【Xiaomi Pad Mini レビュー】Android界のiPad Miniになり得るタブレット

今回はシャオミから発売された小型タブレットである【Xiaomi Pad Mini】を購入したので、レビューしていく。

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タブレットの選択肢が少ない
タブレットを買うときにみんなはどの会社が、どの製品が浮かぶかと聞かれると【iPad】一択みたいな世間一般的な風潮があるように思う。その原因としてAndroidタブレットの性能の低さと有名な会社がタブレットを発売していないのが挙げられる。
しかし
最近のAndroidタブレット市場は多種多様なタブレットが増えていて、日本では特にGalaxyとXiaomiの企業が高スペックタブレットからリーズナブルな価格帯のタブレットまでたくさん発売されている。そこで今回は、自分の好きなブランドであるXIaomiから登場したまるで【iPad mini】を狙い撃ちしたかのような最高の対抗馬である【Xiaomi Pad Mini】を購入することにした。
Xiaomi Pad Miniのポイント


Xiaomi Pad Miniの特徴をまとめるとこんな感じ
- 8.8インチのコンパクトサイズ
- Antutu250万点越えの高スペック
- 3k 165hzの超高精細なディスプレイ
- タブレットなのに67w充電に対応
- Xiaomiのエコシステムを享受できる
- 8万円あればお釣りが出てくる
とまぁこんな感じ。Xiaomiらしい「僕が考えた最強のタブレット!」といったロマン感とちゃんと実用的な面を持っているXiaomiに堅実なタブレットと言えるだろう。最近のXiaomi HyperOSによるApple製品との強力な接続もできるのでここら辺も見ていきたところ。
購入特典がいっぱい


今回は、発売からすぐのタイミングに購入したので、早期購入特典をたくさんもらった。一つひとつ紹介していく。
カバーとスクリーンプロテクターをもらえるのはすごく嬉しい。何せ非公式の製品ではなくXiaomi公式が本体のために作ったものなので安心感が半端ない。普通に買うと二つで4000円するのでこの時点で十分嬉しかったが、それに加えて発売するときに同時購入をすると1万円割引を効かせて4980円で購入することができる。金額で言うと14000円くらい割引をしてくれているようなものなので、iPadと違い別途購入する必要がないのは嬉しい。
Xiaomi Pad Miniのいい点、悪い点
ここで一旦僕が実際に使って思ったことをまとめておく。これらの詳細な部分をこの下に書いていくので、これらの点を頭に入れて読んでもらいたい。
いい点 | 悪い点 |
---|---|
・iPad Mini安い ・67w急速充電対応 ・給電機能あり ・ちょうどいいサイズかん ・公式スタイラスペンあり ・コンパクト | ・価格がiPad Miniに近い ・GPSが搭載されていない ・給電機能のやり方が少しややこしい。 |
Antutuの実証値は噂より高かった。
みんな大好きAntutuベンチマーク。このアプリを使えばどのくらい性能があるのかを可視化することができる。結果としては、


Xiaomi Pad Miniの実際の操作感


Xiaomi Pad Miniで自分が最近やっているゲームをいくつか試してみたから、それらの結果を書いておく。
バンドリ


バンドリは、8.5周年ということでスマホゲーとしてはかなり前から存在するゲームだが、このゲームに3Dライブなるものが存在していて、このモードが重い。普段使ってるPixel 9 Proだとカクカクしてしまうことがあったり、音がズレるという音ゲーでは許されないことが多々あったが、そんなこともなく Xiaomi Pad Miniはしっかりと動作してくれている。快適。
レーシングマスター


広告がAIで作った曲で有名なレーシングマスター。このゲームはその名の通りカーレースのゲームになっている。広告は変な中華ゲー感が半端ないが、ゲームとしては面白いのでちょこちょこやっている。そんなこのゲームもまぁ重い。そんなゲームで画質を最高設定でプレイしてみたが、モニターのタッチ感の良さと、処理性能の高さから快適にプレイができているのでいつも以上に楽しくプレイできた。快適
マイクラ


