【Wooting 60HE+レビュー】ストラップ付きのシャレたゲーミングキーボード使ってみた!前モデルとどこが違う?

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前任者が壊れたためWooting 60HE+に乗り換えたということでハイエンドゲーミングキーボードのWooting 60HE+を詳しくレビューしていきます。Wooting 60HEとはどこが違うのでしょうか?

WOOTINGとは

 WOOTINGとは、オランダのゲーミングハードウェア企業であり、主にアナログ入力機能を持つメカニカルキーボードを開発・販売しています。WOOTINGのキーボードは、キーの押下量をアナログ的に感知することができるなど、ゲームプレイやクリエイティブな作業において、より細かい操作や調整を可能にします。

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Wooting 60HE+の外観

コンパクトサイズ(302mm x 116mm x 38mm)でテンキーは搭載されていません。
全体の見た目は以下の感じです。ストラップがついていて可愛いらしい見た目ですね。

付属品

  • Type-A to Cケーブル
  • 予備キースイッチ×2
  • 予備ネジ
  • キースイッチ引き抜き工具
  • ダストカバー
  • ポストカード

USB-Cの端子搭載

通信用の端子にはUSB-C端子が使われています。

純正ケーブルが断線などの何かしらトラブルで使えなくなった際も、市販品のものに交換すれば使えるのはいいですね。またC端子なのでコイルケーブルに交換することも可能で、よりお好みの見た目にカスタマイズできるのではないかと思います。

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Wooting 60HEと比べてどこが違うのか?

Wooting 60HE+は、Wooting 60HEと比較して、いくつかのハードウェア的な改善が加えられています。以下の点が強化されています。

  • カタツキを抑えたスクリューインスタビライザー:キーの揺れを抑え、より安定した打鍵感を提供します。
  • 柔らかい打鍵感のポリカーボネートプレート:打鍵時の感触をより柔らかくし、快適さを向上させます。
  • シリコンまたはポロンの中間フォーム:打鍵音を低減し、静かな操作を実現します。
  • シリコンプロテクションリング:キーの耐久性を高め、長期間の使用でも品質を保ちます。
  • アルミケース用のEPDM消音フォーム:アルミケースの内部に装備され、さらなる防音効果を発揮します。

Wooting 60HE+と60HEの違いを解説

公式Youtubeチャンネルの英語での解説を日本語で要約しました。

新しいキーボードを探していると、Wooting 60HEを購入しようと思っていたところ、ウェブサイトに「60HE+」という新しいモデルが掲載されているのを見て、「一体何が違うの?」と疑問に思うかもしれません。

60HEと60HE+の違い

60HE+の主な特徴は、スクリューインスタビライザーのサポートが追加されたことです。

両方のキーボード(60HEと60HE+)には、スチールプレートやプレートマウントスタビライザーなど、通常の60HEに期待されるすべての機能が含まれています。唯一の違いは、60HE+にはスクリューインスタビライザーのサポートがある点です。

変更の背景

なぜこの変更を行ったのかというと、以前にエンスージアストコミュニティ向けの68g+モジュールをリリースした際に、スクリューインスタビライザーを必要としていたためです。しかし、当時の60g PCBはそれをサポートしていなかったため、60g PCBをカスタマイズしてスクリューインスタビライザーをサポートする68g+モジュールを作成しました。

その後、2種類のPCBを作るコストがほぼ同じであることに気付き、一種類に統一することにしました。その結果、60HE+が誕生し、通常の60HEはまもなく廃止される予定です。今後、60HE+のみが残ることになります。

まとめ

Wooting 60HE+は、スクリューインスタビライザーのサポートを追加することで、エンスージアストユーザーの要求に応えるべく改良されました。通常の60HEに期待されるすべての機能を備えながら、さらに安定性と耐久性が向上しています。今後は60HE+が標準モデルとなり、60HEは廃止される予定です。

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Wooting 60HE+の性能をレビュー

内部構造

Rapid trigger

このキーボードはおそらくRapid triggerを初めて搭載したキーボードと思われます。一般的なキーボードにはアクチュエーションポイント呼ばれる入力に対して反応する点がありますが、Rapid trigger機能はその点を到達した際に一定の間隔戻れば再度キー入力ができるようになるという画期的な機能です。

