モニターの縦置きをやめたい人ちょっとまって。こんなモニターがあるよ。

「作業効率が上がるらしい」「見た目がスタイリッシュでかっこいい」。そんな魅力に惹かれて、モニターの縦置きにトライしてみたものの、「なんか使いにくい…」と感じて、結局やめてしまったなんて経験はありませんか？

私自身も縦型モニターを使用しているのですがこんなことを感じます。

モニターを2画面用意するなら、片方は縦にすると作業に合わせてモニターの使い分けができるので使い勝手はいいはずなのですが縦に長い分目や首が疲れてしまうというデメリットも。

だからと言って縦モニターにしかないメリットもたくさんあるという、、

ですが世の中そんな人のために作られたモニターが実はあるんです。我々テクノーツがそんなお悩みを持つ人におすすめできる”良いとこ取りモニター”を探し出してきましたよ！

縦置きモニターをやめる前に、「良いとこ取りモニター」はこれだ

モニター	アスペクト比	価格	サイズ	解像度	パネルタイプ	スタンド機能	搭載ポート	保証期間
LG DualUp Monitor 28MQ780-B	16:18	約¥74,000　　　　 Amazon	27.6型	2560 x 2880 (SDQHD)	Nano IPS	アームスタンド (チルト、スイベル、高さ調整、ピボット、伸縮)	HDMI DisplayPort Type-C	3年間
JAPANNEXT JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMS	16:18	約¥100,000　　 Amazon	27.6型	SDQHD (2560×2880)	IPS	高さ調整、ピボット機能あり	Type-C HDMI DisplayPort	2年間
EIZO FlexScan S1934	5:4	約¥50,000　　　　 Amazon	19型	1280 x 1024 (SXGA)	IPS (アンチグレア)	S1934-H: 昇降、チルト、スウィーベル、縦回転 S1934-T: チルト	DisplayPort DVI-D D-Sub	5年間
Dell Pro 14 Plus Portable Monitor – P1425	16:10	¥41,800 　　　　 Amazon	14型	WUXGA (1920 x 1200)	IPS	チルト、肖像モード	Type-C×２	3年間

LG DualUp Monitor 28MQ780-B – 画面２枚分の衝撃！プログラマーやクリエイター向け

さあ、帽子をしっかり押さえてください。LGがとんでもなく素晴らしいことをやってのけたからです。DualUpは、まるで普通のモニターを2枚重ねて「よし、これで1つのモニターです」と言ったかのようです。ワイルドで、奇妙で、そしてマルチタスカーにとっては天才的な発明かもしれません。

項目	詳細
アスペクト比	16:18
価格	LG公式: 要問い合わせ (実売参考価格：ビックカメラで約¥87,780, Amazon.co.jpで約¥74,000)
サイズ	27.6型
解像度	2560 x 2880 (SDQHD)
パネルタイプ	Nano IPS
スタンド機能	アームスタンド: チルト前-25ﾟ～後25ﾟ, スイベル左右335ﾟ, 高さ調整130mm, ピボット左90ﾟ, 伸縮210mm
搭載ポート	HDMI x2, DisplayPort x1 (Ver.1.4), USB Type-C™ (90W PD, DP Alt Mode, データ転送), USBアップストリーム x1, USBダウンストリーム x2, ヘッドホン
保証期間	3年間 (無輝点保証含む)

16:18というユニークなアスペクト比は、16:9のQHDモニターを2枚縦に重ねた状態です。Nano IPSパネルによる鮮やかな色彩と、SDQHD解像度によるシャープな表示が特徴です 。付属のエルゴアームスタンドは非常に柔軟性が高く、最適な位置調整が可能です。USB Type-Cケーブル1本で映像、データ、90W給電に対応するハブ機能も便利です。

JAPANNEXT JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMS – リモートワーカー必見！全部入り縦長モンスター

JAPANNEXTが、LG DualUpの生き別れの双子かと見紛うようなモニターでパーティーに殴り込みです！JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSは、同じく壮大なSDQHD解像度と超縦長アスペクト比を誇り、さらにモニター上部をカチッとするとカメラとマイクが繰り出てくる全部入りのモニターなのです。

TEKUNOTESレビュー！

項目	詳細
アスペクト比	16:18 (2560×2880解像度から推定)
価格	実売参考価格：約¥98,820～¥109,800
サイズ	27.6型
解像度	SDQHD (2560×2880)
パネルタイプ	IPS
スタンド機能	高さ調整 (横設置時：565～765mm, 縦設置時：535～638mm) 。ピボット機能を示唆。
搭載ポート	USB Type-C (カメラ・マイク接続・映像表示・音声入出力・ノートPCへの給電) 。他不明。
保証期間	不明

