【2025年11月】DOOGEEのスマホ評判はどう？おすすめの機種もご紹介！

最近Amazonのタブレットやスマホの検索結果で見られる「DOOGEE」

聞き覚えのないメーカーだなと思う方は多いと思います。今回はタブレットやスマホを販売している「DOOGEE」についてスマホの評判やおすすめの機種についてまとめていきます。

DOOGEEはどこの国？どんな企業？

DOOGEEは2013年3月にスペインで設立され、同年にKVD International Groupに買収されており、現在の本社は中華人民共和国の広東省深圳市に拠点を置くスマホ・タブレットメーカーです。

主にAliExpressやAmazonに代理店を持っており、日本国内から購入することが可能です。

DOOGEEからは2023年に入ったくらいのここ最近で日本のAmazonなどで販売を開始しており、主にタフネススマホや格安スマホ、タブレットなどを販売しています。DOOGEEからAmazonにて販売されているスマホやタブレットは技適があるものが多くその点でも安心して使用することができます。

DOOGEEのおすすめスマホ4選

2025年にDOOGEEが投入した主要な4モデルを、スペックと特徴、推奨できるユーザー像と共に紹介します！

1. DOOGEE Note59 Pro (ミドルレンジ・5G対応機)

DOOGEE Note59 Pro スペック

項目	スペック
SoC (CPU)	UNISOC T820 (6nm)
5G通信	対応
RAM (物理)	8GB
ストレージ	256GB
ディスプレイ	6.75インチ HD+
リフレッシュレート	120Hz
背面カメラ	16MP
前面カメラ	8MP
バッテリー	6250mAh
NFC (FeliCa)	利用不可
指紋認証	対応（指紋・顔）

2025年モデルにおける実質的なフラッグシップであり、ラインナップで唯一5G通信とGemini AIに対応する中核モデルです。

プロセッサ（SoC）にはUNISOC T820を搭載。これはAnTuTu v10換算で約53万点に達するスコアであり、ミドルレンジの処理能力を持ちます。Note56シリーズ（約24万点）とは明確に一線を画す性能であり、8GBの物理RAMと組み合わせることで、マルチタスクや中程度のゲームにも対応が期待できます。

ディスプレイは120Hzの高リフレッシュレートに対応します。しかし、このスペックには大きな「落とし穴」があります。解像度はHD+ (1,600 x 720) に留まります。6.75インチという大画面に対してHD+解像度は著しく低く、画素の粗さ（ドット感）が目立つ可能性が非常に高いです。

こんな人におすすめ！

• 安価に5G通信とミドルレンジの処理能力（UNISOC T820）を試したい技術ホビイスト
• おサイフケータイ（FeliCa）を一切使わない人
• OSのバグやアップデートの不在を自己責任で許容できる人

2. DOOGEE Note56 Plus (50MPカメラ搭載機)

DOOGEE Note56 Plus スペック

項目	スペック
SoC (CPU)	UNISOC T7225 (12nm)
5G通信	非対応
RAM (物理)	6GB
ストレージ	256GB
ディスプレイ	6.6インチ HD+
リフレッシュレート	90Hz
背面カメラ	50MP
前面カメラ	8MP
バッテリー	6150mAh
NFC (FeliCa)	利用不可
指紋認証	対応（側面）

Note56シリーズの中では最上位モデルにあたります。SoCはUNISOC T7225 (AnTuTu v10で約24万点) を搭載し、性能はエントリークラスです。

最大の特徴は50MP（5000万画素）のメインカメラを搭載する点です。また、Note56シリーズの中で唯一、実用的な「側面指紋認証」に対応しています。6150mAhの大容量バッテリーと90Hzディスプレイも備え、シリーズ内では最もバランスが取れたモデルと言えます。ただし、NFCはFeliCa非対応のため、日本でのタッチ決済は利用できません。

こんな人におすすめ！

• 指紋認証が必須で、エントリークラスの性能で十分な人
• カメラの画素数を重視する人（ただし画質は後述の懸念を参照）
• 大容量バッテリーを搭載した4Gスマートフォンを探している人

3. DOOGEE Note56 Pro (指紋認証「非搭載」機)

DOOGEE Note56 Pro スペック

項目	スペック
SoC (CPU)	UNISOC T7225 (12nm)
5G通信	非対応
RAM (物理)	4GB
ストレージ	128GB
ディスプレイ	6.56インチ HD+
リフレッシュレート	90Hz
背面カメラ	13MP
前面カメラ	8MP
バッテリー	6150mAh
NFC (FeliCa)	利用不可
指紋認証	非搭載

Plusモデルからいくつかの機能を削減した廉価版です。SoCはPlusと同じUNISOC T7225ですが、物理RAMは4GB、カメラは13MPにダウングレードされています。

