シャオミの1万円あれば買えるイヤホンが凄すぎた【Redmi Buds 6 Pro】【レビュー】

最近のシャオミの勢いはものすごく、日本でもイヤホンやスマートフォンのようなデバイスを低価格高品質で販売しています。この記事では、そんなシャオミが2025年になって初めて発売を開始した製品の一つである一つである【Redmi Buds 6 Pro】をレビューしていく。

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Redmi Buds 6 Proの特徴


Redmi Buds 6 Proの特徴は以下の通り
- ハイレゾに対応
- ノイズキャンセリングと外音取り込みに対応
- Fast Pairに対応
- イヤホン本体をなぞるだけで音量が調整できる
- 価格がお求めやすい1万円以内
10,000円以内でしっかりと必要な機能をまとめた素晴らしい製品に仕上がっており、中でもなぞる動作で音量調整をできてしまう機能は、Air Pods Pro で搭載されているような機能なのでそんな機能をこの価格で実現しているのは正直バグ。
Redmi Buds 6 Proの詳細
Redmi Buds 6 Proの詳細スペックは以下の通り
スペック | Redmi Buds 6 Pro |
メーカー | Xiaomi |
発売日 | 2024年1月23日(木) |
バッテリー | 最大36時間 |
ワイヤレス充電 | ☓ |
充電速度 | 55V⎓700mA(最大) |
充電端子 | Type-C |
ANC | ◯ |
充電ケースのサイズ | 61.05 × 48.28 × 25.17mm |
イヤホン本体のサイズ | 30.6 × 21.4 × 24.5mm |
イヤホン1個のみの重量 | 5.2g |
総重量 | 46.5g |
防水/防塵 | IP54 |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
スピーカー | チタニウムダイアフラム搭載 ダイナミックドライバー ×1 圧電セラミック ドライバー ×2 |
カラーバリエーション | スペースブラック ラベンダーパープル グレーシアホワイト |
こうやってスペック表だけで見ても実際の使用感が結局のところ一番大切。なので今回は、音質がどうだという部分はもちろんだが、それ以上に使用感についてしっかりとレビューしていくつもり。
Redmi Buds 6 Proの内容品たち


内容品はいつものシャオミ製品といったところ。特に求めていたものもないので、ここら辺はいつもと変わりなく逆に安心した。一応、一つ一つ写真付きで紹介していく。
まずはケーブル


次にイヤーピースたち


説明書


最後に本体


といったようにいつものようなラインアップにものすごい安心感。いい感じのケースとかつけてもらえたらそれは嬉しいけど、それで価格が上がるくらいなら、こんな内容品で必要十分だと思う。
Redmi Buds 6 Proはノイキャンが強力


元々自分は、シャオミの【Xiaomi Buds 4 Pro(定価26,800円)】をメインに利用しているのだが、 Xiaomi Buds 4 Proの場合、ノイキャンの最大値が48dBとなっており、とても優秀で使い勝手が良いのだが、本製品はそれよよりも強い55dBという数値になっている。電車内などで利用していても低い音の雑音を綺麗に取り除いてくれている。だが、自分の体感的にはXiaomi Buds 4 Proの方が低音をカバーできない分、高音の雑音を綺麗に取り除いてくれているように感じる。これに関しては、イヤホンによるどの音を消すべきなのかといった考え方の違いだろう。数字がものを言うわけではないが、この55dBという数字の強さに対して価格が10,000円以内というのはどう考えてもおかしい。先述した部分以外では両者の違いを感じることはほとんどない。なんならRedmi Buds 6 Proの方が良いまである。
Redmi Buds 6 Proの外音取り込み


