【レビュー】 JN-iC34UQ-C6H|モニター長くすれば作業の悩みも解決!34インチ湾曲ウルトラワイドモニター

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デュアルモニターの、あの真ん中のフチ。「これさえ無ければ…」って思ったこと、一度や二度じゃないですよね。

そんな悩みに、JAPANNEXTがひとつのスマートな答えを出してくれました。34インチの湾曲ウルトラワイドモニター「JN-iC34UQ-C6H」です。

アスペクト比21:9の広大な作業領域は、まさにデュアルモニターの快適さをフチなしで実現したもの。動画のタイムラインも、複数の資料も、もうスクロール地獄とは無縁です。

すごいのはそれだけじゃない。USB-Cケーブル1本でPCの充電(最大65W)と映像出力をこなし、おまけに2台のPCを1組のキーボードとマウスで操れるKVM機能まで付いてくる。デスクの上が、驚くほどスッキリするんです。

この一枚の魔法の板が、日々の作業をどう変えてくれるのか。その実力を、じっくり見ていくことにしましょう。

JN-iC34UQ-C6Hを実機レビュー

JAPANNEXT JN-iC34UQ-C6H の主な特徴
  • 圧倒的な作業領域を生む34インチ UWQHD(3440×1440)ディスプレイ
  • シームレスな視界を提供する緩やかな湾曲(R3800)IPSパネル
  • sRGB 99%の広色域で正確な色を再現
  • USB Type-Cケーブル1本で映像出力・データ転送・最大65W給電に対応
  • 柔軟なポジション調整が可能な昇降式多機能スタンド
  • 安心の2年間保証

【外観レビュー】JN-iC34UQ-C6Hの第一印象とデザイン

それでは早速、製品を開封していきます。34インチのウルトラワイドモニターということで、パッケージはかなり大きめですが取っ手がついた段ボール梱包なので、一人で持ち運べるサイズです。

パッケージ内容

JN-iC34UQ-C6Hのパッケージには以下のものが同梱されていました。

  • モニター本体
  • スタンド一式(支柱、台座)
  • HDMIケーブル (約1.5m)
  • USB Type-Cケーブル (約1.5m)
  • USB-B to Aケーブル(KVM用、約1.5m)
  • 電源ケーブル
  • ACアダプター
  • 取扱説明書(日本語対応)
  • 保証書 )

モニター本体のデザインと質感

モニター本体は、ウルトラワイドならではの横長の迫力あるデザインです。緩やかなカーブ(R3800)を描いており、没入感を高めてくれます。

JN-iC34UQ-C6Hのカーブディスプレイ

前から見てもカーブをしているのはわかりますが、自然な感じで使い心地はイイ感じ。

JN-iC34UQ-C6Hの背面

背面はシンプルな設計です。曲線を施したデザインで一体感があります。ロゴの主張も激しくないので良いですね。VESAマウント用のネジ穴(100x100mm)はスタンドの中に隠れています。

LEDライティング

背面はスタンドとの接続部分がLEDライティングされます。オンとオフのみの切り替えが可能で、レインボーカラーにフェード切り替えされていきます。

JN-iC34UQ-C6Hは3辺フレームレスデザインを採用。画面非表示幅が上左右7mmで、下は4mm。ベゼル幅が上左右1.1mmです。
ということはフレーム幅は8.1mm(下以外)ほどになります。フレームレスデザインの中では幅は普通といった感じでしょうか。

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スペック|JN-iC34UQ-C6Hの性能をチェック

JN-iC34UQ-C6Hのより詳細なスペックを公式情報から見ていきましょう。

項目仕様
パネルタイプIPS(湾曲率:R3800)
サイズ34インチ
解像度UWQHD (3440×1440)
アスペクト比21:9
スペックをもっと見る
輝度300cd/m²
コントラスト比1000:1
表示色約10.7億色
色域sRGB 99%
視野角(水平/垂直)178°/178°
リフレッシュレート60Hz
応答速度 (GTG OD時)5ms
HDR対応 (HDR10)
FreeSync対応
フリッカーフリー対応
ブルーライト軽減モード対応
スピーカー3W x2 (ステレオ)
VESAマウント100x100mm (M4x8mmネジ)
消費電力標準: 28W, 最大: 45W, 省エネ: 20W
重量 (スタンドあり)約7.8kg
保証期間2年

