【レビュー】CCZ DC03 Sonataレビュー!濃厚な低域が超最高!

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皆さんこんにちは雪餅ゆきっちです。今回は、前回のCCZ BC04 Pro Duetに引き続き、同じCCZのイヤホンレビュー記事となります。先日登場したCCZ BC04 Pro Duetはバランスの良いドンシャリサウンドといった印象で個人的にもかなり好みのイヤホンだったのですが、そんなBC04 Pro Duetは1BA+1DD構成なのに対し、今作DC03 Sonataは、1DDオンリー。一体どんなイヤホンに仕上がっているのか気になります。では早速レビューしていこうと思います。

なお、今回は引き続き、KINBOOFI様(https://x.com/Keephifi)より商品をご提供頂きました。また、今回のレビュー記事に関して、製品提供以外の金銭の授受や内容に関する指示などは一切ございません。レビュー記事の内容に関しては、完全に私が感じたままの印象をレビューしています。

まずは、CCZ DC03 Sonataのカタログスペックを見ていこう!

製品名CCZ DC03 Sonata
ドライバー構成1DD
10mm 2重磁気ダイナミックドライバー
インピーダンス16Ω±15%
感度105㏈±3㏈
応答周波数20Hz~20kHz
付属ケーブル3.5mm端子4N無酸素銅線
定価2640円 20%OFFクーポン適用で2112円

全体的には典型的な1DD構成のイヤホンといえるスペックで、同構成で同価格帯の競合他社製品では、TRN Conch、KZ EDXSなどがあります。また、同社には先日登場したばかりのCCZ DC02 Solo、CCZ BC04 Pro Duetがありますね。この中でもCCZ BC04 Pro Duetは筆者も愛用しています。インピーダンスは16Ωと非常に標準的でスマートフォン直挿しにも耐えうるスペック。感度は105㏈と若干鳴らしにくいといった印象です。

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いざ開封の儀!

早速開封していきます!!外装はエントリー価格帯に位置するイヤホンに良くある標準的な大きさの外装でコンパクトです。今回はブラックのマイクなしモデルをご提供いただきました。

箱を引き出すとこんな感じ。さっそく本体とのご対面ですね。左の箱は前回レビューしたCCZ BC04 Pro Duetのパッケージです。

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CCZ DC03 Sonataのパッケージ内容について

パッケージ内容はこんな感じです。イヤホン本体にケーブル、イヤーピースは、本体装着分を含めてS/M/Lサイズの3サイズの1種類のみ、説明書の4種類となっています。必要最低限といった内容ですね。前回レビューしたCCZ BC04 Pro Duetと全く同じのパッケージ構成となっています。

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CCZ DC03 Sonataの本体デザインについて

CCZ DC03 Sonataの本体デザインはCCZ BC04 Pro Duetとはまた異なるデザインであるものの、本体の形状やサイズはかなり似ています。(画面左がBC04 Pro Duet、右が今作のDC03 Sonataです。)フェイスプレートは、若干重量感のある亜鉛合金製で、内部のドライバーは、10mm二重磁気ダイナミックドライバーが搭載されているのがわかりますね。接続端子は今では珍しいTFZタイプとなっています。リケーブルでは現在、TFZタイプはほとんど入手ができなくなってしまっているため、互換性のある中華2pinタイプやCIEM 2pinタイプを選びましょう。

また、今作も引き続き本体背面にはCCZの特許技術であるブラックのシリコン製のイヤーウイングが装着されており、この点も前作BC04から共通の仕様となっています。このイヤーウイングによって非常に良好な装着感を持っているため、長時間の使用であっても、非常に耳が痛くなりにくくなっています。私が持っているイヤホンの中でも随一の装着感の良さを誇っ同じものになっていますね
ノズルの形状についても前回レビューしたBC04 Pro Duetと同じものになっていますね。同社のBC02やBC01 Proの形状と同じものに変更されています。若干短く、細くなっているようですね。

ノズルの太さについては、実測で最長部が5.01mmほど、溝の部分である最短部が5mmとなっていました。ぜひ、イヤーピース選びの参考になれば幸いです。(前回レビューしたBC04 Pro Duetの画像を流用していますが、ノズル径などは同じでした。)

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CCZ DC03 Sonataの音質評価環境

ここからは、CCZ DC03 Sonataの音質を実際に聴いて評価していきます。
今回の検証環境は

  • DAC FIIO BTR13
  • リケーブル KBEAR 4989(3.5mm)、CVJ Candy(4.4mm)
  • 音源 Apple Music ロスレス、Amazon Music

を使用してレビューしていきます。

過去にレビューさせていただいたKBEAR 4989のレビュー記事はこちら!

