【レビュー】ポケットからさっと取り出せるコンパクト撮影用ライト│サンワダイレクト 800-LED099

フリマアプリ用の商品写真、SNSにアップする料理の写真、VLOGでの自撮りショット。もう少しクオリティを上げたいのに、なぜかパッとしない…。その原因は、多くの場合「光」にあります。でも、本格的な照明機材は大きくて難しそう、と思っていませんか?
今回ご紹介するサンワダイレクトの「800-LED099」は、そんな悩みを一瞬で解決する魔法のようなアイテムです。驚くほどコンパクトなこのライトは、お使いのスマートフォンやカメラ、三脚に手軽に取り付け可能。これひとつポケットに入れておくだけで、いつでもどこでも、被写体の魅力を最大限に引き出す「リッチな写真」を撮影できるようになるという。実際にレビューして検証していきます!
この記事は提供を受けて制作しております。記事内容は編集部の独立した見解に基づいています。
まず、何者だ?スペックと第一印象
まずは製品の全体像を把握するため、開封の儀から始め、その心臓部であるスペックを確認していきましょう。
箱を開けると、ライト本体、充電用のUSBケーブル、そして取扱説明書というシンプルな内容物が出てきます。本体を手に取ってみると、その軽さとコンパクトさに驚かされます。

手に納まりきる大きさで、スマホの半分くらいの重さくらいに感じます。
表面全体すべてライト部分になっています。さらさらとしたマット調になっているので、撮影に適したソフトな光を出すことができそうです。


背面にはボタン類が備わっています。真ん中に電源ボタン、左右は明るさ調整、上下は色温度調整で、直感的に操作することができるようになっています。
ちなみにボタンは押すとカチッとなるので、動画を撮影しながら色温度や光量を調整しようとすると音が入ってしまうと思います。
背面の質感はプラスチックですので、特に高級感などを感じることはありませんが、ストライプのデザインやマットな質感を出していて安っぽさを抑える工夫をしているのがうかがえます。
見た目や触り心地だけでなく、その性能も重要です。以下に主要なスペックをまとめました。特に注目すべきは「演色性」の項目です。
| 項目 | 性能 | 解説 |
| 製品名 | LED撮影ライト 800-LED099 | コンパクトで多目的に使えるLEDライト |
| サイズ | 約W110×D70×H17.5mm | 名刺入れより一回り大きい、ポケットにも入るサイズ感 |
| 重量 | 約102g | 最新のスマートフォンより軽い!持ち運びは全く苦にならない |
| 明るさ | 最大約250ルーメン | 顔を照らすには十分。デスク全体を照らすには力不足かも? |
| 色温度 | 2700K~6500K | 暖かみのある電球色から集中力を高める昼光色まで自由自在 |
| 演色性 | Ra90 | この価格帯では驚異的!肌や物の色を自然に再現する力の指標 |
| 電源 | 内蔵バッテリー / USB給電 | バッテリー駆動で最大5時間。PCに繋ぎながらも使える2WAY |
| 取り付け | 1/4インチネジ穴 | カメラ三脚やスマホ用スタンドに固定可能で汎用性◎ |
すなわち、800-LED099が搭載する「Ra90」というのは光の質が良いということになります。多くのユーザーはライト選びの際に「どれだけ明るいか」を重視しがちですが、この製品は「どれだけ光が良いか」という、より本質的な問いを投げかけてきます。Ra90の光を一度体験すれば、撮影した商品の色が実物通りに再現されたりする違いを明確に感じられるはずです。
実際にはどのような写りになるのか、これからじっくりレビューしていきます。
実使用レビュー│本当に「使える」のか?
スペックや比較分析も重要ですが、本当に知りたいのは「実際のところ、どうなのか?」という点でしょう。ここでは、具体的な3つのシナリオで本製品の実力を検証します。
物撮りで差がつく一枚を
次に、フリマアプリへの出品などを想定した小物撮影です。ここでは高演色性(Ra90)が真価を発揮します。キーボードのアームレストやシャーペンなどを撮影してみました。




室内の照明だけではくすんで見えがちだった商品の色が、ライトを当てることで鮮やかに、そして忠実に再現されます。特に、微妙な色の違いが重要なファッションアイテムやコスメの撮影では絶大な効果を発揮するでしょう。影のコントロールも容易になり、商品の立体感やディテールを際立たせた、プロのような一枚を誰でも手軽に撮影できます。
スマホのライトや蛍光灯の光って、白色ですよね。それに対してSanwa 800-LED099は色温度を変えることで、上の写真のような温かみと雰囲気のある写真を撮影することができるんです。
いろんな使い方をしてみた
スマホのセルフィーライトに!

こんな感じでスマホをクリップで挟むことで高性能なセルフィーライトとして使うことができます。ライブ配信で自撮りをしたり、フラッシュが使えないセルフィー動画撮影にも便利なのではないでしょうか。


クリップもそれ用に作られているため、真ん中にカメラがあるスマホでも、穴が開いていてちょうどそこの部分は干渉しないような作りになっているので問題ありません。
挟む力で画面に影響がないか心配な部分も少しありますが、クリップは指を挟んでも痛くないくらいなので、大丈夫なのでしょう。
カメラのアタッチメントとして


これカメラの上部のアタッチメントとしてつけることもできます。ネジでしっかりと固定できますので、落ちてしまう心配はありません。カメラのフラッシュも白色の強力な光で撮影されるだけですので、Sanwa 800-LED099を使用することでソフトな光で温かみのある写真撮影ができます。
使っているうえで何かに干渉することもなく便利な使い方です。
クリップ自体、簡易スタンドにもなる