LG DualUpと同様の16:18アスペクト比とSDQHD解像度で、広大な垂直ワークスペースを提供します 。特筆すべきは、USB Type-Cケーブル1本で映像・音声入出力、PCへの給電に加え、内蔵ウェブカメラとマイク、スピーカーも利用できる点です 。これにより、ビデオ会議などの準備が非常にスムーズになります。sRGB 100%、DCI-P3 97%の高い色再現性も魅力です 。  

EIZO FlexScan S1934 –オフィス業務で文書作成や表計算に！

モニターが全部ワイドスクリーンではなかった時代を覚えていますか？EIZOは覚えています。S1934は、まるで美しく保存されたクラシックカーのようですが、派手さはありません。ただひたすらに「仕事」をするために存在します。その古風なアスペクト比が、今となっては新鮮に感じられるから不思議です。

項目	詳細
アスペクト比	5:4
価格	オープン価格 (実売参考価格：Amazon.co.jpで約¥46,930～¥62,165)
サイズ	19型 (48.0 cm)
解像度	1280 x 1024 (SXGA)
パネルタイプ	IPS (アンチグレア)
スタンド機能	S1934-H: 昇降100mm、チルト上30°、スウィーベル左右35°、縦回転右90° <br> S1934-T: チルト上30°/下5°
搭載ポート	DisplayPort (HDCP 1.3), DVI-D (HDCP 1.4), D-Sub 15ピン (ミニ)
保証期間	5年間 (使用時間30,000時間以内)

この5:4というアスペクト比は、ドキュメント作成やコーディングなど、縦方向の情報密度が重要な作業に適しています。回転させたワイドスクリーンのような極端な縦長感なく、より多くの情報を表示できます。長年の実績があるEIZO製ならではの信頼性と、5年間の長期保証も魅力。

Dell Pro 14 Plus ポータブル モニター – P1425 – 縦置きができる持ち運びに！

Dellは、仕事をこなす人々のためのギア作りに長けています。ポータブルモニターP1425も例外ではありません。洗練され、プロフェッショナルで、生産性に優れた16:10アスペクト比を採用しています。モバイルワークスペースのための完璧に仕立てられたスーツのようなものだと考えてください。

項目	詳細
アスペクト比	16:10
価格	¥41,800 (税込・配送料込)
サイズ	14型
解像度	WUXGA (1920 x 1200)
パネルタイプ	IPS
スタンド機能	チルト (10°～90°), 肖像 (+16.5°)
搭載ポート	USB-C x2 (DisplayPort 1.2 Alt Mode, Power pass-through 最大65W)
保証期間	3年間 (制限付き保証、事前交換サービス、プレミアムパネル交換)

16:10アスペクト比で、一般的な16:9ポータブルモニターより縦に広い作業領域を提供します 。WUXGA解像度と100% sRGBカバー率で、クリアかつ正確な色表示を実現します 。専用のポートレートモード（縦置き時+16.5°チルト）を備えたスタンドは、縦長コンテンツの扱いに便利です 。USB-Cパススルー充電にも対応し、ケーブル周りをすっきり保てます 。Dellならではの3年間の手厚い保証も安心です。

一度縦置きモニターをやめた人も、自分に合うモニターを探そう

さて、ここまで色々な「良いとこ取りモニター」の可能性、感じていただけましたか？でも、いざ「自分に合う一台はどれ？」となると、迷っちゃいますよね。そこで、後悔しないモニター選びのためのチェックポイントをまとめました。

1. 「何に使う？」用途と作業内容でアスペクト比を絞り込む！

これが一番大事！あなたがモニターとどんな未来を思い描いているか、です。

• プログラミングや長文と格闘するあなたへ： とにかく縦の情報量が欲しい！でも、16:9の縦置きは「うーん、細長すぎ…」って感じるなら、16:10がナイスなバランスかもしれません 。  
• PDFやWord文書と毎日向き合うあなたへ： まるで紙みたい！そんな感覚で作業したいなら、4:3や5:4のモニターがしっくりくるはず 。  
• 動画編集でタイムラインを広々使いたい！複数の資料を常に並べて見たい！そんなヘビーユーザーのあなたへ： 16:18（LG DualUpみたいなやつですね ）なら、デスクの上がまるでコックピット！圧倒的な作業スペースが手に入ります。  
• デザインやCADで縦も横もバランス良く見たい！そんな特殊な才能を持つあなたへ： 1:1の正方形モニターが、あなたのクリエイティビティを刺激する秘密兵器になるかも 。  
• 「手軽に縦画面、追加したいな」そんなあなたへ： モバイルモニターが、あなたの頼れる相棒になってくれます。

