【レビュー】少し縦長の光沢ディスプレイ「JN-282IPS4KP」を使ってみた! JAPANNEXT
今回、JAPANNEXTさんから貸与いただきました「JN-282IPS4KP」、一般的なモニターよりも縦長な4KPlusモニターです。
少し縦長な3:2、使いやすさはどう?
JN-282IPS4KPはアスペクト比は3:2になっており、一般的なモニターよりも縦の長さが1.18倍になっています。
これの何がいいのかというと、スクロールするようなXやInstagram、なんならこの記事を見たりするのにも基本的に縦に情報が並んでいますよね。このような時は縦長ディスプレイのほうが一度に表示される情報量が多いのでスクロール回数が少なくて済みます。
ちなみに背面はJAPANNEXTのロゴは中心に入るシンプルな見た目、どんなデスクにも似合いそうです。
一回り大きいモニターと縦の長さがほぼ一緒!
実際にほかの16:9モニターと比較してみましょう。
右が今回レビューしているJN-282IPS4KPで、左が一回り大きい31.5インチのアスペクト比 16:9 のモニターです。画面サイズは違いますが、縦の長さはほとんど同じということが分かります。
正面から見てみると、横の長さは大きく差があります。
ということで、YouTubeなどで16:9の動画を視聴するときは31.5インチのほうが大画面になりますが、ショート動画など縦長動画を見るときのサイズは31.5インチのディスプレイとほとんど同じサイズになります。
フレームはわずか6ミリ
JN-282IPS4KPは下フレーム以外の3辺フレームレス設計になっています。3辺のフレームはわずか6ミリととても細いです。これによりできるだけコンパクトでより大画面を実現しています。
4K Plusの解像度。FHDモニターと比較!
今回、JAPANNEXTの23.5インチFHDモニターと比較してみました。4KはFHDの4倍の解像度なのですが、その4Kに縦に長い分のピクセルを”Plus”したのが4K Plus という解像度になります。
ということで4Kよりも画面がきれいというよりも、縦長版4Kと捉えてください!
JN-282IPS4KPは光沢ディスプレイを採用。非光沢とも比較!
モニターのディスプレイには光沢と非光沢(ノングレア)があります。光沢ディスプレイは非光沢と比べて、コントラストの高い鮮やかな写りが特徴です。また、反射が強く映り込みが気になりやすいという特徴なども持ち合わせています。
ということで実際に非光沢(ノングレア)と光沢ディスプレイの反射度合を比較してみましょう
お互いにGoogleの検索ページを反射する角度で写してみました。
光沢ディスプレイを見ていただくと、Googleという文字がわかるくらいきれいに反射しています。特に暗い画面の場合は反射しやすくなります。それに対して非光沢ディスプレイでは反射しているモニターの画面が反射してはいるもののぼやけるような反射です。
そのため、外の光が差し込んで反射するなどある状況下では光沢ディスプレイの反射は気になることがあります。
しかしこのような暗い環境では、JN-282IPS4KPは非光沢ディスプレイと比較して、ディスプレイの光がダイレクトに目に映るため、コントラストの高い鮮やかな映像表現になります。
例えるなら、すりガラス越しに見る景色と、透明のガラス越しに見る景色が違うのと仕組みは同じ感じですね(これは例なので大袈裟すぎますが)
また、モニターライトを取り付ける方もいるかもしれません。取り付けてみましたがモニターライト自体、反射して写り込まないような設計になっているはずですので問題ありませんでした。
コストカットしつつも、必要な機能と質感高めのスタンド
スタイリッシュなスタンド外観
JN-282IPS4KPのモニタースタンドは、金属製で出来ているため、細くスタイリッシュな見た目ながらも頑丈なスタンドになっています。また3点が地面に接地しますが、すべてゴムが裏についているのでデスクも傷つきにくいです。
モニターにスタンドを付ける方法もとても簡単で、ドライバーなど工具も不要です。もちろん取り外しも楽にできます。
必要な機能を絞って搭載
スタンドは、前後の角度調整と画面の縦回転の2つの機能に対応しています。左右の角度調整や高さ調整はできませんが、できるだけコストカットを実現させるためか、必要な機能を絞って搭載されています。
JN-282IPS4KPのスタンドは上の写真のような前後の角度調整が可能となっています。どの角度にしても安定性には問題なくしっかりと角度も維持されます。
縦画面にした場合でも同じように角度を調整することができます。
縦回転でより情報量が多いモニターに。
このように時計回りに90度回転させることができます。これで縦の情報量が圧倒的に多くなりましたね、スマホの画面に最適化されているようなSNS、Tiktokなどは縦画面のほうが圧倒的に見やすいです。
JN-282IPS4KPは反時計回りには回転できないので、縦にした場合JAPANNEXTのロゴがある太いフレームが左側に来ます。そのためモニターをいくつか並べてデスクに置く際は、JN-282IPS4KPを左側に置くとモニター間のフレームが細くなり、より見やすい画面になります。
JN-282IPS4KPの接続方法について
JN-282IPS4KPは、HDMIポート×2とDisplay Port×2に加えて、オーディオポートを搭載しています。
付属品のケーブルはHDMIケーブルなのでそちらを使用することがおすすめです。もし使用しているPCなどのHDMIケーブルが埋まってしまっている場合などはDisplayPortなどを別途購入し使用することもできます。
モニターの操作ボタンについて
モニターの右下に各種操作ボタンが配置されています。円盤状のボタンを搭載しているモニターのほうが操作が直感的で自分には合っているのですが、こちらの一般的なボタンは役割も印字されており分かりやすいですね、どちらも慣れればよいと思います。
こちらがその円盤状のボタンを採用している機種
JN-282IPS4KPのレビューまとめ
- 縦長3:2で使いやすい
- 3辺フレームレス設計、スタンドや背面もスタイリッシュ
- 縦回転可能のスタンドを採用
- 鮮やかな4K Plusで光沢ディスプレイ
ということで今回レビューしたJN-282IPS4KPは、スタンドの機能面などでコストカットをしつつもディスプレイには光沢を採用したり、3:2の4K Plus解像度だったりと特徴をもったコストパフォーマンス高めの製品でした。
でも「スタンド、高さ調整できたらな~とかType-Cで給電しながらノートPC、スマホの画面写したいな~」そう思った方にこちらあります。このモニター「 JN-282IPS4KP-HSP-C90W」は、JN-282IPS4KPとディスプレイ性能は同じですが機能面でパワーアップしている製品なのでもう少しお金出せそうという方はぜひこちらも選択肢として検討してみてくださいね
JAPANNEXTってどんな会社?
JAPANNEXTは、千葉県いすみ市に本社を置いている日本のコンピューターモニター製造・販売会社です。いすみ市の使われなくなった小学校を本社として再活用されています。
同社は、高品質なモニターを中心に、液晶ディスプレイ、PC関連製品、デジタルサイネージなどを提供しています。
日本メーカーではあるもののコストパフォーマンスに優れてる製品が多いのが魅力的で毎週のように新製品を発表している勢いのあるメーカーです。
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