大変貌した新Xperia!Xperia 1 Ⅵの実力やいかに…

  • URLをコピーしました!

当サイトはアフィリエイトリンクを使用しています

スポンサーリンク

我らが国産ハイエンドスマホである Xperia から遂に”Xperia 1 Ⅵ”が登場いたしました!
AQUOSからR9 proが不在となっている今、カメラスマホとしてどんな進化を遂げたのか!?早速見ていきましょう!

本日のおすすめ商品

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM5

息を呑むような”design”

Xperiaの魅力の一つと言ってもいいデザインですが基本的には前作1 Ⅴからの系譜を継いだデザインとなっています。変更点としてはカメラバンプの色が前作の1 Ⅴのブラック色から本体カラーと同じ色へと変更されたくらいです。カラバリとしては前作1 Ⅴのブラック、プラチナシルバー、SIMフリー限定色のカーキグリーンに加え、新たにSIMフリー限定色としてスカーレットが追加されました。スカーレットはかつてのXperia XZ Premiumのロッソによく似た色味をしていますね。

スポンサーリンク

21:9 4K廃止でちょうどいいディスプレイ

Xperia 1 Ⅵのディスプレイには6.5インチフルHD+有機ELディスプレイが搭載されています。
前作Xperia 1 ⅤまでのXperiaの代名詞ともいえる21:9比率の4Kディスプレイは廃止され、19.5:9という競合他社であるアップルのiPhoneやサムスンのGalaxyなどと同じ比率になり、縦長さは抑えれています。縦長過ぎないため、インスタやTikTokなどの縦画面SNSでも左右が見切れず、使いやすいでしょう。画面輝度も公称値では1.5倍に上がっているため、直射日光下でも更に見やすくなっており、
実測では1310ニトを実現しています。これは競合他社のXiaomiのXiaomi 14 Ultraの1281ニトやOPPOのOPPO Find X7 Ultraの1165ニトを上回る輝度を実現しています。

リフレッシュレートも前作Xperia 1 Ⅴまでは120Hzと60Hzの固定でしたが今作Xperia 1 Ⅵからは1-120Hzまでの可変リフレッシュレート(LTPO2.0)に対応し、省電力性能が大幅に改善されています。

解像度自体は4K(3840×1644)からフルHD+(2340×1080)/396ppiと聞こえでは大幅に落ちていますが、実際は誤差程度とみていい差です。そもそもですが今までのXperia 1シリーズに搭載されてきた4Kディスプレイは厳密に言えば4Kではありません。正確に言えば4Kのドット数とは(3840×2160)です。ですが、今までのXperia 1シリーズに搭載されてきた21:9比率の4Kディスプレイのドット数は前述した通り、(3840×1644)です。つまり、横方向へのドット数が足りないのです。ちなみにXperia XZ2 Premiumまでに搭載されていた4Kディスプレイのドット数は(3840×2160)ときちんとした4K解像度を持っています。

そもそも論にはなりますがXperiaに搭載されている4Kディスプレイは4K解像度が必要な場合(YouTubeや映画視聴など)以外では電池の消耗を極力抑えるために基本的にはフルHD+に解像度を抑えて動作していました。重ねてスマホサイズのディスプレイでは4KとフルHD+の違いを見分けるのは困難です。普段使いではフルHD+になったとて、ほぼ変化は感じ取れないと言えるのです。

また、4Kディスプレイは構造上、画面輝度を上げづらく、画面輝度が比較的暗かったため、
少ないデメリットより圧倒的に多いメリットを取ったのは素晴らしい点です。

スポンサーリンク

“オーディオスマホ”過ぎる!こだわりのオーディオ性能

Xperia 1 ⅥのスピーカーにはSONY独自開発のフルレンジステレオスピーカーが搭載されています。また、フルエンクロージャー構造になっており、競合他社のスマホにありがちな不快な本体の共振などが抑えられているため、クリアで豊かなサウンド体験を楽しめます。数あるスマホの中でもトップクラスに良いスピーカー音質を持っているため、音楽視聴や映画鑑賞などにも最適です。スマホであることを忘れるような音質です。
前作Xperia 1 Ⅴからも70Hz〜170Hzの低音域の音圧レベルが20〜80%、10kHz辺りの高音域の音圧レベルも10〜25%向上しており、大きく低音域の迫力が上がっています。

Xperiaお得意のイヤホンジャックも継続採用されており、前作Xperia 1 ⅤからDACチップやアンプなどのオーディオICがより、高音質なものに変更され、重ねて基板回路の設計も大幅に変更されており、アンプからイヤホンジャック部までの距離も最短距離になっています。また、LRの音声信号の配線を見直し、干渉をより低減しています。重ねて、グランドの抵抗を徹底的に低減し、チャンネル間のクロストーク(音の混ざり)が前作Xperia 1 Vと比較して約50%低減し、空間表現や低音再現がより向上しています。

