていることがわかります。
しかしiPhone 16eに搭載されているA18チップは、廉価版ということでGPUコアが1コア削減されたものになっているので、GPUの部分のスコアが低いのは仕方ないといった感じです。
ただCPUスコアに関しては、明らかにA18→A19で”160000“点以上上昇しているので、処理速度についてはかなりの差が開きそうです。
2.GeekBenchで比較! M1チップと比較
続いては、A19チップと性能が極めて近いと言われている”M1チップ”とGeekBenchでシングル・マルチのスコアを計測して比較していきたいと思います。


結果は以上のようになりました。
まさかの”A19チップ”が”M1チップ“をシングルスコア・マルチスコアともに上回る結果となりました….
2020年にMac用に設計された”M1チップ“ですが2025年にiPhoneに搭載されている”A19チップ“に性能で負けてしまうというのはかなり衝撃的なことなのではないでしょうか….
たった5年でパソコン用のチップにスマホが買ってしまうということで技術の進歩はすごいなとつくづく思わされます。
Geekbench スコア表
それでは最後にGeekbenchで行ったベンチマークの結果をシングルとマルチでまとめた表を掲載しておきます。


バッテリーについて 充電速度が大幅に向上!
ではここからはバッテリーについてもみていきたいと思います。
今回のiPhone 17は前作のiPhone 16と比較して連続ビデオ再生時間が8時間も向上しています。
そこでここからは実際に1日フルで使ってどのぐらい電池が持つのかなどについてみていきたいと思います。
バイトがあった日(あまり使わなかった例)


それでは早速電池持ちについて見ていきたいと思います。
今回はバイトがあってあまりスマホを触る機会がなかった(土曜日)を例に各時間帯ごとの電池残量を表の形式で見ていきます。
時間 | 電池残量 |
---|---|
9時53分 | 100% |
11時58分 (バイト先へ出発) | 90% |
12時27分 (バイト先到着) 「通勤中に音楽ストリーミング & SNS」 | 85% |
15時54分 (休憩時間) | 72% |
17時28分 (再び休憩時間) 「事務作業などでカメラなどを結構使用」 | 65% |
18時54分 (バイト終わり) | 62% |
20時09分 (夜ご飯食べ終わった後) | 52% |
22時03分 (お風呂上がり) 「お風呂でTiktokなどを視聴」 | 41% |
0時14分 (寝る直前) | 26% |
ということで以上のような結果となりました。
今回しっかり検証を行うため朝充電器を外して以降一度も充電は行っていません。
ちなみのこの日のスクリーンタイムはこんな感じです。


4時間46分ということで極めて一般的な使い方ではないかと思います。
普段SNSなどにしかスマホを使わないという方であれば、今回の検証結果的に1日は余裕で使えるのではにかなと思います。
充電速度が40Wに向上!今まで以上に早く充電することが可能に!
続いて充電速度の進化についてみていきたいと思います。
これまでのiPhoneは長い間「最大20Wの急速充電」にしか対応していませんでした。そのため、他社のハイエンドスマートフォンなどと比較すると充電速度ではやや物足りなさを感じるユーザーも多かったのではないかと思います。
しかし今回のiPhone 17シリーズからは、ついに最大40Wの急速充電に対応。これまでの倍の出力で充電できるようになりました。(iPhone 17 Air」のみ最大20W対応のままです。)
実際の充電スピードにも大きな違いが出ています。従来モデルでは「30分で最大50%」までしか充電できませんでしたが、iPhone 17ではわずか20分で50%まで充電可能。朝の忙しい支度時間や外出前のちょっとした充電でも、より安心して使えるようになりました。
他モデルとの比較 iPhone 14/15 から買い換える価値はあり?
それでは最後に、発売から3年が経過した”iPhone 14″と発売から2年が経過した”iPhone 15″と比較をして、買い換える価値があるのかなどについてまとめていきたいと思います。
2022年発売 iPhone 14との比較


ではまず初めに今も使っている人が多いであろう2022年発売の”iPhone 14″を比較をしていきます。
まずは簡単なスペックの比較からです。
項目 | iPhone 14 | iPhone 17 |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
Soc | Apple A15 Bionic | Apple A19 |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128/256/512GB | 256/512GB |
ディスプレイ | 6.1インチ Super Retina XDR (ProMotion非対応 60Hz) | 6.3 インチ Super Retina XDR (ProMotion対応 1-120Hz) |
カメラ | 12MP f1.5 (メイン) 12MP f2.4 120°(超広角) | 48MP f1.6 (メイン) 48MP f2.2 120°(超広角) |
バッテリー | ビデオ再生:最大20時間 | ビデオ再生:最大30時間 |
充電端子 | Lightning端子 | USB-C端子 (USB 2) |
その他機能 | 衛星通信 | 衛星通信 Apple Intelligence eSIM専用 |
iPhone 14から買い替える価値はあるのか?
ではスペックについて比較をしていったところで、ここからは果たしてiPhone 14からiPhone 17に買い替える価値はあるのかについてみていきます。
結論→圧倒的に買い替える価値あり!
まず結論から言うと圧倒的に買い替える価値はあると思います。
主な理由は以下の通りです。
- 充電端子がLightningからUSB-Cに
- 電池持ち(ビデオ再生時間)が10時間長く
- ディスプレイのノッチが廃止されDynamic Islandへ
特に1つ目の充電端子については、世の中のほとんどの電子機器の端子がUSB-Cへと統一されてきているのでかなり助かるといった方も多いのではないでしょうか
また電池持ちに関しても、ビデオ再生時間というよくわからない単位ではありますが10時間長くなっているので、1日使用しても余裕で使えそうです。
また何気に2022年発売から3年が経過した今、バッテリーの劣化などが気になっている方も多いのではないかと思います。
iPhone 15以降に搭載されているバッテリーは1000回の充放電で元の容量の80%を維持するように設計されているので、長期的に使用するといった観点からも買い換えるのがおすすめです。
2023年発売 iPhone 15と比較!