最大の注意点は、本機はセキュリティの根幹である「指紋認証センサー」を搭載していないことです。PRでは「顔認証」 が謳われていますが、これはインカメラを使用したセキュリティレベルの低い2D認証であり、信頼性に欠けます。2025年のスマートフォンにおいて指紋認証を省略している点は、重大な欠陥と言えます。

こんな人におすすめ！

• スマートフォンのロック解除にセキュリティを全く求めない人
• Note56 Plusが予算オーバーだが、UNISOC T7225の処理能力が最低限必要な人

4. DOOGEE Note56 (ベースモデル)

DOOGEE Note56 スペック

項目	スペック
SoC (CPU)	UNISOC SC9863A
5G通信	非対応
RAM (物理)	3GB
ストレージ	64GB
ディスプレイ	6.56インチ HD+
リフレッシュレート	90Hz
背面カメラ	8MP
前面カメラ	5MP
バッテリー	6150mAh
NFC (FeliCa)	非搭載
指紋認証	非搭載

ラインナップ中の最廉価モデルであり、スペックの誇張が最も顕著なモデルです。SoCはUNISOC SC9863Aを搭載します。これはAnTuTu v10換算でも約10万点前後の、2025年基準では極めて低速なプロセッサです。

PRでは「最大24GBメモリ（3GB+21GB拡張）」と謳っていますが、物理RAMはわずか3GBです。低速なSoCとストレージ上で仮想RAMを構築しても動作の快適性には一切寄与せず、実態を伴わない誇張表現です。また、指紋認証もNFCも搭載していません。

【唯一無二】超小型＆タフネススマホ Sシリーズ

DOOGEEのもう一つの顔が、他社にはないユニークなコンセプトを持つ「Sシリーズ」です。巨大化するスマホ市場に一石を投じる超小型モデルや、過酷な環境に耐えるタフネスモデルは、特定のニーズを持つユーザーから熱狂的に支持されています。

DOOGEE S200

タフネススマホの常識を覆す、未来的でパワフルなモデルが「DOOGEE S200」です。

注目ポイント

1.32インチの円形リアディスプレイ S200最大の特徴が、背面に搭載された円形のAMOLEDディスプレイ 。時計やコンパスを表示したり、通知を確認したり、さらにはこの画面を見ながらメインカメラで自撮りをすることも可能です。  

パワフルな5G対応SoC SoCには「Dimensity 7050」を搭載し、5G通信に対応。120Hz駆動のメインディスプレイと相まって、タフネススマホとは思えないほどサクサク快適に動作します 。  

10100mAhの超大容量バッテリー 2日間は余裕で持つほどの超大容量バッテリーを搭載 。他のデバイスを充電できるリバースチャージ機能も備えており、もはや「歩くモバイルバッテリー」です。  

S200の注意点

重くて大きい リアディスプレイや大容量バッテリーを搭載しているため、重量は約369gとヘビー級 。一般的なスマホの2倍近い重さで、誰にでもおすすめできるサイズ感ではありません。  

ワイヤレス充電は非対応 このクラスのモデルとしては珍しく、ワイヤレス充電には対応していません 。

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DOOGEEの2025年戦略│Android 16、AI、そして「スペック」の真価

2025年のSIMフリースマートフォン市場において、中国のメーカーDOOGEE（ドゥージー）がアグレッシブな新ラインナップを日本市場に投入しました。最新の「Android 16」オペレーティングシステムと「AI機能」の搭載を旗印に掲げ、特にフラッグシップモデルとして位置づけられる「DOOGEE Note59 Pro」は、Googleの「Gemini AI」をOSレベルでネイティブ統合し、5G通信にも対応しています。

Note56シリーズ（Pro, Plus, Base）においても、最新OSと大容量バッテリーをエントリー価格帯で提供しており、一見すると2万円台の価格設定に対して非常に強力なスペック（仕様）を有しているように見えます。

しかし、DOOGEEというブランドには、スペックシート上に記載される魅力的な数値（例 120Hzの高リフレッシュレート、6250mAhの大容量バッテリー）と、実際のユーザー体験（例 画面の絶対的な明るさ、ソフトウェアの安定性、スピーカーの音質）との間に、しばしば「ギャップ」が存在するという懸念点も。

DOOGEEスマートフォンの「評判」を忖度なしで調査。

DOOGEEは2025年モデルにおいて、大容量バッテリーや最新OSといった、消費者の関心を引く「強み」を明確に打ち出しています。しかし、これらの強みを正当に評価するためには、まずDOOGEEブランドの過去モデルや現行機種の利用者から一貫して報告されている、共通の「評判」、すなわち重大な懸念点を理解しておく必要があります。