オーディオにこだわる方はXperia一択と言ってもいいくらいですね。SRC(24bit/48kHz制限)を回避してのLDACコーデック使用時のワイヤレス出力時に24bit/96kHzや有線出力が出来るのもXperiaの特権ですね。

スポンサーリンク

ストレス知らずの超パワフルな最高レベルのSoC性能

Xperia 1 ⅥのSoC(CPU)には現時点で世界最高峰レベルの性能を誇るQualcomm社製Snapdragon 8 Gen 3が搭載。Antutu V10のベンチマークテストでは約200万点と現状スマホゲームの中でも最重量級ゲームとされる「原神」の最高画質設定に60FPS設定でもほぼ張り付きでの60FPS動作が可能な性能を持っています。このSoCで快適に動かないゲームは現時点では存在しないと考えて頂いても大丈夫です。

冷却機構には今までXperia Pro以外には非搭載だったベイパーチャンバーが遂に搭載され、ゲーム時の発熱などにも気を使わずに前作Xperia 1 Ⅴと比べても圧倒的に安定したゲームプレイが可能です!

RAM(メモリ)には超高速なLPDDR5X規格の12GBか16GBモデルから選択でき、16GBモデルはSIMフリー版のみとなります。ROMは高速なUFS 3.1規格の256GBと512GBモデルから選択でき、こちらも512GBモデルはSIMフリーモデル限定です。

ハイエンドAndroidスマホの中でも最後のMicro SDカード対応機種となっており、1.5TBまでのMicro SDカードに対応しています。

スポンサーリンク

まるで高級コンデジ!?なカメラ性能

Xperia 1 Ⅵのメインの広角カメラ(24mm)には5200万画素のSONY製のLITIAブランドを冠した新世代の2層式トランジスタ画素積層型CMOSセンサーである“IMX888(1/1.35インチ)”を搭載しています。ですが実際には4800万画素(1/1.43インチ相当)にクロップされて使われています。ちなみに”IMX888″はOnePlus OpenやOPPO Find N3などに採用されている”LYT-T808″と同じものです。前作Xperia 1 Ⅴと同じセンサーで据え置きにはなりますが、従来型のセンサーから大幅にノイズ量を削減出来ているとても優秀なセンサーのため、心配は無用です。

一方、前作のXperia 1 Ⅴの広角カメラから大きく変わった点としては広角の2倍ズーム(48mm)がデジタルズームから新たに全画素超解像ズームに対応し、加えて4800万画素での撮影に対応しました。望遠カメラの廃止されたXperia 5 Ⅴでは既に対応していた為、少し遅れての対応となりました。従来のデジタルズームではそのまま画素を引き延ばす関係でズーム倍率を上げれば上げるほど画質劣化が発生していました。一方、全画素超解像ズームでは画質劣化が発生しません。4800万画素から1200万画素分をクロップして(切り取って)出力するためです。この点は素晴らしい改善点と言えますね。人物のポートレート撮影にも重宝するのではないでしょうか。

新たに対応した4800万画素撮影では、今まで4800万画素のイメージセンサーで4つの画素を1つにまとめて1200万画素として出力していましたが、今回は4800万画素をフルに使っての撮影が出来るようになり、ズームしても圧倒的な解像感を保つことが出来るようになりました。ただし、通常の撮影モードでは暗所性能を強くするため、1200万画素で撮影されます。

SONY公式による広角カメラの作例はこちら⇩


Xperia 1 Ⅵの超広角カメラには1220万画素の“IMX563(1/2.55インチ)”が搭載されており、このセンサーは前々作Xperia 1 Ⅳから継続採用されているセンサーです。競合他社と比べても優秀なカメラ性能を持っています。弱点としては画角が16mmと競合他社のAppleのiPhone 15 Pro MaxやGoogleのPixel 8 Proの13mmなどに対して狭い点ですね。

Xperia 1 Ⅵの可変ペリスコープ望遠カメラには1220万画素のSONY製の“IMX650(1/3.5インチ)”が前々作のXperia 1 Ⅳから引き続き継続採用されています。センサーサイズこそ2021年のXperia 1 Ⅲに搭載されていた”IMX663(1/2.9インチ)”と比べて大きくはないですが前々作のXperia 1 Ⅵから度重なる改良が施されているため、Xperia 1 Ⅳと比べて、レンズの配置やソフトウェアを見直すことで画質はかなり良くなっています。
前作からの大きな変更点としては望遠画角が前作Xperia 1 Ⅴの85mmから125mm(約3.5倍から約5.2倍)から85mmから170mm(約3.5倍から約7.1倍)へと大きく拡大しています。また、SamsungのGalaxy S24 Ultraが10倍望遠カメラを廃止したことで2024年のスマホ市場では最大の光学望遠画角を誇るスマホとなりました。