ではここからは2023年に発売され今もかなり使用されている”iPhone 15″と比較していきたいと思います。
特にiPhone 15の発売が2023年で今年が2025年というころで2年が経過したから買い替えるかどうか悩んでいる方も多いと思いますので、性能や機能面でも比較を行っていきたいと思います。
ではまずは基本スペックの比較です。
項目 | iPhone 15 | iPhone 17 |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
soc | Apple A16 Bionic | Apple A19 |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128/256/512GB | 256/512GB |
ディスプレイ | 6.1インチ Super Retina XDR (ProMotion非対応 60Hz) | 6.3インチ Super Retina XDR (ProMotion対応 1-120Hz) |
カメラ | 48MP f1.6 (メイン) 12MP f2.4 120°(超広角) | 48MP f1.6 (メイン) 48MP f2.2 120°(超広角) |
バッテリー | ビデオ再生:最大20時間 | ビデオ再生:最大30時間 |
充電端子 | USB-C (USB 2) | USB-C (USB 2) |
その他 | 衛星通信 Dynamic Island | 衛星通信 Apple Intelligence eSIM専用 |
iPhone 15から買い替える価値はあるのか?
ではこちらも同じく基本スペックについて比較をしていったので、iPhone 15からiPhone 17へと買い替える価値があるのかについてみていきたいと思います。
結論→正直買い替えるのは来年でいいかも?
こちらも結論から言うと,正直まだ買い替える必要はないのでないかと思います.
主な理由は以下の通りです。
- カメラ以外デザインが大きく変わっていない
→「見た目の変化でワクワクしたい」派の人にとっては、買い替えの満足感が薄いかも。 - カメラ性能の進化がマイナー
→iPhone 15でもメインカメラは48MP,大きく進化したのは超広角カメラぐらいなので今の画質で満足しているのなら買い替えなくてもいいかも - Apple Intelligenceのクオリティーがまだまだ
→iPhone 17はApple Intelligenceに対応しているけどIntelligenceのリリースから1年がたってもまだBetaの段階なので,正直使えなくても問題ない - バッテリーの劣化が少ない(使い方による)
→2023年に発売して2年が経過したが、iPhone 15以降のバッテリーは1000サイクルで元のバッテリー容量の80%を維持するように設計されているので、まだまだ使える。
(ただすでにバッテリーの最大容量がサービス判定になっている人は買い替える価値ありかも)
まとめ
ということでここまでiPhone 17のレビューや比較などについてしていきました。
個人的には性能・電池持ち・カメラなどどの部分も尖りすぎることなく、非常に「バランスの良い」スマホだなと感じました。
iPhone 14が発表された時に「iPhone 13と全然変わらない!」と言われながらも、今もかなりのユーザーに長く使われているように、iPhone 17も「iPhone 16と変わらない!」と言われながらも長く使われるスマホになるのではないかと思いました。
よくある質問
- SIMカードは刺さるの?
-
iPhone 17シリーズは全機種”eSIM専用”となっているため物理的なSIMカードは使えません。
事前にeSIMにSIMカード種別を変更しましょう!(一部MVNOではeSIMに非対応な場合があるので購入前に確認することをお勧めします。)
- iPhone 17で何が変わったの?
-
iPhone 17ではディスプレイのリフレッシュレートが従来の60Hzから120Hzになったことにより、画面がさらに滑らかになりました。
また内部のチップセットがA19チップへと進化したことで、性能も向上しています。
- iPhone 17の価格は?
-
iPhone 17はストレージが一番低いモデル(256GB)で129800円となっています。
前作のiPhone 16から5000円値上げした形ですが、最小構成のストレージが128GBから256GBになっているため事実上の値下げとも言えます。
- iPhone 17とiPhone Airどちらがいいの?
-
iPhone 17は普通にスマホを使いたい人向け
iPhone Airは電池持ちはいいからとにかく薄くて軽いスマホがほしい人向け
となっています。
値段も両機種で3万円の差があるため自分の使い方にあった方をお勧めします。
- iPhone 17のメモリは?
-
iPhone 17はiPhone 16と同じ8GBメモリとなっています。
iPhone Air・iPhone 17 Pro (Max含む)に関しては12GBメモリとなっています。
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