  PR上の強み│最新OS (Android 16) と AI機能の積極採用

DOOGEEが2025年モデルで最も強調する点は、ソフトウェアの先進性です。投入される主要モデル（Note59 Pro, Note56 Plus/Pro/Base）のすべてが、最新のAndroid 16を搭載して出荷されます。

特に「Note59 Pro」は、Googleの「Gemini AI」をOSレベルでネイティブに統合し、日常のテキスト入力補助、音声対話、翻訳支援などをスマートに行えると謳っています。「Note56 Pro」も「スマートAI」を搭載し、AIカメラ機能がシーンを自動認識して最適な撮影設定を行うとしています。

これらの機能は、最新のフラッグシップ端末でトレンドとなっている体験を、低価格帯に持ち込むものとして注目されます。

  懸念点① ソフトウェア・アップデートの「保証」vs「実績」

PR上の強みと、実際の評判（実績）との間に、最も深刻な乖離が見られるのがソフトウェアサポートです。

DOOGEEは「Note59 Pro」について、「Android 16 への OS アップデート保証および最新セキュリティパッチ対応も、長期利用を見据えるユーザーに安心感を与えられるメリットです」と明確に記載しています。

しかし、この「保証」というPRの文言は、DOOGEEの過去のサポート実績と著しく矛盾する可能性があります。海外のフォーラムやコミュニティにおける複数のユーザー報告が、DOOGEE製品の「ソフトウェア・アップデートの欠如」を厳しく指摘しています。具体的な報告として、過去モデルが発売から数ヶ月後のセキュリティパッチを最後にアップデートが完全に停止した事例が挙げられています。

（以下Raddit.comより翻訳）
Doogeeブランドにご注意ください

Doogeeのスマートフォンの購入に興味がある方は、どうかこの点を考慮してください。

スマホ自体は非常に良いものですが、ソフトウェアアップデートの欠如に注意が必要です。私は2023年にVMax（Proではない）を購入しましたが、これはAndroid 12で動作しており、最後のアップデートは2023年7月でした。

この日を境に、Doogeeは一切のセキュリティアップデートも、Androidのバージョンアップデートも提供していません。

このアップデート不足について何らかの説明を得ようとDoogeeの営業部門に問い合わせたところ、彼らの回答は、この状況は「商業戦略」である、とのことでした☹️。

さて、この会社は最低でも5年は使える堅牢なハードウェア（そして、本当にそのハードウェアは頑丈で素晴らしいのですが）を製造しておきながら、そのライフサイクルに見合うソフトウェアアップデートを提供しないのです。

これは全く筋が通りませんし、誰もこのような仕打ちを受けるべきではありません。

Doogeeのスマホを購入する前に、どうかこの点を考慮してください。私自身は、間違いなく次の購入判断で（このことを）考慮に入れるつもりです。

https://www.reddit.com/r/chinaphones/comments/1mxzbu7/be_aware_of_doogee_brand/

この「実績」から導き出される分析は2点あります。第一に、PRにある「Android 16 への OS アップデート保証」という文言は、将来の「Android 17」へのメジャーアップデートを保証するものではなく、「Android 16を搭載して出荷すること」をもって保証が完了している、とメーカー側が解釈している可能性が極めて高いということです。

第二に、そしてより重大な点として、過去の実績に基づけば、購入者は「最新セキュリティパッチ対応」というPRの文言に関わらず、購入後に一度もセキュリティアップデートが提供されない可能性を現実的なリスクとして想定すべきです。これは、スマートフォンの脆弱性を放置することになり、安全な利用を継続する上で最大のリスク要因となります。

  懸念点② ハードウェア品質—「スペックの罠」

DOOGEE製品は、数値化しやすいスペックを前面に押し出す傾向があります。「120Hzの高リフレッシュレートディスプレイ」、「90Hzディスプレイ」、6000mAhを超える大容量バッテリー など、価格帯を超えた強力な「数値」が並びます。

しかし、実際のユーザーレビューは、これらの「定量的」なスペックが、「定性的」な品質の低さによって無力化されている可能性を示唆しています。例えば、Note59 Pro (またはその上位版 Pro+) のユーザーからは、「画面が非常に暗い」という報告が上がっています。これにより、通常の室内照明下であっても、輝度を最大近くまで上げなければならないとされています。

ほかにも「スピーカーはひどい」「カメラはひどい。画質は10年か15年前の古い携帯電話のようだ。使えない」という、非常に厳しいレビューが存在します。

これは、DOOGEEが製品のコスト配分において、スペックシート（仕様一覧）で目立つ「Hz（リフレッシュレート）」や「mAh（バッテリー容量）」といった数値にリソースを集中させている典型的な「スペックの罠」と考えられます。その一方で、実際の使用感に直結する「nit（画面輝度）」、音響設計（スピーカー）、イメージセンサーや画像処理エンジン（ISP）といった、数値化しにくい部分のコストが大幅に削減されている可能性が高いです。

