【レビュー】Canon EOS R10に単焦点レンズ「RF50mm F1.8 STM」作例やキットレンズと比較してみた。
僕は18-150mmの標準望遠のキットレンズをEOS R10で使っているのですが、なにか物足りない。。
ということで購入したのがこちらの単焦点レンズ「RF50mm F1.8 STM」です。
30,000円ほどで購入できるお手頃価格ということで、実際にこのレンズの性能がどうなのか、EOS R10と一緒にレビューしていきます。
EOS R10のキットレンズと比較レビュー
Canon EOS R10に付属してくる標準望遠レンズの「RF-S18-150 IS STM」と比較してみます。
上の画像をタップすると拡大されるので、どのような違いがあるか確認してみてください。
RF-S18-150 IS STMは、50mmに画角を合わせて撮影しています。
RF-S18-150 IS STMのF値は50mmの場合、f/5.6が最開放値なのでボケの差は明らかですね。
どのくらいボケるのか?
RF50mm F1.8 STMは、F値を1.8から22まで調整することができます。上の2つの写真でF1.8とF10で撮影し比較した作例になります。(タップすると拡大されます)
さすがのF値の低さですね。背景が良くぼけていて手前のポールがくっきりと写っています。
夜景モードではボケは少なめ
1枚目は夜景モード(SCNモード)で撮影したもの、2枚目は絞り優先で f/1.8 で撮影したものになります。
RF50mm F1.8 STMには手振れ補正が搭載されていません。EOS R10本体も手振れ補正機能はないので、できるだけ動かずに注意しながら撮影する必要があります。(三脚で固定しなくても撮影できます)
夜景モードで撮影したほうは、HDR補正が聞いているので白飛びを抑えつつも背景の暗い部分も写っています。
ただ、夜景モードで撮影すると、F値は4.0前後になるらしく、f/1.8で撮影するよりもボケは少なくなります。そのためぼかしを優先するか、手軽にきれいな夜景を撮るかで撮影モードを使い分けるのがよさそうです。
RF50mm F1.8 STMの作例
食べ物の作例
食べ物を撮るときにも単焦点レンズは力を発揮してくれます。食べ物にフォーカスすることでよりおいしさや高級感を引き出すことができます。3枚目の写真は奥のナンカレーがボケ過ぎないようにF値は2.8に設定しています。
夜景の作例
なばなの里での作例になります。奥の富士山のイルミネーションにフォーカスすると手前はこんな感じで幻想的にボケてくれます。
なばなの里のメイン通りになります。特にぼかそうとして撮影したわけではありませんが、結構引いた距離で撮影しても手前の方はボケています。
RF50mm F1.8 STMのスペック
画角(水平・垂直・対角線) | 40°00′・27°30′・46°00′ |
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絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.30m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
フィルター径 | 43mm |
最大径×長さ | 約φ69.2mm×40.5mm |
質量 | 約160g |
Canon EOS R10 におすすめの単焦点レンズまとめ
今回レビューしたRF50mm F1.8 STMのメリットとデメリットについてまとめました。
- RFマウントの単焦点レンズでは格安価格
- コンパクトサイズで160gの軽さ
- キットレンズでは写せないボケを表現できる
- レンズ内手振れ補正に非対応
RF50mm F1.8 STMは、2024年11月時点でラインナップされているRF単焦点レンズの中で最安値の3万円台となっています。
レンズ内手振れ補正には非対応で、EOS R10も手振れ補正は搭載されていないので、RF50mm F1.8 STMで動画撮影するのは難しいです。撮りたいという方はこれを機にカメラに取り付けられるジンバルを購入してみるのもいいかもしれませんね。
焦点距離は50mmということで物や風景からポートレートまで様々な状況にも使いやすく初心者にはとてもおすすめできる単焦点レンズでした。
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