【レビュー】4Kで31.5インチの大画面&高画質ホワイトモニターが4万円ちょっとで買えるって。
PCデスクの大部分を占めるモニター。黒か白で印象って結構変わります。ホワイトモニターを置くとより明るい雰囲気のデスクをつくれるかも、、JAPANNEXTから発売された新製品の大画面&高画質ホワイトモニター「JN-IPS315UHD-W」の実機レビューをお届けします。
- ディスプレイ:31.5インチIPSパネル・4K解像度
- 7mmの3辺フレームレス設計
- 高色域:sRGB 100% DCI-P3 94%
- HDR対応
- ホワイトカラー採用
- スタンドのコストカットなどで低価格を実現
ホワイトを基調にしたデザイン
JN-IPS315UHD-Wは前面のフレーム部分と背面全体がホワイトカラーを採用しています。
素材はプラスチック素材でさらさらとしており、前面と背面ともにJAPANNEXTのロゴが控えめな銀色で印字されています。
スタンドはしっかりとした金属素材
スタンドもロゴと同じ銀色で、ホワイトとの相性抜群ですね。
スタンドの素材は金属で、ざらざらとした質感になっています。組み立てはネジでしっかりと固定するため、プラスチックのスタンドと比べてずっしりとしていて丈夫な作りになっています。
素材は金属ですが、スタンドの先と根元の3点のそこにはゴム素材が貼られているため、机が傷つくのも防止してくれます。
また、スタンドにはケーブルを通す穴もデザインされているため、そこにケーブルを通すことで目立たなくできますね。
JN-IPS315UHD-Wのスタンドの性能は、上写真のようなチルト機能のみ搭載されています。角度は、上方向に15度・下方向に5度までを無段階で調整可能です。(昇降機能や縦回転、左右の角度調整には対応していません。)
JN-IPS315UHD-Wの大画面・高画質ディスプレイ
31.5インチの3辺フレームレス 大画面ディスプレイ
JN-IPS315UHD-Wはデザイン重視の3辺フレームレスを採用。とてもスタイリッシュな見た目な上、大画面なのにコンパクトを実現しているモニターです。またデュアルモニターとしてなど2つ以上モニターを並べる場合にも境目が目立たないので見た目も作業効率もアップするのではないでしょうか。
底辺以外のフレームレスデザインは、ベゼル幅(白枠)約1.5mm、液晶非表示幅(黒色)約5.5mmとフレームは合わせて7ミリ程度、フレームレスですね~
そしてJN-IPS315UHD-Wは、31.5インチの大画面ディスプレイを採用。上の写真の左側が27インチのモニターになりますが、比較すると大きさは結構違います。
画面が大きいため、小さいものと比べるとPCでの作業効率のアップは間違いなしです。ただ、大画面は近くで見ると目が疲れてしまうので、奥行きが大きめののデスクが必要になってきますね。
また、ギリギリ奥行きが足りない場合は、モニターアームを取り付けるという方法もありますよ。スタンドのままモニターを置くよりも机の奥行きを広く確保することができます。
一般的なモニターの4倍!4Kディスプレイを採用
さらに、JN-IPS315UHD-Wは、一般的なFHD解像度と比較して4倍の4K解像度のディスプレイを採用しています。31.5インチでFHDだとディスプレイのドットの粗さがだいぶ目立ってしまうのでやっぱり4Kですね。個人的には28インチ~は4Kがおすすめです
(僕は27インチの4Kディスプレイも使用していますよ)今までレビューしてきたJAPANNEXTモニターとの比較です。
ほぼ同じ距離から撮影しているのですが、23.5インチ FHDモニターと31.5インチ 4Kモニターでは解像度に大きな差があるのがわかります。まずディスプレイサイズが異なるため、同じ解像度であれば画面が大きいほうがドットは粗くなりますが、それでもJN-IPS315UHD-Wのほうがドットの粗さは少ないです。
また、28インチの4Kモニターと比較すると、JN-IPS315UHD-Wはドットの粗さは少し目立つようになります。ただ、31.5インチの大画面モニターですと、28インチよりもより遠くから画面を見て作業することになるため、31.5インチのJN-IPS315UHD-Wでも普通にモニターで作業をしていても粗さは感じずとても高画質でさらに大画面で迫力のある映像を楽しむことができます。