2. 解像度と画面サイズ：見やすさと情報量のベストバランスを探る！

アスペクト比が決まったら、お次は解像度と画面サイズ。解像度が高いほどたくさんの情報を映せて、文字もクッキリ。でも、画面サイズに対して解像度が高すぎると、今度は文字がちっちゃすぎて「読めーん！」ってなっちゃうことも。

特に縦置きの場合、モニター全体の高さと、普段あなたが画面を見る距離を考えるのがポイント 。一般的な作業用なら24インチ前後が良いってよく聞きますけど 、今回紹介したような個性派アスペクト比モニターだと、インチ数だけじゃ実際の作業スペースの広さがピンとこないことも。できれば実物を見てみるか、寸法をしっかりチェックしましょう。

3. エルゴノミクス：「ラク」こそ正義！調整機能とモニターアームが超重要！

縦置きモニターを快適に使いこなす秘訣、それは「エルゴノミクス」。つまり、あなたの体に優しい設計かどうか、です。

• スタンドの調整機能、ちゃんと見てる？： モニターに付いてくるスタンドが、高さ調整、チルト（上下の角度）、スイベル（左右の首振り）、そしてピボット（90度回転）に対応してるか、しっかり確認しましょう 。特に縦置きするなら、高さとチルトは命！LG DualUpのエルゴスタンドみたいな高機能スタンドは、個性的なモニターを使いこなす上で、めちゃくちゃ頼りになります 。  
• もっと自由に動かしたいなら、モニターアームもアリ！： デスクがスッキリするだけじゃなく、画面を自分にとってベストな高さや距離にピタッと配置できるのが良いところ 。縦置きで使うなら、アームがちゃんとその高さまで届くか、モニターの重さに耐えられるかも要チェック。もちろん、モニターがVESAマウントに対応してるかどうかも、お忘れなく 。  

4. 目に優しい機能は、もはや必須科目！

長時間モニターと向き合うなら、目への優しさは譲れません。

• フリッカーフリー： 画面のチラつきを抑えてくれる技術です。これ、地味に効きます。
• ブルーライト低減モード： 目に優しくないって言われるブルーライトをカットしてくれる機能。「ペーパーモード」とか「ローブルーライト」とか、メーカーによって呼び名はいろいろ。
• 自動輝度調整： 周りの明るさに合わせて、画面の明るさをいい感じに調整してくれる賢い機能（EIZOの「Auto EcoView」とか、LG DualUpの「環境光センサー」とかですね）。  

これらの機能は、長時間の作業からあなたの目を守ってくれるヒーローたちです。

これらのチェックポイントを参考に、あなたの作業スタイルや環境にぴったりの一台を見つけてくださいね。モニター選びって、ただスペックを比べるだけじゃなくて、自分の体や使い方との相性を考える「自分だけの最強仕事環境構築プロジェクト」みたいなもの。最近は、個性的なモニターでも、ちゃんと使う人のことを考えた機能が充実してきているのは、本当に嬉しい限りです！

まとめ：縦置きモニターをやめたいあなたも納得の快適環境で、作業効率、爆上げだ！

「作業効率、上がるって聞いたのに…」「デスク周り、シュッとしてカッコよくなると思ったのに…」。そんな期待とは裏腹に、モニターの縦置きに挑戦してみたものの、「なんか、しっくりこない…」って、そっと横に戻しちゃってやめたなんて経験。

確かに、普通の16:9モニターを縦にするのって、メリットもあるけど、目が疲れたり、動画が見にくかったり、ちょっとしたストレス、ありますよね。

でも、ここで諦めちゃうのは、まだ早い！ 今回のリサーチでわかったみたいに、世の中には「縦置きのいいとこ取り」モニターが、実はたくさんあるんです。16:10のちょい縦長、4:3や5:4の紙に近いスクエア型、16:18のド迫力二階建て、そして1:1の真四角モニター。さらに、縦置きをバッチリ考えて作られた高機能なモバイルモニターまで！ これなら、一度は縦置きモニターにサヨナラしたあなたも、「おっ、これならイケるかも！」って思える秘密兵器が見つかるはず。

一番大切なのは、あなたが何をするか、どんな作業で使うか、そして何より「使っていて気持ちいいか」どうか。今回ご紹介したチェックポイントや比較表を片手に、あなたにとって最高の相棒を見つけ出して、縦置きモニターがくれる「作業効率アップ」の果実を、思う存分味わっちゃいましょう！