【レビュー】まるでユニコーン!CVJ Candyが質感も音質も最高だった!

皆さんこんにちは。雪餅ゆきっちです。今回は、オーディオマニアには御用達のオーディオメーカー、CVJから発売されたCVJ Candy(4.4mm)をH HIFIHEAR KB EAR Official様(https://x.com/KBEAR40383392?t=cSmWhpGaXKdf_H6ITp0Hig&s=09)のプレゼント企画にて、いただきましたのでレビューしていきたいと思います!
そもそもイヤホンのリケーブルって??
まずはここからですよね。簡単に説明いたしますと、多くのイヤホンはケーブルが外れませんのでケーブルを変えるなんてことはできません。ですが、世の中のお高めのイヤホンや本格派のイヤホンは様々な端子形状こそあるものの、ケーブルを外して取り換えることが出来るようになっています。このリケーブルすることのメリットとしては、ケーブルが断線した際に安くイヤホンを修理できることやケーブルをより質の良いものに変えて音質を底上げしてあげたり、音の傾向を自分の好みに近づけることが出来ることが出来ることなどがあります。
CVJ Candyのスペック詳細を見ていこう!

製品名 | CVJ CANDY |
線材 | 無酸素銅?8芯銀メッキ線(純度非公表) |
選択可能なコネクタ | 2Pin/MMCX/QDC 2Pin(KZ Type C) |
選択可能なプラグ | 3.5mm/4.4mm |
選択可能な長さ | 1.2m |
重量 | 41g |
CVJ Candyのスペックですが線材の詳細に関しては8芯銀メッキ線であることくらいしか公開されていません。純度に関しては不明ですがおそらく価格からみて単結晶銅ではなく、無酸素銅が使用されているものと予想されます。
CVJ Candyをいざ開封!!

KZなどのイヤホンのパッケージほどの大きさの黒いパッケージに入って届きました。配送の過程で少し凹んでしまっていますが…

などを箱を開けるとケーブルがプラスチック製のハードケースに入れられて出てきました!数々のケーブルを買ってきてますがこのタイプは初めてですね…プラスチック製のハードケースはイヤホンとケーブルを収納して持ち運ぶのに非常に適した大きさとなっています。かなり作りも良く、金属製のヒンジに丈夫なロック機構が付いているハードケースとなっています。そこは良いのですが個人的にはケース内部に衝撃吸収用のクッションが付いていなかったのが少し残念ですね…このケースで持ち運ぶ方はゴムシートなどを中に敷かれることをオススメします。
CVJ Candyのパッケージ内容を確認!!

パッケージ内容はこちらとなっています。ハードケース、ケーブル本体、4.4mmの交換プラグが付いていました。必要な方は3.5mmプラグ付きモデルを選びましょう。今回は2pin 4.4mmプラグモデルを選択しました。

まず、第一印象としてケーブルの被膜が非常に美しいと感じました。まるでユニコーンのような色味となっていますね。私が買ってきたケーブルの中でトップクラスにビジュアルが美しいです。プラグ部とスライダーもかなりしっかりとした作りになっていて、おそらく亜鉛合金で作られているため、重量感もあって高級感がありますね。ケーブルの編み込みもかなり丁寧に編み込まれていて非常に品質が良いです。ケーブル自体は少し固めなので取り回しでは若干劣ります。ケーブルをまとめるためのホルダーもついていて非常に親切ですね。
さていよいよ実際に繋げて音を聴いていこうと思います。
非常に品質が良いので音質にも期待が膨らみますね。
CVJ Candyの音質評価まとめ

CVJ Candyの音質は一言で言えば「低域がより重くなり、かつ高域がより高く伸びるようになる派手目の
音質」だと感じました。基本的には銀メッキ線特有の特徴といった印象で傾向がより、若干寒色寄りによる印象です。低域と高域の迫力が増すので迫力が欲しい方にオススメだと感じました。音質自体は価格相応に感じましたが、ビルドクオリティーと見た目が非常に美しいので青系統の見た目のイヤホンにオススメです。
音質傾向
低域寄り | 〇〇〇●〇 | 高域寄り |
暖色寄り | 〇〇〇●〇 | 寒色寄り |
迫力重視 | 〇●〇〇〇 | 繊細寄り |
音場狭め | 〇〇●〇〇 | 音場広め |
解像度低め | 〇〇〇●〇 | 解像度高め |
手持ちのイヤホンとの組み合わせでの評価
KZ PR2(後期型)×CVJ Candy×FIIO BTR13(ハイゲイン)

まずは、KZ PR2(後期型)とFIIO BTR13のハイゲインでの組み合わせでの評価です。平面磁気駆動型ドライバーの醍醐味である透き通るように伸びる高域がさらに強調され、低域の量が増えたことでよりドンシャリバランスに近づきました。非常に音場も広く素晴らしい組み合わせだと感じました。FIIO BTR13のローゲインではやはり平面磁気駆動型ドライバーのイヤホンは鳴らしきれない気がしますね…
KZ ZAX×CVJ Candy×FIIO BTR13(ローゲイン)

次にKZ ZAXとの組み合わせでの評価です。1DD+7BA構成のKZ ZAXですが、発売から5年たった2025年現在でも唯一無二ともいえる素晴らしいドンシャリ好きには堪らないイヤホンとなっています。CVJ Candyとの組み合わせではドンシャリサウンドがさらに強化され、低域がさらに深く沈み込み、高域がより高く伸びるようになり、非常に相性の良い組み合わせだと感じました。やはり、KZ ZAXは廃れませんね…後継機ともいえるイヤホンが登場していても尚、ぜひ手に取っていただきたいイヤホンです。
KZ ZA12×CVJ Candy×FIIO BTR13(ローゲイン)

最後に登場したばかりのKZ ZA12(近日中にレビュー予定)との組み合わせでの評価です。KZ ZA12は2DD+4BA構成のイヤホンとなっていますが、この組み合わせではかなりBA特有の高域が伸びてくる低域が大人しくなる組み合わせに感じました。
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