SONY公式によるペリスコープ望遠カメラの作例はこちら⇩

ペリスコープ望遠カメラにて85mmで撮影。


また、ペリスコープ望遠カメラを用いた約4cmまで寄れるテレマクロ撮影にも対応しました。これは今まで世界最短撮影の可能だったHUAWEIのHUAWEI Pura 70 Ultraの約5cmまで寄れるテレマクロを超えて寄れるテレマクロ撮影となっています。顕微鏡レベルにまで寄れるため、スマホの枠を超えた撮影体験が楽しめますね。

SONY公式によるテレマクロ撮影での作例はこちら⇩

Xperia 1 Ⅵにはこれらの前作Xperia 1 Ⅴからの瞳AFをはじめとしたトラッキング技術に加え、「姿勢推定技術」を新搭載しています。この技術はまだ、約80万円するSONYの最上位高級一眼カメラ「α9 III」や約50万円する「α7R Ⅴ」にしか搭載されていません。一度狙った被写体を骨格レベルで認識・追尾するため、遮る物や人が多いシーンでも逃さず補足し、被写体が動きまわるスポーツシーンなどで抜群の効果を発揮することが出来ます。はっきり言ってこの機能をスマホカメラに載せてくるのはだいぶ頭おかしいです。(誉め言葉)

スポンサーリンク

格が違いすぎるスマホ市場最長レベルの電池持ち


Xperia 1 Ⅵのバッテリーには大容量の5000mAhバッテリーを搭載しています。
大手レビューサイトであるGSMArena氏による実測のバッテリーテストでは17時間27分とZTEのREDMAGIC 9 Proに続く、史上2位という結果を叩き出しています。前作のXperia 1 Ⅴの12時間24分というテスト結果からは約3割の改善が実現しているそうです。バッテリー持ちが良いことで知られるAppleのiPhone 15 Pro MaxやSamsungのGalaxy S24 Ultra、ましてや自社のミドルレンジスマホであるXperia 10 Ⅵを大きく引き離す結果となっており、はっきり言って化け物レベルの電池持ちといったところ…4K120Hzディスプレイから解像度を少し落とし、1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応した恩恵といった感じでしょうか。前作のXperia 1 Ⅴ自体もかなり電池持ちは良かった印象なんですがここまで化けてくるとは…驚きですw

スポンサーリンク

安心の防水防塵性能とおサイフケータイに軽すぎる重量

Xperia 1 Ⅵの防水防塵性能は安心のIP68に対応しており、当然、おサイフケータイにも対応しています。 重量は192gと前作Xperia 1 Ⅴの187gからはこれだけの進化点がありながらなんと5gしか増えていません…画面サイズが異なるため、単純比較はできないかもしれませんが競合他社のAppleのiPhone 15 Pro Maxの221gやSamsungのGalaxy S24 Ultraの223g、XiaomiのXiaomi 14 Ultraの219.8gと比べても圧倒的に軽いです。ここは大きなアドバンテージになるでしょうね。

スポンサーリンク

ほぼ値上げなし!だけどちょっと高い値段

Xperia 1 Ⅵの価格は公式ストアのSIMフリーモデルにて

RAM12GB/ROM256GBモデルが18万9200円(税込)

RAM12GB/ROM512GBモデルが20万4600円(税込)※SIMフリーモデルのみ

RAM16GB/ROM512GBモデルが21万8900円(税込)※SIMフリーモデルのみ

au版のはRAM12GB/ROM256GBモデルは21万4800円(税込)です!

他キャリアの価格はまだ未発表です!

ちなみにXperia 1 Ⅵは今の為替レート的には前作Xperia 1 Ⅴの発売時の19万4700円から実質約2万円ほど値下げしていることになります!円安恐ろしや…


SONY公式サイトはこちら!
https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia1m6/

 

TEKUNOTESをシェア!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (4件)

  • アイフォンはとうに飽き、ライカレンズ搭載の他メーカーに変えた事がありますが、やはり音が話にならず
    今は5IVを愛用中です。すぐに新機種を出されるので 心揺らぎます。

    • やはり音質だとXperia一択ですよね!
      おそらく、Xperia 5 Ⅳから変えられると発熱の少なさや電池持ちに感動されると
      思います!買っちゃって後悔されないと思いますよ!

  • 写真がキレイで電池持ちが良く、発熱が抑えられ日中でも明るく、イヤホンジャックとSDカードが付いたスマホが欲しかった。
    もちろん国産で!
    しかもテレマクロだと!?

    面倒だったアプリも一つになり、サイズ変更で一般的な動画も見易くなり、galaxyやiphoneより電池持ちが良いなんてもうサイコー!
    やっと悩まず買えるスマホ来たという感じです♪

    • 国産スマホではXperia一択ですよね!最大の刺客となるXiaomi 14 UltraやGalaxy S24 Ultraに対してもなかなかに戦えるスマホになったのがうれしいです!

コメントする

目次