Lekker Switch

このキーボードはリニア系のLekker Switchと呼ばれるちょっと変わったスイッチを搭載しています。一般的なスイッチは物理機構によってアクチュエーションポイントの到達を検知しますが、このスイッチは磁気によって反応します。だからこそ前述のようなRapid trigger機能を搭載可能なのです。

押下圧(キーボードを押す力)40-60cNで変動する方式になっており、アクチュエーションポイントとリセット範囲がともに範囲は0.1ミリから4.0ミリの間好きな値に設定可能です。また形がMXスイッチになっているので汎用品への交換も可能です。

ホットスワップ対応

ホットスワップ対応にも対応しています。押下圧が異なるスイッチに交換することも可能です(ただし、使えるスイッチがそんなに数はありません)

ユニバーサルトレーマウント

メーカー公式によれば一般的な60%ケースと互換性が存在し、市販のアルミケースなどにも交換することが可能のようです。

 

純正ソフトWootility

WootingのキーボードにはWootilityと呼ばれるソフトが使えますが大変便利なソフトです。基本的なライティング機能に加えて前述のラピットトリガーやアクチュエーションポイントポイントをキーごとに設定する事ができます。またすべてのキーで好きなキーに割り当てることが可能です。異なるプロファイルを使うことで実はゲームパッドと同じアナログ入力も設定可能です。押し込みに量に対して入力するアタログの値も可能にしています。このソフトのおかげでかなりこのキーボードが使いやすいものになっています。

このように細かいところまで設定可能な項目もあります

また、純正ソフトの設定を見ると、スタートガイドなど説明書のように書かれているのでそれを参考にしながら設定をすることができます。

打鍵感と打鍵音

打鍵音をお聞きください。

打鍵音はリニア軸らしい静かでキーが揺れずまっすぐ入っていくような音ですね。
打鍵感はやや重いがおもすぎないぐらいのちょうどいい感じに仕上がっています。

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価格と購入時の注意点

まあ、価格は正直いって割高ですし(絶賛円安なので仕方ないことではあるですが)、配列も我々日本人が扱えるものだと一般的な英字配列しかないため、選ぶことはできるものの英字一択になります。

何よりも海外サイトで買うと比較的安価に購入できますが難易度は高め。また個人輸入扱いになるため関税も払うことになり入手コストもかかります。

Amazonでも公式ショップから販売されているので、高めでも簡単に購入したい方はそちらをおすすめします。

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wooting 60HE+を使ってみたまとめ

使用感・実際のタイピングでの評価

60%英字配列キーボードなので慣れていないときついですが、汎用的な60%キーボードなので慣れている人にとっては非常にいいと感じました。またアクチュエーションポイントが変更可能の点を活用して、かなりタイピングのミスを減らすことができました。あとは純正ソフトが優秀ですね。

一ヶ月ほど使ってみた感想

Wooting 60HE+はゲームに特化したキーボードだと思いましたし、長時間のタイピングでの使用は向いてないかもしれないです。底打ちすると押下圧が60cN にもなるので長時間使っていると若干疲れを感じます。

また購入段階での選べるスイッチの少なさもネックだと感じました(まあ特性上仕方ないとは思いますが)。けれどもカスタマイズ性は並ではなく見た目からキースイッチまで全部交換可能であり、カスタマイズ次第では非常に愛着が湧くキーボードになるのではないでしょうか。また並のリニア軸を使った製品よりかは作りがしっかりしており、タイピングの音が並のもの比べて静かではあります。それがこのキーボードの良さだと思います。

60%英語配列で問題なく、機能性で選ぶなら非常に良いキーボードなので、是非購入を検討してみてください。

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総評

機能性や高いカスタマイズ性を備えたよいキーボードなのは間違いないですが、高いカスタマイズ性や持つ魅力的な機能を備えている一方で、価格がやや高いことや輸入前提な点がデメリットです。 

しかし価格に見合ったキーボードであるのは間違いないので、購入を検討している方はWootingの公式サイトを覗いてみるのもいいかもしれませんね。

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