【Saily eSIM レビュー】日本に一時帰国でおすすめの格安eSIMを使ってみた
今の時代、海外旅行に行くとデータ通信は必須ですよね。データ通信をするには一般的な方法として、SIMカードを挿し変えたり、ポケットWi-Fiを使います。最近はe-SIMという新しいタイプのSIMが出てきているんですよね。

このe-SIMを使うことでSIMカードを使わずとも今持っているスマホでe-SIMを購入して有効にすることで海外でもデータ通信をすることができます。今回はSailyが提供するe-SIMを実際に使ったレビューを紹介します。
こちらの記事はPR記事です。
記事を要約
1. Saily eSIMとは?
Sailyは、Nord Security傘下の企業が提供するeSIMサービス。物理SIM不要で、オンラインで購入・即利用が可能。
2. eSIMのメリット・デメリット
メリット:
✔ 申し込み後すぐに利用可能
✔ 物理SIMと併用可(海外旅行や一時帰国・サブ回線向け)
✔ SIMスロットを節約
デメリット:
✖ 一部端末は非対応
✖ キャリアによっては利用制限あり
✖ プロファイル削除後は再発行が必要な場合あり
3. Sailyの料金プラン & 競合比較
最安3.99ドル(約600円)から利用可能。他社と比較しても安めの価格設定。
4. Saily eSIMの設定方法
- 公式サイトでプランを選択 & 支払い
- Sailyアプリをダウンロード
- QRコード or 手動設定でeSIMをインストール
5. 通信速度 & 使用感
- 大阪市内で97Mbpsの速度 → 高速で何をしても快適
- 山間部で15Mbps → 連絡・動画視聴OKなレベル
6. 結論
Saily eSIMは「安価・簡単・高品質」で、旅行者や一時帰国者、サブ回線用に最適。特に都市部では快適に利用可能!
Saily eSIMとは?
Sailyは、アメリカに拠点を置いている企業で、NordVPN、NordPassを提供する世界的なデジタルセキュリティおよびプライバシーブランドであるNord Securityが所有しています。Sailyは、ヨーロッパやアメリカなど人気の海外旅行先で安全に使えるeSIMを提供しているとのことです。
eSIMを使うメリット・デメリット

eSIM(Embedded SIM)は、物理的なSIMカードを必要とせず、スマートフォンやタブレットの内部に組み込まれたSIMのことを指します。従来の物理SIMは、端末に差し込む必要がありますが、eSIMはデジタルでプロファイルをダウンロードするだけで通信サービスを利用できます。
メリット
- すぐに使える:オンラインで申し込み、数分で利用可能。SIMカードの郵送を待つ必要がない
- 海外旅行やサブ回線に最適:物理SIMと併用できるため、海外旅行や日本への一時帰国でもおすすめ
- 端末のSIMスロットを節約できる:すでにSIMカードスロットが一杯でも問題なし
デメリット
- 一部の端末では対応していない:古いスマホではeSIMを利用できない。
- キャリアの対応状況が異なる:特に日本国内では、キャリアによってeSIM対応のサービスが限られていることがある。
- プロファイルの削除に注意:一度eSIMプロファイルを削除すると、再発行が必要になる場合がある。
Saily eSIMの料金プラン
日数 | 容量 | 価格 |
7日間 | 1GB | USD 3.99 |
30日間 | 3GB | USD 7.99 |
5GB | USD 10.99 | |
10GB | USD 17.99 | |
20GB | USD 24.99 |
Saily e-SIMは3.99ドルから購入することができます。日本円に換算すると600円ほどです。(1ドル≒150円程度)
基本的にWi-Fiを使い、外出時に連絡、Webサイト閲覧をする程度であれば7日間で1GBで行けるのではないかなというのが目安になります。
他社e-SIMの最低価格と比較
会社 | プラン | 価格 |
Saily | 1GB / 7日間 | 600円程度 |
trifa | 1GB / 3日間 | 790円 |
JapanConnect eSIM | 3GB / 5日間 | 1250円 |
World eSIM | ※1 | 5GB / 10日間1879円 |
airalo | 1GB / 1日間 | 0円 |
1GB / 7日間 | 680円程度 | |
※2 | povo 2.01GB / 7日間 | 390円 |
※2 povo 2.0は日本の電話番号での認証が必要なので、海外在住の方は注意してください。
Saily eSIMと他社の最低価格を比較してみました。最安ではありませんが、競合と比較してかなり安い価格帯になっています。
Sailyのe-SIMの使い方(日本向け)
今回のレビューでは日本向けのe-SIMを実際に使ってみます。