「120Hzだが暗くて見づらい画面」や「50MPだが画質が悪いカメラ」といった、PR上の数値スペックと実際の体験価値が乖離している可能性を、購入前に強く認識する必要があります。

  懸念点③ 日本市場での決済機能—「NFC搭載」の欺瞞的表記

この懸念点は、日本市場のユーザーにとって特に重大な問題です。DOOGEEは、NFC機能について以下のように表記しています。

• Note59 Pro 「NFC 対応／おサイフケータイ機能付き（ただし日本地域では Google Pay 非対応。楽天ペイ、PayPay、LINE Pay 等は利用可能）」
• Note56 Pro / Plus 「NFC 決済対応」

この表記は極めて誤解を招くものです。Note59 Proの国内ユーザーからは、「お財布携帯非対応影響で楽天Edyが使えない」という明確な報告が寄せられています。

日本国内で「おサイフケータイ」という言葉は、一般的にFeliCa（フェリカ）技術規格、およびそれを利用したモバイル決済サービス（Suica, PASMO, iD, QUICPay, FeliCaベースの楽天Edyなど）を指します。

しかし、PRに「Google Pay 非対応」と明記されている点、およびユーザーが「楽天Edyが使えない」と報告している点から、本機が搭載しているのはNFC-A/B規格のみであり、日本でのおサイフケータイに必須のFeliCaは非搭載であると断定できます。

つまり、Suica、PASMO、iD、QUICPayなど、FeliCa技術を必要とする日本国内の主要なタッチ決済は一切利用できません。

PRが「楽天ペイ、PayPay 等は利用可能」と併記しているのは、NFC機能とは全く無関係の「QRコード決済」や「バーコード決済」のことであり、FeliCa非対応という日本市場における致命的な機能不全を意図的に曖昧にするための表記であると考えざるを得ません。これは「NFC決済対応」という表記を信頼した消費者にとって、致命的な機能不全です。

  懸念点④ OSの安定性—深刻なソフトウェア不具合

最新のAndroid 16を搭載しているにもかかわらず、その安定性に深刻な疑問符がつく報告が上がっています。Note59 Proの国内ユーザーから、スマートフォンの根幹を揺るがす重大な不具合が複数報告されています。

1. アプリインストール不具合 「InstagramとThreadsがインストールできない」
2. 音声システム不具合 「カメラアプリ操作後に他アプリでも音が出なくなってしまう」

これらは、DOOGEEによるAndroid 16のカスタマイズや、ハードウェアドライバの調整が不十分であるために、OSの基本的な動作（Google Playストア経由のアプリインストールや、OSのオーディオ・リソース管理）に支障をきたしていることを強く示唆しています。

この「懸念点4 深刻なバグ」が、「懸念点1 アップデート非提供」と組み合わさることで、最悪のシナリオが現実味を帯びます。すなわち、「Instagramがインストールできない」「カメラを使うと音が出なくなる」という致命的な不具合が、将来にわたって永久に修正されないまま放置される可能性があるということです。

結論│DOOGEEスマートフォンは2025年に「買い」か？

DOOGEEの2025年モデルは、「Android 16」「大容量バッテリー」「120Hz/90Hzディスプレイ」といった、2万円台の価格からは想像もできないほど魅力的なスペックをPRで掲げています。

しかし、本記事で行った厳格な分析の結果、これらの「強み」は、DOOGEEブランドの「評判」として知られる、以下の深刻なトレードオフと引き換えに実現されていることが明らかになりました。

【まとめ】DOOGEEスマホがおすすめの人と避けるべき人は？

DOOGEEスマホがおすすめのユーザー

「安価な5G (T820) 端末（Note59 Pro）」や「50MPカメラ（Note56 Plus）」といった特定のハードウェア部品を入手することを目的とし、ソフトウェアのバグ、セキュリティリスク、おサイフケータイ非対応という全ての問題を自己責任で許容し、自身で解決策を探れる（あるいは諦められる）技術的な中級者以上のホビイスト。

推奨できないユーザー

スマートフォンに「安定性」「安全性（アップデート）」「基本的なアプリ（Instagramなど）が問題なく動くこと」を求める全ての人。そして、日本でタッチ決済を利用する全ての人。

DOOGEEの製品は、その魅力的な価格とスペックシート（PR）の裏に、非常に多くの「落とし穴」を抱えています。本記事で示したリスクを理解せず、PRの謳い文句（特に「Gemini AI」や「24GBメモリ」、「おサイフケータイ機能付き」）を鵜呑みにして購入することは、TEKUNOTESとして強く推奨できません。