正直思っていた以上に使い物ならなかった。価格を考えれば妥当なのだが、ノイキャンの素晴らしさを考えると少し肩を落としてしまうレベル。(正直、外の音を聞きたいのであれば、イヤホンを外せばいいだけなのだが…)自分的には、Xiaomi Buds 4 Proの方が使える外音取り込みなので、シャオミ的には、こういった細かなポイントでもしかしたらコストをカットしているのかもしれない。
Redmi Buds 6 Proの音質は?
Redmi Buds 6 Proの音質は、かなり良いものだと感じた。(あくまで個人の感想)10,000円くらいでこの音質なら他のAnker製品などが出している製品などよりもバランスが取れている感覚の音に仕上がっていて、個人的にはSonyのイヤホンなどでよく感じる中高音域が聞こえる感じのイヤホンになっていた。低音域がしっかり聞こえつつも中高音域が良い感じで聞こえるイヤホンは聞いていてスッキリする感じなのでかなり好み。
Redmi Buds 6 ProはLDACに対応する
Androidのある程度性能があるスマホを使っているなら、ぜひ気にして欲しい対応コーデックなのだが、Air Pods ProではAACという接続の安定性と音のバランスが良いコーデックにしか対応していないが、Redmi Buds 6 Proならもっと良い音を聞くことができる。
それがLDACというコーデックだ。
LDACを利用するには、LDACに対応したデバイスや変換機を使う必要があるが、その分の価値があるくらいに音の広がりが出るので、使える機会があるならぜひ使ってもらいたい。
Redmi Buds 6 Proの外観
見た目は普通にそこらへんに売ってるイヤホンとなんら変わらない。いい意味で普通。
ケースについているライトは、バッテリー残量を示してくれるので、いちいちアプリを開いてバッテリー残量を見なくても良いのは素晴らしい。


蓋を開けるとイヤホンが登場する仕組み。


イヤホンの横には【Redmi】の文字がデザインされている。





ここをなぞれば…
そう。このイヤホンの横にあたる部分を装着時にスワイプすることで、音量の調整を行うことができる。この機能は、Air Pods Proなどに搭載されているが、この機能を10,000円以内で体験できるのは素晴らしい。
Redmi Buds 6 ProはGoogle Fast Pairに対応


Google Fast Pairとは、Android端末で利用できる機能になっており、イヤホンをスマホの近くに持っていけば勝手にペアリングをしてくれたり、バッテリー残量を表示してくれる優れもの。最近のシャオミのイヤホンはこの機能を搭載しており、低価格ながらストレスフリーな体験を提供してくれる。
Redmi Buds 6 Proはマルチポイント接続にも対応


マルチポイント機能は個人的にはかなり重視するポイント。例えば、PCで音楽を聴きながら作業をしているときにイヤホンはそのまま、スマホで動画や電話が来れば勝手にスマホの音がアクティブなるという仕組み。この機能のおかげで急な電話が来てもすぐに対応できるので、この機能がついているのは嬉しい。
Redmi Buds 6 Proは専用アプリで化ける


専用アプリのXiaomi Earbudsをスマホに入れると、イヤホンの詳細を自分好みに設定することができる。
アプリを入れてしまえば、タップや長押しといったジャスチャーでどんな動作をするのか、ノイキャンの強度、3DオーディオやLDACを使うのかといったことを設定できるので必ず入れておこう。
Redmi Buds 6 Proの総評


今回はRedmi Buds 6 Proを実際に使ってみてのレビューを書いたが、10,000円でこの高い品質を出せるの!?やばくない!?といった印象。世の中は円安で物価高が続いているというのにどういう仕組みなんだろうかと考えたくなるくらいに安すぎる価格設定。自分なら、「この商品、実は二万円します!」と言われても疑わない程度には良い仕上がりになっている。
カラーバリエーションが豊富で3種類もあるため、自分好みの色を選べるし、専用アプリを使えば自分好みにイヤホンをカスタマイズすることだって可能。しかしこのようなイヤホンは、Air Pods Proのような豊富なケースや周辺器具は少ない。だが逆に言ってしまえば、Apple製品を持っていない人や、そんなにケースにこだわりが無かったり、イヤホンに4万円もかけてられないという人は、Redmi Buds 6 Proを買っておけば間違い無いだろう。
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