このモニターの大きな特徴は、UWQHD(3440×1440)の解像度。フルHDモニターを2つ並べたより小さいですが、フチなしマルチディスプレイみたいになるってことです。

FHD(1920×1080)を2枚並べる(3840×1080)よりも少し小さめのイメージ

いくつもアプリをちまちまリサイズしなくても、そのままドーンと並べておける。この快適さ、一度味わうと元には戻れません。

パネルは、色の再現性に定評のあるIPS方式。sRGBカバー率99%だから、クリエイターが「この色、ちょっと違うんだよな…」って頭を抱えることも減るはず。斜めから覗き込んでも色味が破綻しないのも、地味に、いや、かなり嬉しいポイントです。

さて、リフレッシュレートは60Hzです。事務作業やクリエイティブな用途、動画視聴なら、まったく問題なし。FreeSync対応で、画面のズレやカクつきも抑えてくれます。

でも、コンマ1秒を争うFPSで頂点を目指すなら…素直に144Hz以上のゲーミングモニターを探しましょう。こいつは、あくまで作業効率をブーストさせるための相棒。そこは割り切りが大事です。

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接続性|USB Type-C 65W給電とKVM機能が光る

JN-iC34UQ-C6Hは、現代のワークスタイルにマッチした豊富なインターフェースを備えています。

  • HDMI 2.0 x1
  • DisplayPort 1.2 x1
  • USB Type-C x1 (最大65W給電対応)
  • USB-B x1 (KVM機能用)
  • USB-A x2 (KVM機能用)
  • 音声出力 x1

最大の注目点は、最大65Wの給電に対応したUSB Type-Cポートです。対応するノートPCなら、ケーブル1本を接続するだけで映像出力とPCへの充電が完了。デスク周りを驚くほどスッキリさせることができます。

Galaxy S21UltraとType-C一本で接続

このようにただスマホとモニターをType-CでつなぐだけでデスクトップPCに早変わり。GalaxyのSAMSUNG Dexという機能ですが、Type-C画面出力に対応しているスマホやPC、MacBookなどを充電しながら接続することができるんです。

モニターの設定でアスペクト比を変えることができるので、画面が伸びてしまうことがあるときはこちらから変えてみてください。(なぜか16:9はありませんでした)

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【パフォーマンスレビュー】ウルトラワイド画面で作業効率

複数ウィンドウが余裕で並ぶ!ウルトラワイドの威力

UWQHD(3440×1440)解像度と21:9のアスペクト比が、実際の作業にどれほどのインパクトを与えるのかを検証しました。

ブラウザでWebページを見ながらあまった右画面でYouTubeを見たり、

Adobeソフトを使うときもちょうど半分でillustratorとPhotoShopを開いてみてもどちらも問題なく作業できるくらいの大きさです。

IPSパネルの画質と緩やかな湾曲

sRGB 99%を謳うIPSパネルの発色は非常に自然で、Webサイトの閲覧からクリエイティブ作業まで、あらゆる用途で満足のいく画質を提供してくれます。湾曲率はR3800と緩やかで、画面端の情報も視線移動が少なく自然に視界に入ってくるため、長時間の作業でも疲れにくい印象です。