ほかの4Kモニターのレビューはこちら
ディスプレイの性能はほかにも
HDRに対応・高色域で鮮やかで正確な映像を映し出します
また、JN-IPS315UHD-WはIPSパネルを採用しているため、VAパネルなどと比較して斜めから見ても綺麗な画面表示を保つことができ、よりコントラストの高い映像を楽しむことができます。色域もsRGB 100%・DCI-P3 94%で画像を正確で鮮やかな色彩でくっきりと表示することができることからクリエイティブな作業にも向いているモニターになっています。
さらにJN-IPS315UHD-WはHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しています。HDR対応のモニターは従来のSDR規格(スタンダードダイナミックレンジ)と比べ、明るい部分も暗い部分もくっきり表現でき、コントラストの高いリアルに迫った深みのある映像を楽しむことができます。
FreeSync対応
AMD FreeSync™テクノロジーを搭載しているため、安定しないゲームプレイやフレームの低下を解消しどんなフレームレートでも、なめらかな映像を楽しむことが可能になっています。
ゲームモード搭載
多くのJAPANNNEXTモニターに搭載されている機能として、ゲーミングモードがあります。
このモードでは、画面の中心にターゲッターを表示することができるため、FPSゲームを行う際などに有利になることもあるかも。
モニターアームなどの取り付けも可能
JN-IPS315UHD-Wは背面にモニターアームを取り付けることができるVESAマウントに対応しています。モニターアームを取り付けることで、画面を縦回転させたり、モニターの高さを調整したりなどより自由度の高いデスクを作ることができます。
その他、JN-IPS315UHD-Wについて
同梱物
- 電源ポート
- HDMIケーブル
- VESAスペーサーネジ×4
- スタンド取り付け用ネジ×2(予備ひとつ)
- 取扱説明書
- 保証書
インターフェース
JN-IPS315UHD-Wには、以下のインターフェースが搭載されています。
①電源ポート
②HDMI-ポート:1.4 3840×2160 @30Hz
③HDMI-ポート:1.4 3840×2160 @30Hz
④HDMI-ポート:2.0 3840×2160 @60Hz
⑤DPポート:1.2 3840×2160 @60Hz
⑥オーディオ出力
電源ポートとHDMIポートが付属品になっているため、こちらの2つでモニターとPCなどを接続する形になります。DPポートなど必要な方は別途購入していただく必要があります。
モニターのボタン操作について
モニター正面から見て、右下に5つのボタンが搭載されています。ボタン自体は底面ですが正面にはそれぞれのボタンの役割がうっすらと浮き出て印字されているため、正面から簡単に操作することができます。
JN-IPS315UHD-W レビューまとめ
- デザイン重視、ホワイトモニターがほしい
- 31.5インチ4Kの大画面&高解像度がほしい
- 横向きでしかモニターを使わない人(縦回転するにはモニターアームが必要)
- コスパを求める人
必要な部分以外のコストカットによって実現されているコスパの良い大画面&高画質のホワイトモニター。31.5インチの4Kのホワイトモニターの製品の中でもトップレベルの低価格を実現しているため、とにかくコスパ重視ならこれはとってもおすすめです。
白のモニターで部屋を明るい雰囲気にして快適なデスク環境を作ってみてくださいね。
また、JN-IPS315UHD-Wよりも画面サイズが小さい 28インチの4Kホワイトモニターは3万円台で販売されています。こちらもレビューしているのでぜひご覧ください。
JAPANNEXTってどんな会社?
JAPANNEXTは、千葉県いすみ市に本社を置いている日本のコンピューターモニター製造・販売会社です。いすみ市の使われなくなった小学校を本社として再活用されています。
同社は、高品質なモニターを中心に、液晶ディスプレイ、PC関連製品、デジタルサイネージなどを提供しています。
日本メーカーではあるもののコストパフォーマンスに優れてる製品が多いのが魅力的で毎週のように新製品を発表している勢いのあるメーカーです。
コメント