プランは、1GB/7日間から20GB/30日間まであります。詳しくはこちらの料金表を見てください。
今回は1GBの7日間プランで申し込みます。プランを選択出来たら、「チェックアウトに進む」を選択して、サインアップまたはログインをしたのち、支払い手続きを行います。
- クレジット・デビットカード…VISA / Master / Amex / DISCOVER
- Google Pay / Apple Pay
- PayPal
注意点
お使いのスマホがe-SIMに対応しているかを必ず確認しましょう。
ダウンロードしたアプリを開いて先ほどサインアップしたアカウントでログインします。

e-SIMをインストールを選択すると、QRコードが表示されます。撮影できるものがある場合、そのQRコードを撮っておき、「続行」を押します。ない場合はそのまま「続行」しましょう。

次に、スマホの設定画面を開き、「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「QRコードを使用」に進んで、先ほどのQRコードを読み込みます。また、手動で情報を入力する場合は、「詳細情報を手動で入力」から下画像のようにそれぞれの項目を入力します。


入力が完了し、e-SIMをアクティベートという画面を「続ける」をクリックすると上のような画面になります。これで完了です!
速度は問題なし!山の方でも接続できた


大阪の中心部で速度測定を行いました。速度は97Mbpsということでなにをするにしても全く問題ない速度です。
インターネット速度の目安
用途 | 必要な速度(Mbps) | 解説 |
---|---|---|
テキストの送受信(メール・LINE) | 1Mbps | 低速回線でも問題なし |
Webサイトの閲覧 | 1〜5Mbps | 画像が多いサイトだと5Mbps以上が快適 |
YouTube視聴(720p) | 5Mbps | 標準画質(HD)で視聴可能 |
YouTube視聴(1080p) | 10Mbps | 高画質(フルHD)で快適に視聴 |
YouTube視聴(4K) | 25Mbps | 超高画質での視聴には高速回線が必要 |
オンラインゲーム | 10〜30Mbps | ゲームによっては50Mbps以上が理想 |
Zoom・Google Meet(ビデオ通話) | 5〜10Mbps | HD画質でスムーズな通話が可能 |
テレワーク(ファイル共有など) | 10Mbps以上 | 大容量ファイルのやり取りには高速回線が理想 |
インターネット速度の目安は上のようなイメージになります。オンラインゲームやYouTubeなどで4K解像度で視聴するには25~30Mbpsほどあると快適に使えるようなので、Saily eSIMでは十分な速度だということがわかります。


奈良市の月ヶ瀬という山の中ではこのような結果になりました。15Mbpsなので連絡を取ったりするのはもちろんYouTubeを見たりビデオ通話をしたりなど大部分は問題ない程度です。しかしオンラインゲームやYouTubeでの4K視聴は快適にはできないくらいになります。
田舎でもしっかりと回線がつながっていたので普段使っているスマホの回線よりも劣っているということはなさそうで、安心してeSIMを使うことができます。
Saily eSIM レビュー まとめ
Saily eSIMは、手軽さ・価格・通信品質のバランスが取れたサービス でした。オンラインで簡単に購入でき、物理SIM不要で即時利用できるため、海外旅行や短期滞在に非常に便利 です。
特に良かった点 は、手続きのシンプルさと、安定した通信速度。都市部では十分すぎる速度が出ており、YouTube視聴やオンラインゲーム、ビデオ通話も快適。山間部でも最低限の通信は確保されていたため、地方でも安心して使えそうです。
他社と比較しても料金はリーズナブルで、通信品質も問題なし。短期的に日本でデータ通信を使いたい人にとって、Saily eSIMは非常に有力な選択肢のひとつではないでしょうか。
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