HDDやSSDにデータを簡単にクローンする方法を解説|4DDiG Partition Managerレビュー
HDDのデータ移行が必要になる理由って?
今までパソコンのメインのストレージメディアといえばハードディスク(HDD)がメインでした。ですが、扱うデータサイズも飛躍的に増大し、それに伴って転送速度もより早いストレージメディアが求められている昨今では、SSD(Solid State Drive)が主流となっています。従来のHDDを搭載したパソコンであってもSSDに置き換えることでパソコン本体やアプリの起動が高速化したり、物理的な耐久性がアップ、HDDより省電力で動作し、パソコンの静音性が向上するなど様々なメリットがあります。そのHDDからSSDに置き換える作業をするにあたって必要となってくるのが、内部のデータ移動です。通常のデータ移動とは異なり、OSのファイルの移動も必要となってくるため、非常に手間のかかる作業となっていますが、今回ご紹介する「4DDiG Partition Manager」ではそんなOSファイルを含む、面倒なデータ移動が簡単に行うことが可能になっています。
4DDiG Partition Managerってどんなソフト?
4DDiG Partition Managerは、使いやすくて強力なディスク管理ツールです。パーティションの作成、サイズ変更、結合、フォーマットに加えて、クローン機能も搭載しています。これにより、ディスクの完全なコピーを作成することができ、データのバックアップや移行がスムーズに行えます。効率的なディスク管理とクローン機能を求めているなら、ぜひお試しください!(4DDiG Partition Managerの公式noteから引用⇨https://note.com/4ddig_partition/n/n42d38d8064d5)
Windowsにおけるパーティションとは1つのシステムメディア内でシステムファイル用のドライブとデータ用のドライブを分けたりすることです。いわゆるCドライブとDドライブってやつですね。4DDiG Partition ManagerではHDDからSDDにデータを移行するだけではなく、パーティションに関する管理やフォーマット、データをコピーしたりなど、ストレージメディアに関する管理ツールとして一式の機能を備えています。また、HDDからHDDへのデータ移行や外付けHDDから外付けHDDへのデータ移行も可能になっています。
4DDiG Partition Managerの主な機能って?
- システムの再インストール作業が不要でワンタッチでWindows OSを含めたファイルをHDDからSSDにワンタッチで移行可能
- ストレージメディア上の大切なデータのクローンを作成し、もしものためにバックアップしておける
- 簡単にWinPEブータブルディスクを作成し、ブートできないコンピュータでSSDのクローン作成やハードドライブの修復が可能
- コンピュータや他のストレージデバイスから、パーティションの修復やデータの回復を簡単に実行
- PCが無料でWindows 11にアップグレードできるかを手軽にチェックし、データを失うことなくMBRをGPTに変換してアップグレード
- ディスクスペースを最適化するために、パーティションのサイズ変更、分割、作成、削除、フォーマットを柔軟に調整でき、回復パーティションの削除にも対応
4DDiG Partition Managerはストレージメディアに関する管理から移行作業まで様々な機能を備えていてこれさえあればパソコンのストレージに関する問題は簡単に解決することが出来るようになっています。ここからは、実際に私のパソコンでHDDからSSDにデータを移行する作業を解説していこうと思います!
4DDiG Partition ManagerでHDDのデータをSSDに移行していこう!
まず、下記の公式サイトにアクセスして製品をダウンロードします。
https://x.gd/xVP46
インストールが完了したらブラウザの右上の三角マークからダウンロードを選択し、(右上にダウンロード画面が表示された場合はこちらでも構いません。)
画像はChromeを使用した場合の画面です。そこから4DDiG Partition Managerをダブルクリックして起動してください。そこからは画面の指示に従ってインストールを完了させてください。
言語を選択し、使用許諾契約書を読んで同意される方は同意してください。同意されない場合ですとインストールが出来ません。
インストール中の画面です。
インストールが完了すると上のような画面が表示されます。これで4DDiG Partition Managerのインストールは完了です!!たまにインストール時にほかのソフトまで勝手にインストールさせようとする迷惑ソフトがありますが(E st〇rtなど…)4DDiG Partition Managerではそんなことはもちろんありませんでした!
無課金の状態であっても、ストレージメディアに関する簡単な作業は可能ですが、様々な作業を行いたい場合には有料版へのアップグレードが必要となってきます。料金は以下の通りとなっています。買い切り方タイプと使用する期間だけ支払えるサブスクリプションタイプが選べます。長期間継続的にソフトを使用したい方は買い切り方プランがオススメではありますが、一時的に使われる方はサブスクリプションタイプを選択されるとよいでしょう。
有料版へのアップグレードが完了すると以下の画面へと推移します。
ここからは簡単に移行する手順についてご説明していきたいと思います。
ソフトをインストールしてソフトを起動すると、以上の画面が表示されます。様々な項目がありますが、まずは、パーティションの項目から移行先のSSD(HDD)の容量がどうなっているかを確認しましょう。
移行後の写真ですので容量がいっぱいになっていますが…
次の画面では移行元のHDDおよび、移行先のSSDに関してどんなデータを移行するのか、移行後のSSDのデータ量はいくらになるのか等、設定が可能です。
いずれかのクローンモードで起動するとシステムディスクのクローンという画面に推移します。
ここで移行先となるSSDを選択して下さい。
次の画面では移行元のHDDおよび、移行先のSSDに関してどんなデータを移行するのか、移行後のSSDのデータ量はいくらになるのか等、設定が可能です。選択肢が複数個ある場合はしっかりとディスクの容量表記を確認して間違えないよう、注意して選択してください。
前手順から進むとHDDのデータ移行作業が開始されます。ここでは移行作業の完了したデータ量と移行作業の速度を確認できます。個人的に残念だったのが大体でもいいのでHDDデータの移行作業の予想終了時間などの記載があればもっと便利だなと感じました。移行作業の終わるスピードは移行するデータ量や移行元のHDDや移行後のSSDの速度に大きく依存しますが、私の場合、160GBほどの移行作業が40分ほどで完了しましたので、かなり早いなと感じました。
HDDデータの移行作業が完了すると、以上の画面に推移します。お疲れさまでした。
私の記事を拝見された方で良くわからなかったという方は公式に解説されているページをご覧になってみてはいかがでしょうか。⇩
2024最新|HDDからSSDにデータを簡単に移行する方法 https://x.gd/UVG5N
製品ページ:https://x.gd/xVP46
4DDiG Partition Managerを実際に使ってみた感想
今回、私が初めて4DDiG Partition Managerを実際に使ってみて抱いた感想としてはまず、第一に非常に簡単で分かりやすいなと感じました。パソコンに詳しい知識がない方でも非常に分かりやすく作られており、面倒な内部データの移動やOSファイルの移行作業までワンタッチで出来てしまい、私自身も非常に驚きました。また、もしもの時への対策としてバックアップファイルを作るのも非常に簡単でそのほかにも様々なニーズに応えられるツールが揃っていてこれさえあれば、大抵のストレージメディアに関する問題は解決できるなと感じました。不要な広告や宣伝などもないので安心です。
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