【スペック解説】iPhone 16e発表！スペックは正直微妙！？買うならiPhone 16を買え！【買うな】

2025.02.202025.02.22

雪餅ゆきっち。

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ついに！iPhone SE3の後継機であるiPhone 16eが登場しました！！今回は簡単にiPhone 16eのスペックと価格をご紹介していきたいと思います！

iPhone 16eの簡単なスペック表

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	iPhone 16e	iPhone 16	iPhone SE3
ディスプレイサイズ	6.1インチ有機EL フルHD+解像度ピーク輝度1200ニト	6.1インチ有機EL フルHD+解像度ピーク輝度2000ニト	4.7インチ液晶 HD+解像度ピーク輝度625ニト
リフレッシュレート	60Hz	60Hz	60Hz
プロセッサー性能	Apple A18(劣化版)	Apple A18	Apple A15(劣化版)
メモリ	8GB	8GB	4GB
ストレージ	128GB256GB/512GB	128GB/256GB/512GB	64GB/128GB/256GB
カメラ性能	広角4800万画素 (1/2.55インチ)、OIS 光学2倍ロスレスズーム	広角4800万画素 (1/1.6インチ)、OIS 超広角1200万画素 (1/2.55インチ)、EIS 光学2倍ロスレスズーム	広角1200万画素 (1/2.93インチ)、OIS
インカメラ	1200万画素 M字ノッチ	1200万画素ダイナックアイランド	800万画素
アクションボタン	搭載	搭載	非搭載
バッテリー容量	最大26時間のビデオ再生	最大22時間のビデオ再生	最大15時間のビデオ再生
充電速度有線/無線/リバース充電	20W/7.5W/非対応	25W/25W/非対応	20W/7.5W/非対応
MagSafe	非対応	対応(25W)	非対応
充電端子	USB-C	USB-C	Lightning
重量	167g	170g	144g
生体認証	3D顔認証(Face ID)	3D顔認証(Face ID)	ホーム画面指紋認証 (Touch ID)
防水防塵性能	IP68	IP68	IP67
おサイフケータイ(Felica)	対応	対応	対応
価格	9万9800円から	12万4800円から	6万9800円から

iPhone 16eのデザインとカラーバリエーション

iPhone 16eは前作iPhone SE3から大きくデザインが変更され、ディスプレイ側はiPhone 14と同じものになり、M字型ノッチへと進化しました！iPhone 15から搭載されたダイナックアイランドには対応していないのが少し残念ですがここは十分な進化でしょう。

カラーバリエーションは左からブラックとホワイトの2色と近年のiPhoneとしては非常にシンプルなバリエーションとなっています。

iPhone 16eの大きくなって美しくなった！ディスプレイ性能

iPhone 16eのディスプレイには6.1インチのフルHD+解像度の有機ELディスプレイが搭載されています。前作iPhone SE3が4.7インチのHD解像度の液晶ディスプレイだったのでここは大進化を遂げていますね。ちなみにiPhone 16eのディスプレイにはiPhone 14と全く同じもののディスプレイが搭載されています。ダイナミックアイランドではなく、M字型ノッチなのも納得ですね。ピーク輝度は1200ニトとiPhone 16の2000ニトには大きく劣りますね。

リフレッシュレートは相変わらず60Hzまでと微妙過ぎるものとなっています。

iPhone 16eのプロセッサー(SoC)性能

iPhone 16eのプロセッサー(SoC)には最新のApple A18チップが搭載されています。一見、iPhone 16やiPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxに搭載されているApple A18と同じものに思えますが、実はiPhone 16に搭載されているA18が6コアCPUとの5コアGPUで構成されているのに対して、iPhone 16eの廉価版A18では6コアCPUと4コアGPUとGPUコアが1つ減らされており、主にゲーム性能に対して20％ほどの性能差が出る可能性があります。いずれにしろ、前作iPhone SE3のA15からは性能が1.4倍向上しているため、原神や崩壊スターレイル、ゼンレスゾーンゼロや鳴潮などの最新重量級3Dゲームであっても快適なプレイが可能でしょう。

