【スペック解説】Xiaomi 15 Proが登場。Snapdragon 8 Elite搭載の新時代ハイエンドスマホ!!
Xiaomi 15の記事に続きまして上位機種であるXiaomi 15 Proのスペックを紐解いていこうと思います!!
本当はまとめて記事を書く予定でしたが時間の関係で分けた次第です…
Xiaomi 15 Proの簡単なスペック一覧表!!
ディスプレイ サイズ | 6.73インチ 2K有機EL ピーク輝度3200ニト | 2K有機EL ピーク輝度3000ニト | 6.73インチ
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レート | リフレッシュ1- | 120Hz1- | 120Hz
プロセッサー性能 | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Gen 3 |
カメラ性能 | (1/1.31インチ) 超広角5000万画素 (1/2.76インチ) 5x望遠5000万画素 (1/2.51インチ) 10倍ロスレスズーム対応 | 広角5000万画素(1/1.31インチ) 1024段階可変絞り 超広角5000万画素 (1/2.76インチ) 3.2x望遠5000万画素 (1/2.76インチ) | 広角5000万画素
バッテリー容量 | 6100mAh | 4880mAh |
充電速度 有線/無線 | 90W/50W | 120W/50W |
重量 | 213g(通常版)/219g(シルバー版) | 223g(ガラス版)/230g(チタン特別版) |
価格 | 5299元から(11.3万~) | 4999元から(10.7万円~) |
Xiaomi 15 Proの美しいデザイン
Xiaomi 15 ProはXiaomi 15と同じ基本デザインを採用しており、カラバリは左からブライトシルバー、ロックグレー、ホワイトスプルース、グリーンの4色です。前作Xiaomi 14 Proからさらに高級感が上がっているようです。ブライトシルバーのみ表面が波打っており、ケースは選ぶかもしれませんね。また、鏡面仕上げなので指紋は目立ちそうです。
大迫力!!Xiaomi 15 Proの大型ディスプレイ
Xiaomi 15 Proのディスプレイには2K解像度(WQHD+)の6.73インチ有機ELディスプレイが搭載されています。ディスプレイサイズは前作Xiaomi 14 Proと同じですが、ピーク輝度は3000ニトから3200ニトへと向上しています。ベゼル幅も非常に狭くなっておりまるでディスプレイそのものを持っているように感じられるでしょう。
Xiaomi 15 Proのプロセッサー性能は?
Xiaomi 15のプロセッサー(SoC)にはQualcommのSnapdragon 8 Eliteが搭載されています。先代のSnapdragpm 8 Gen 3からは大きく命名規則が変わってしまっているのは、新たにPC向けのプロセッサーに搭載されていた「Oryon」コアを搭載しているためです。どうやら8 Eliteの発表直前まで名前を8 Gen 4にするか8 Eliteにするか迷っていたようです。ちょっと紛らわしいかもしれませんが、慣れるしかなさそうですね。性能面でのお話に戻りまして前述したようにSnapdragon 8 Eliteは前作8 Gen 3から大きく性能が上がっており、Antutu Ver.10ベンチマークテストでは約300万点を超える性能を持っていながら電力効率は45%改善しています。はっきり言って過剰性能と言わざるを得ない状況ですが、大迫力のゲームがより低発熱、低消費電力で快適に遊べるようになるのは嬉しいところです。もちろん原神などの超重量級ゲームだって余裕で快適に遊べます。
当然、それらの超高性能での快適なゲームプレイを支える冷却機構も面積こそ非公開ですが写真からはかなり大型と見えるベイパーチャンバーを搭載していることによって原神であっても1時間のゲームプレイで平均59.6FPS動作でのゲームプレイを実現しています。Xiaomi 15は59.9FPSに比べて若干劣る結果にはなっていますが、ほぼ張り付きでの安定した動作が可能です。
Xiaomi 15 Proのカメラ性能
Xiaomi 15 Proのカメラ性能は前作Xiaomi 14 Proから望遠カメラが大幅に強化され、画角も3.2倍から5倍のペリスコープ望遠カメラに変更されています。また、なんとメインの広角カメラについていた1024段階の可変絞りが廃止されてしまっています。個人的にここはかなりの残念ポイントです…
Xiaomi 15のカメラ性能の詳細
Xiaomi 15 Proのメインの広角カメラ(23mm)には5000万画素のOmniVisionのLightFusion 900(1/1.31インチ)が前作Xiaomi 14 Proに引き続き、搭載されています。また、前作同様、全カメラにライカのズミルックスレンズが採用されているため、ライカカメラと同様の表現力を再現できる素晴らしいレンズが採用されています。特にライカ特有の美しい色調表現には目を見張るものがあるでしょう。F値はF/1.67と比較的明るめのレンズとなっています。F値はF/1.44と信じられないくらい明るいレンズを搭載しているようです。前作のXiaomi 14 ProはF/1.42-F/4.0間の1024段階での可変絞り機構がついていたのでここは大幅に劣化してしまっているのは非常に残念な点です…もちろん、OIS(光学式手振れ補正)もついています。今時ついていないほうが珍しいですが…