みんな知ってるサンドボックスゲーム。正直スペックが関係するかはわからないが、特に不具合もなく動くので、旅先でサクッと遊びたい時はすごくいい。画面のコンパクトさがちょうどよく、スマホでプレイするよりも遊びやすいので、いいかんじ。快適。
Xiaomi Pad MiniのType-Cは二つある
横向きでも縦向きでも使いやすいようになんとXiaomi Pad Miniには二つもType-Cが付いている。どちらも専用の充電器で充電を試してみたところ67W充電を使うことができたので、スタンドに立てかけてPCライクで有線キーボード、マウスを使いながら、別ポートで充電をできるのはかなり魅力的。サイズ感が小さいから作業しずらいという意見は一定数あると思うが、隙間時間でサクッとやる作業にはもってこいの機能だと感じる。


1つ目のType-C


もう一方のType-C
Xiaomi Pad Miniのヌルヌル画面


165hz対応の画面はやっぱり綺麗。正直、そこまでhz数は必要かと思っていたが、実際に使ってみるとヌルヌル動くのでホーム画面を触るのが楽しい。一応画面の設定で推奨設定がデフォルトになっており、場面ごとにhz数が変化しているはずなので、常に165hzというわけではないが、逆にその方がバッテリー持ちが良くなるのでありがたい。
Xiaomi Pad Miniの充電機能がやばい0


充電機能が充実してるXiaomi Pad Miniは、67wの充電が使えるだけでなく、なんとリバース充電に対応。18wで出力をできるらしいので、出先でスマホのバッテリーがない時の緊急用として使えるのが嬉しい。また、給電機能が搭載されており、バッテリーを介さずに直接電力を使ってバッテリー劣化を抑えながら端末を使用することができるので、すごく良い。
この機能のおかげでこのスペックを活かしたゲームをする際にバッテリーの寿命を気にせずに使えるのはいい。
給電のやり方


やり方は簡単で、ゲームモードに使いたいアプリを入れて、ゲームモードのサイドバーから下の画像のやつを選択すれば給電機能の利用が可能になる。
このやり方をしないと給電モードにならないので、給電モードに簡単に移行できるショートカットなどが欲しいところ。
Xiaomi Pad MiniにはGPSが搭載されてない


これは個人的に残念なポイント。この小ささでGPSがあれば先述した給電機能も併せて最高のカーナビ利用タブレットとしての選択肢にもなったが、GPSが付いていないため、ナビを正常に利用することはできない。
GPSがなくともマップから検索などは行えるので地図帳としての利用なら十分だろう。
ただ!!!
外付けのGPSを使えばカーナビとして利用するGPSをつけれるのでナビとして利用することができる。その際に生きてくるのが二つのType-Cだろう。本来は、モニターに繋ぎながらキーボード、充電を行えるのがメリットのはずだが、こういった拡張性の高さを逆に利用して必要な部分を補えるのはかなり強い。
総評


最近盛り上がりを見せているAndroidタブレット界。今までのiPad一強時代にメスを入れるような性能、機能があるXiaomi Pad Miniは、個人的には最高にGood。簡単な作業からゲームまで、そして程よいコンパクトさがあることによって誰にでも求められるようなタブレットに近づけたと僕は思う。しかし、GPSが非搭載であることが本当に惜しい。GPSをつけるとこの性能の場合、値段がライバル(勝手に思ってる)機であるiPad Miniを上回ってしまうため、削ることになったのだろうと考えている。しかし最小構成から256GBとiPad Miniの倍ながらも最小構成同士での価格では少し安いので、かなり素晴らしい。次にこんなタブレットが出る時には是非GPSを搭載して欲しい。
また、Xiaomi Hyper OS3の機能でMacとの接続などの機能は後々別記事で上げるので、みんなよろしく。
こんなところで今回は終わろうと思う。
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