また、メモリー容量も8GBになっており、前作iPhone SE3の4GBから大幅に増量されているため、ゲームプレイでも困ることはなくなることでしょう。
ストレージ容量も128GB/256GB/512GBとなっており、前作iPhone SE3にあった64GBは廃止されています。64GBでは容量が全く足りなかったのでここは嬉しいですね。

iPhone 16eの微妙過ぎるカメラ性能(iPhone 16を買おう)

iPhone 16eのカメラ性能は一言で言うと「iPhone SE3から進化が小さい微妙なカメラ性能」といった印象です。前作iPhone SE3は2022年の発売当時であっても時代遅れと批判されるカメラスペックで筆者が実際に使った感想でもカメラ性能は微妙と評価せざるを得ないスペックとなっていました。特に夜景撮影などの暗所での撮影では上位機種との差が顕著に表れていました。今回のiPhone 16eではメインの広角カメラが強化されているとはいえ、中身はiPhone 16/16 Plusと同じものではないため、購入は全くオススメできません。2.5万の差額で買えるiPhone 16をオススメします。買うな。

iPhone 16eの詳細なカメラスペック解説(マニア向け)

iPhone 16eのメインの広角カメラ(26mm)には4800万画素の”IMX972″(1/2.55インチ)が搭載されている説が有力です。”IMX972″自体はiPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxの超広角カメラに搭載されているイメージセンサーであり、2025年のスマートフォンの広角カメラとしては非常に微妙なカメラ性能となっています。
前作iPhone SE3では1200万画素のSONY “IMX315″(1/2.93インチ)を搭載していましたが、IMX315はiPhone SE初代やiPhone 6sから使われ続けているセンサーだったので、そこから変更されただけマシともいえますが、iPhone 16との差額が約2.5万円ほどと考えるとひどいスペックと言えるでしょう。メインの広角カメラに使われているイメージセンサーが4800万画素の1/2.55インチなんてセンサーサイズだけで言ってしまうと6年前のスマートフォン基準ですからね…?今時のミドルレンジスマートフォンにもはるかに劣るカメラ性能と言い切ってもいいでしょう。
iPhone 16はSONYの最新技術が詰め込まれた非常に優れた4800万画素の1/1.6インチのイメージセンサーを搭載しているうえに超広角カメラまでついていますからね…脳死でiPhone 16を買いましょう。マジで。
一応、カメラ構成こそ1眼ではありますが、4800万画素という高画素を生かして光学2倍相当のロスレスズームにも対応しています。注意点としては暗所では前述したロスレスズームは利用できない点については注意が必要になっています。レンズのF値はF/1.6と明るめのレンズとなっています。

iPhone 16eはiPhone 15で初搭載されたアクションボタンを搭載しています。ここは嬉しいですね。

iPhone 16eの唯一優れたバッテリー持ち＆遅い充電速度＆USB-C搭載＆MagSafe非対応

iPhone 16eはiPhone 16よりの最大22時間よりも優れた最大26時間のビデオ再生が可能なバッテリー持ちを実現しています。ここは唯一、iPhone 16eがiPhone 16よりも優れている点です。また、USB-Cも新搭載しており、より便利になりました。ですが充電速度は有線で20Wまでと非常に低速でiPhone 16の25Wと比べても非常に遅いです。また、ワイヤレス充電も従来と同じ7.5Wまでと非常に低速です。加えてiPhone 12から対応しているMagSafeにも非対応でMagSafeによる25W充電もできません。MagSafeに非対応であることからも上位機種のiPhone 16を2.5万円の差額を出して購入されることをオススメします。

iPhone 16eの防水防塵性能＆軽量な重量

iPhone 16eはIP68の防水防塵性能に対応しています。前作iPhone SE3はIP67までだったのでここはより安心感が増しますね。突然の大雨で濡れても安心です。

重量は167gと非常に軽量ですが前作iPhone SE3の144gからは少し重くなっています。ディスプレイサイズが大きくなっているので仕方ないですね。

iPhone 16eのスペックからは高すぎる価格

iPhone 16eの価格は最小のストレージ容量である128GBモデルが9万9800円からとスペックからは非常に高い価格となっています。円安とはいえ、前作iPhone SE3が6万9800円からだったことを考えても高すぎる価格です。この価格であれば私は間違いなく12万4800円のiPhone 16を買うことでしょう。また、あえて安くなっている一世代前のiPhone 15を11万2800円で買うのもアリだと思います。とにかくiPhone 16eを買うのはオススメ出来ません。上位のiPhone 16か型落ちのiPhone 15を買いましょう。