視野角の広いIPSパネルということで実際に斜めから見てみても、違いがわかりませんね~
普通に使う分に視野角が問題になることはないでしょう。

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多機能スタンドの使い勝手

付属のスタンドは、高さ調整(135mm)、スイーベル(左右各30°)、チルト(-5°~+15°)に対応。柔軟な画面位置の調整が可能です。

チルト調整

スイーベル調整

高さ調整

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使う人には便利。作業を快適にするKVMやPBP/PIP

JN-iC34UQ-C6Hは、単に広いだけでなく、その広さを最大限に活かすための便利機能が満載です。

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KVM機能│PC2台を、キーボード1つで

このモニター、地味にスゴいのが「KVM機能」。

小難しく聞こえるけど、要は「PC2台を、1組のキーボードとマウスで操れる」という、デスクすっきり化の最終兵器です。

設定はケーブルを数本つなぐだけ。あとはボタンひとつで、仕事用のPCからプライベートPCへ、まるで意識だけワープするようにサッと切り替え可能。このスムーズさ、一度体験するとクセになります。

特に、MacとWindowsを両刀使いするクリエイターや、仕事と遊びを同じデスクでシームレスに切り替えたいあなたには、まさに「待ってました!」な機能ではないでしょうか。

PBP/PIP機能の活用法

「あっちのPCの画面、ちょっとだけ見たいんだけどな…」そんなわがままも、このモニターならお手のもの。

PBP(ピクチャーバイピクチャー)を使えば、2台のPC画面を文字通り「左右に並べて」同時に表示できちゃいます。左でMacのデザイン作業、右でWindowsの資料確認、なんていうプロっぽい使い方が1画面で完結。

さらに、PIP(ピクチャーインピクチャー)なら、メイン画面の隅っこにもう1台のPC画面を「ワイプ」みたいに表示可能。メインの作業はしつつ、サブPCで動かしてる動画の再生状況をチラ見したり、何かの処理が終わるのを待ったりするのに最高じゃないですか?

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【比較】JN-iC34UQ-C6Hを競合と比較!

34インチのUWQHDモニターは各社から発売されていますが、JN-iC34UQ-C6Hは特にコストパフォーマンスと機能のバランスに優れています。

スクロールできます
機能JAPANNEXT JN-iC34UQ-C6HDell P3424WELG 34WQ75C-BMSI Modern MD342CQPW
パネルタイプIPS  IPS  IPS  VA  
リフレッシュ
レート
60Hz60Hz  60Hz  120Hz  
USB-C PD
給電能力
65W  90W  90W  98W  
KVM
スイッチ
あり  あり  あり  あり  
付加機能高さ調整スタンド
スピーカー  
高さ調整
RJ45  
高さ調整
RJ45
スピーカー  
高さ調整
スピーカー  
実売価格約51,980円~  約70,801円  約59,800円~80,600円  約68,900円前後  
商品リンク Amazon Amazon Amazon Amazon
※RJ45とは、有線LAN(イーサネット)接続に使用されるコネクタの規格のことです。一般的に「LANポート」や「イーサネットポート」と呼ばれる差し込み口がこれにあたります 。

【レビューまとめ】JN-iC34UQ-C6Hはこんな人におすすめ!

○○評価

📺JN-iC34UQ-C6H

総合おすすめ度:⭐
こんな人におすすめ
  • 複数の資料やアプリを同時に表示して作業する方
  • Webデザイナー、プログラマー、動画編集者などのクリエイター
  • ノートPCとデスクトップPCを併用している方
  • デスク周りをケーブル1本でスマートにまとめたい方
  • デュアルモニターのベゼルが気になる、シームレスな大画面が欲しい方
  • コストパフォーマンスに優れたウルトラワイドモニターを探している方
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JAPANNEXTってどんな会社?

JAPANNEXTは、千葉県いすみ市に本社を置いている日本のコンピューターモニター製造・販売会社です。いすみ市の使われなくなった小学校を本社として再活用されています。


同社は、高品質なモニターを中心に、液晶ディスプレイ、PC関連製品、デジタルサイネージなどを提供しています。

日本メーカーではあるもののコストパフォーマンスに優れてる製品が多いのが魅力的で毎週のように新製品を発表している勢いのあるメーカーです。

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