【レビュー】Blackview Tab8 WiFi 使ってみた。格安で子どもにもおすすめのタブレット。
今回はBlackviewの格安タブレット「Blackview Tab8 WiFi」をレビューしていきます。
Blackview Tab8 WiFi のスペック
製品名 | Blackview Tab8 WiFi |
OS | Android12 |
カラー | グレー・ブルー |
ストレージ | 64/128GB 最大1TBまでmicroSDで拡張可能 |
メモリ | 4GB(+最大3GBまで拡張可能) |
サイズ | 高さ246.5mm 幅 163.0mm 厚さ 9.9mm 重さ 520g |
ディスプレイ | 10.1インチ IPS系液晶 HD+解像度(1280×800) アスペクト比 16:10 |
チップ | Rockchip RK3566 |
カメラ | 13MPアウトカメラ・8MPフロントカメラ |
バッテリー | 6,580mAh 充電速度10W |
サウンド | 3.5mmオーディオジャック デュアルスピーカー |
ネットワーク | Wi-Fiのみ |
Wi-Fi | WiFi 6/5G/2.4G (802.11a/b/g/n/ac/ax) |
防水防塵 | 非対応 |
PCモード | 対応 |
Blackview Tab8 WiFi を実機レビュー
Blackview Tab8 WiFi の外観
背面全体はこんな感じ。色はグレーで全体的に統一感があり落ち着いたデザインになっています。
背面の素材はさらさらしており、指紋が付きにくい素材になっています。中央部分にはBlackviewのロゴが印刷されています。
カメラ部分は、外側は透明なプラスチック素材になっていて、その内側に丸いカメラユニットが配置されています。
2つレンズがあるように見えますが、左のほうは飾りで実際使われるのは右のレンズとなっています。フラッシュライトも搭載されています。
側面も背面と同じようなサラサラした素材を採用しています。
上側面の左端にオーディオジャック、そこから右に向かって電源ボタン、音量ボタンが並んでいます。
左側面の下の方にはUSB Type-CポートとmicroSDポートが搭載されています。
下側面にはステレオスピーカーが左右に配置されています。
Blackview Tab8 WiFiのデザインはひとつ前のモデルであるTab7 WiFiとほとんど同じ見た目になっています。
前面はこんな感じ。ベゼルは太めで4辺すべて均等な幅になっています。横画面にした際の上部中心にカメラが配置されています。前面にはフロントカメラのみ搭載されており、近接センサーや環境光センサーは搭載されていないようです。
ディスプレイには最初から保護フィルムが貼られています。
Blackview Tab8 WiFi の同梱物
- USB Type-C ケーブル
- 説明書(日本語対応)
- ACアダプター
同梱物はUSB Type-C to Type-Aケーブル、日本語対応の多言語説明書、ACアダプターとなっています。ACアダプターの形状が日本ではなく海外のものでした。
Blackview Tab8 WiFi はGoogleアプリ搭載
Blackview Tab8 WiFi にはプリインストールされているアプリがいくつかあります。
電卓や時計、音声レコーダーといった基本アプリの他には、Googleアプリが一式インストールされていました。もちろんGoogle Play ストアもあります。
Blackview Tab8 WiFi のディスプレイ
Blackview Tab8 WiFiは、10.1インチの解像度HD+(1280 x 800ドット)のIPSディスプレイを搭載しています。
アスペクト比は16:10で、輝度は300nitとなっています。
ディスプレイの端部分はこのように角ばった設計になっており、ドットの粗さはこのようになっています。
この解像度はYouTubeの動画再生などで720pと同程度の解像度となっています。
スマートフォンのディスプレイと比較してみました。左がHD+解像度のBlackview Tab8 WiFi、右がFHD+解像度のvivo X60Pro+になっています。
どちらも「+」の表記がありますが、これはHD解像度と同じドットの粗さに縦または横方向に長いディスプレイには「HD+」という表記になります。
HD解像度は画面アスペクト比が16:9なので、今回レビューしているHD+のTab8 WiFiは16:10と縦方向に少し長いディスプレイになっているということです。
Blackview Tab8 WiFiのAnTuTuベンチマークスコア
Blackview Tab8 WiFiのベンチマークスコアは107,265点でした。
実際使用してみると、アプリを開くときに画面をタップしてから反応するまでの時間が少しだけあるというイメージです。YouTubeなどのスクロール操作は少々カクつく場合がありますがフリーズするといったことはありませんでした。
ひとつ前のモデルであるTab7 WiFiのベンチマークスコアは58,931点だったため、それと比べると確実に快適さは増しています。
Blackview Tab8 WiFiのカメラ性能
Blackview Tab8 WiFiにはアウトカメラとフロントカメラで計2つのレンズが搭載されています。(アウトカメラは2つあるように見えますが、1つはフェイクカメラで実際には1つです。)
アウトカメラ | 13MP |
フロントカメラ | 8MP |
カメラの撮影画面。設定項目は、左上から「色温度・タイマー・グリッド線・フラッシュ・設定」となっています。
色温度は最初表示されていませんが、カメラの設定から表示させることができます。
カメラアプリを開くのには2秒ほどかかります。
日中の室内で撮影したデスク写真。全体的に暗めの写真になっていますが色の再現性は良いと思います。
直射日光が当たる屋外での撮影。Tab8 WiFiのカメラはHDR機能が搭載されていないようで、明暗の差があるような場所であると明るいところが白飛び、暗いところが黒つぶれしてしまうところがあります。
前モデル(Tab7 WiFi)とカメラ比較
アウトカメラの比較。日中の明るい時間帯に撮影しています。
撮影した日時は違うのですが、前モデルのTab7 WiFiのほうは少し植物が黄色っぽくなっています。
フロントカメラの比較。Tab7 WiFiと比較すると明らかにTab8 WiFiのフロントカメラ性能が向上していることがわかります。
Blackview Tab8 WiFiのバッテリーについて
Blackview Tab8 WiFiのバッテリー量は6,580mAhで、充電速度は10Wとなっています。
0%から100%まで充電したところ、フル充電をするにはおよそ11時間ほどかかりました。
Blackview Tab8 WiFi のサウンド
Blackview Tab8 WiFi のスピーカーはステレオスピーカーとなっており、横向きにタブレットを置いた際に左右からステレオサウンドを楽しむことができるようになっています。
音質は値段相応といった感じです。YouTubeで動画を視聴する程度であればほとんど問題ないサウンドではありますが音楽などを聴きたい人にとっては物足りないかもしれません。オーディオジャックが搭載されているため、イヤホンやヘッドフォンなどを接続することもできます。
Blackview Tab8 WiFi まとめ
今回はBlackview Tab8 WiFiの実機レビューを行いました。
- スマホより大画面で使いたい人
- 1万円台でタブレットが欲しい人
- 大画面でYouTubeを見たい人
- 子どもにタブレットを買ってあげたい人
- ゲームはプレイしない人
このような人におすすめのタブレットであると思います。価格が1万円台の格安タブレットということで、カメラ性能やSoC性能など相応な部分もありますが、できるだけ安いタブレットがほしい人にはおすすめです!
値段は高くても、より性能の高いモデルがほしい方はこちらもご覧ください!
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