クリップ自体を簡易スタンドとして使うこともできました。角度は上の写真くらいまでなら倒れることはありませんでしたよ。
スマホ用三脚にも使える!
Sanwa 800-LED099は形が四角いということで、こんな感じでスマホ用の三脚にも使用することができました。

セルフィーライトには丸いものもある中で、この角ばったデザインがこんなところで生きてきました。


ただ、スマホより分厚いため、このようにスマホほどがっちりと挟むことはできませんが、少々揺らしても落ちることはありませんでした。
また、写真2枚目のように中心からずらすことで三脚をつけながらボタンもすべて押すことができました。
カメラの三脚には付けれたけど、、

なぜかグラグラします。カメラの三脚に直接ネジでつなげてみたのですが、深さが三脚のオスのネジよりも足りないみたいで奥まではいりませんでした。

1ミリ~2ミリ未満、入らないくらいなので、抜けてしまうことはないのですが、その1ミリでもぐらついてしまうんですね。
オンライン授業やMTに使える?
モニターに挟むことで、オンライン授業などで使うことができるのかやってみました。

そもそもこの使い方は説明書には乗っておらず、私自身の使い方になります。
アタッチメントはクリップを取り付けて、それをモニターの上に挟んでみます。

このように挟むことができました!ただ注意点があります。
モニターのディスプレイのような精密機器はクリップの圧力が加わると悪影響がある可能性もあります。つける際にはフレームの画面非表示領域につけるようにしてください。(それでも安全かどうかはわからないので自己責任です)
ライトを使うことで顔全体が均一に明るくなり、目の下にできがちな不健康な影が軽減されます。また、Ra90の高演色性のおかげで肌色が自然に見ます。
デスクライトとして使えるのか
「これ一台でデスクライトも兼ねられるのでは?」と考える人もいるかもしれません。そこで、手元のキーボードやノートを照らすデスクライトとしての性能も試してみました。


一見すると、どちらがデスクライト??って思ったのではないでしょうか?
そのくらい明るさは十分です。
ただ実用性という面で見ると、広い作業領域をカバーするには横長のデスクライトと比較して明るさの範囲は狭めですね 。勉強や長時間の読書に推奨される照度(500~1000ルクス)や、広い範囲を均一に照らすJIS規格AA形といった本格的なデスクライトの基準には及ばないといったところ。

あくまで「撮影用」のライトであり、デスクライトとして使用するということならば、外出先のカフェやホテルで使用するときに、ケーブルレスというメリットを生かせるというところくらいではないでしょうか。

また、精密機器であるモニターにクリップで挟み込む形になるので自己責任です!もしデスクライトで使用するのであれば、三脚に取り付けたり、ほかのものに挟んで照らしたりするのが良いです。
使い勝手はどう?
スペックの優秀さを確認したところで、次は実際の操作性や機能性を詳しく見ていきましょう。
色温度のコントロール

色温度は2700から6500Kの範囲で5段階調整可能です。この数字だけではピンとこないかもしれませんが、2700Kはカフェなどで使われる暖色系の電球の色に近く、リラックスした雰囲気のビデオチャットに最適です 。一方、6500Kは晴れた日の日中の光に近く、集中したい作業や、物の色を正確に見せたい場合に適しています 。シーンに合わせて光の色を自在に演出できるのは、大きな魅力です。
無段階調整ができないということで極めて細かな色温度の調整ができないのがデメリットですが、その細かいところは編集でいくらでも調節できるという点でカバーできそうです。
バッテリー式でUSB給電にも対応

本製品は内蔵バッテリーにより、最大で約5時間の連続使用が可能です 。これは最低光量での数値ですが、電源ケーブルから解放されてどこでも使えるという携帯性は最高ですね。
さらに、USB給電にも対応しているため、PCのUSBポートやモバイルバッテリーに接続すれば、バッテリー残量を気にすることなく長時間の使用が可能です 。自宅のデスクではUSB給電で常設し、外出先ではバッテリーで駆動させる、といったハイブリッドな使い方ができるのは大きなアドバンテージです。
結論│SANWA 800-LED099は「買い」なのか?
サンワダイレクト 800-LED099
- フリマアプリやSNSの投稿者: 商品や料理の写真を、もっと魅力的で「映える」一枚にしたい人。
- Vloggerやライブ配信者: 屋内外を問わず、手軽に持ち運べる高品質な自撮り用ライトを探している人。
- リモートワーカーや学生: Web会議やオンライン授業で、自分の顔色を明るく健康的に見せたい人。
- 「良い光」の入門者: 本格的な照明機材はハードルが高いけれど、低予算で写真のクオリティを格段にアップさせてみたい人。
「800-LED099」の魅力は、何と言ってもその「光の質」。3,000円台という価格帯でありながら、プロの現場に迫る演色性Ra90を実現している点は驚きです。これはつまり、「被写体が持つ本来の色を忠実に描き出す光」を、驚くほど手軽に扱えるということなんですね。
そして、その高品質な光をスマートフォンより軽いコンパクトなボディでどこへでも持ち運べる。この「光の質」と「圧倒的な携帯性」が両立していることで、撮影の自由度は格段に向上します。
もちろん、万能なわけではありません。部屋全体を照らすような本格的なデスクライトの代わりにはならないし、光量や色温度は無段階ではなく5段階調整だったり、、そこは割り切りが必要です。
ですが、「いつもの写真や動画のクオリティを手軽に、それでいて劇的に向上させたい」という明確な目的があるのなら、これは価格を遥かに超える価値があるのではないかと思います。コストを抑えつつクリエイティブの質を高めるための、実にスマートな一台と言えるでしょう。


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