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CCZ DC03 Sonataの音質評価(総合評価/周波数帯域別評価/周波数バランス/組み合わせ別評価)

CCZ DC03 Sonataの総合評価

CCZ DC03 Sonataは、音質傾向を一言で表すのであれば、ズバリ、ナチュラルめドンシャリです。
一言にドンシャリと言っても様々なタイプがありますが、このCCZ DC03 Pro Sonataは、若干ボーカルが奥まった主張してくる印象です。若干のV字型の周波数特性と言えるでしょう。特にギターやピアノの演奏がしっかりと主張してくる印象です。低域はそれほど強烈な主張はせず、重低音は控えめ、高域が刺さるなどは全く感じませんでした。音質面ではCCZ DCシリーズではなく、CCZ BCシリーズのCCZ BC04 Pro Duetに近いと感じました。CCZ BC04 Pro Duetのドンシャリサウンドをまろやかにした印象で、音楽のジャンルを問わず、楽器やボーカルをしっかり楽しめるサウンドバランスに仕上がっていると思います。
音場はそこそこ広いといった印象で、極端に狭いと感じるほどではありませんでした。競合他社の中でも平均的な音場といえると思います。特に楽器が斜め前に定位する傾向を感じました。
アンバランス接続時とバランス接続時での音質変化に関しては、アンバランス接続の方が若干ボーカルの主張が強く。対してバランス接続では楽器の主張が強めになり、音場がより広くなる印象です。個人的にはアンバランス接続時の音質が好みでした。

総評として定価2640円の製品としては非常に優れた製品であり、2重磁気ダイナミックドライバーによる芳醇な低域のサブベースをふんだんに楽しむことができるイヤホンだと感じました。それでいて高域が刺激的になることはなく、ボーカルも引っ込みすぎることのない絶妙なバランスを持っていると思いました。定価は2640円ですが現在、20%OFFクーポンが配布されているため、実質2112円で購入が可能です。

CCZ DC03 Sonataの周波数帯域別評価

アンバランス接続時個人的評価
低域★4.4
中音域(ボーカル域)★4.5
高域★4.5
音場表現★3.9
解像度★4.0
バランス接続時個人的評価
低域★4.4
中音域(ボーカル域)★3.9
高域★4.3
音場表現★4.1
解像度★3.9

CCZ DC03 Sonataの周波数バランス

アンバランス接続時

弱-5-4-3-2-1±0+1+2+3+4強+5
中域高域低域

バランス接続時

弱-5-4-3-2-1±0+1+2+3+4強+5
中域高域低域

周波数バランスとしては以上の通りです。アンバランス接続時ではわずかにV字バランスとなっていた周波数バランスがバランス接続ではかなり低域に寄り、ボーカルがより奥まった位置に変化する印象でした。

CCZ DC03 Sonataの組み合わせ別評価

CCZ DC03 Sonata×FIIO BTR13×KBEAR 4989×付属イヤピ

まず、ケーブルをKBEAR 4989(3.5mm)にリケーブルした際の感想です。まず、一聴して解像度が明確に上がり、より低域の締まりが良くなってより深くまで沈み込むようになりました。解像度が上がったことで空間表現もより広くなって臨場感が増した印象です。

最後に本命のバランス接続時の評価です。まず、一聴してサブベースがより前に出てくるようになり、ウォームなバランスへと変貌しました。個人的には3.5mm接続の方が好みですね。

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CCZ DC03 Sonataなど商品リンクはこちら!

過去にレビューさせていただいたKBEAR 4989とCVJ Candyのレビュー記事はこちら!

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