Xiaomi 15 Proの超広角カメラ(14mm)には公式発表がなかったため、確定情報ではありませんが前作Xiaomi 14 Proと同じであればSamsung“ISOCELL JN1″(1/2.76インチ)。変更されていればSamsung“ISOCELL JN5″(1/2.76インチ)が搭載されている可能性が大変高いです。いずれにせよセンサーサイズ的にも他のセンサースペックにしてもほぼ同じものですのでほぼ性能向上はないとみていいでしょう。レンズも前作同様ライカのズミルックスレンズで、F値はF/2.2と標準的な明るさのレンズとなっています。超広角カメラということもあってOIS(光学式手振れ補正)はついていません。
Xiaomi 15 Proの5倍(120mm)のペリスコープ望遠カメラには前シリーズのフラッグシップモデルであるXiaomi 14 Ultraの5倍のペリスコープ望遠カメラにも搭載されていた5000万画素のSONY “IMX858″(1/2.51インチ)が搭載されています。ここは前作Xiaomi 14 Proでは3.2倍(75mm)の普通の望遠カメラかつ、センサーも5000万画素のSamsung”ISOCELL JN1″(1/2.76インチ)だったので大きく強化されています。もちろん、OIS(光学式手振れ補正)も搭載されています。今時ついていないほうが珍しいですが、同社のXiaomi 14T Proの3.2倍(75mm)の望遠カメラなどついていない機種もあったりするので注意です。F値はF/2.5とXiaomi 14 Ultrtaの5倍(120mm)のペリスコープ望遠カメラと全く同じ明るさのレンズとなっています。30cmまで寄れるマクロ機能にも対応しているので接写にもかなり強いです。10倍(240mm)のロスレスズームにも対応しているのも前作Xiaomi 14 Proから大きく進化しています。
Xiaomi公式の作例画像はこちら⇩
Xiaomi 15 Proのバッテリー&充電性能
Xiaomi 15 Proは前作のXiaomi 14 Proの4880mAhから大幅にバッテリー容量が増加した6100mAhのバッテリーを搭載しています。正直ここまで増えるとは予想していなかったので個人的には嬉しいサプライズですwSnapdragon 8 Eliteは8 Gen 3から大幅に電力効率が改善されているため、バッテリー容量の爆増と相まって素晴らしい電池持ちを持っていると予想されます。
また、充電速度は90Wと前作のXiaomi 14 Prの120W充電には速度こそ及びませんがワイヤレス充電でも50Wとかなり高速な充電速度を実現しています。15Wまでのリバースワイヤレス充電ができるのも地味に便利なポイントです。ただし50Wの超高速なワイヤレス充電には専用のワイヤレス充電機が必要なのは注意です。
Xiaomi 15 Proの防水防塵性能&重量
Xiaomi 15 Proは水没にも耐えられるIP68の防水防塵性能を搭載しています。ここは前作Xiaomi 14 Proも同じく対応していたので、雨の日でも安心して使えるのは地味ながらうれしいポイントです。近年は海外市場ではIP68対応のスマホは増えてきた印象ですが、メーカーによっては全く対応機種がないメーカーもあるので対応しているのは大きなアドバンテージです。
なお、重量は通常版が213g、シルバー版のみ219gとなっています。いずれにしても前作Xiaomi 14 Proの通常版が223g、チタニウムの特別版が230gだったので大幅に軽くなっていますね。
Xiaomi 15 Proの生体認証
Xiaomi 15 Proは生体認証面ではXiaomi 14 Proからかなり大きな進化を果たしています。なんと!今までのXiaomiスマホでは権利関係などで軒並み超音波式に比べ、認証速度や認証制度で大きく劣る光学式を画面内指紋認証に採用していたXiaomiでしたが、ついにXiaomi 15は超音波式の画面内指紋認証に対応しました!!光学式の画面内指紋認証では認証時にディスプレイの一部分が発光するため、夜間時にまぶしかったり、強い直射日光下では認証が出来なくなったり、認証速度が若干遅かったりしましたが、超音波式になったことにより、本当に一瞬だけ触れていれば解除できるようになりました!ここは地味ながら本当に大きな進化だと思いますね。それに加えてインカメラを使った2D顔認証にも対応しているので超快適な認証ができるでしょう。
Xiaomi 15 Proの価格
最後にXiaomi 15 Proの価格についてです。価格は前作Xiaomi 14 Proから200元(約6000円)値上げして5299元から(11.3万~)となっています。若干値上げしたとは言え、この価格とは思えない素晴らしいスペックを実現しています。
記事ソース元こちら⇩
https://www.mi.com/prod/xiaomi-15-pro
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