JAPANNEXTの評判や品質は?10機種以上使った筆者のおすすめモニターも紹介!
数少ない日本製のモニターメーカーのひとつ、「JAPANNEXT」。
JAPANNEXTという名前からわかるように日本の会社です。本社は千葉県のいすみ市の廃校「旧中川小学校」を改装してオフィスとなっています。
日本の会社なのですが、創業社長はフランス人のベッカー・サムエル社長なんです。
若いころから日本に興味を抱かれたベッカー・サムエル社長が”次世代の日本のメーカーを立ち上げたい”という思いから創られたのが「株式会社JAPANNEXT」なのです。
そんなJAPANNEXTからは毎週のように次々と新製品が発売されています。これは日本国内では類を見ない発売頻度です。今回はJAPANNEXTのモニターについての評判を、カスタマーレビューや筆者自身の使用感をもとに調査していきます。
JAPANNEXTの売れ筋1位の商品
JAPANNEXTのモニター全般の評判
JAPANNEXTから発売されているモニターは、オフィスなどで使用する一般的なデスクモニターをはじめとして、ゲーミングモニター・大型モニター・モバイルモニターなど数多くの種類が販売されています。
筆者のJAPANNEXTモニターの評価
筆者は現在まで10製品以上のJAPANNEXT製モニターをレビューしてきましたが、その中でJAPANNEXTモニター全般に言えるメリットとデメリットはこのようになりました。
メリット
- コストパフォーマンスに優れている
- 種類が多く自分好みのモニターが見つかりやすい
- VESAマウント対応製品が多くモニターアームへの取り付けが可能
- 日本メーカーなのでサポート面が安心
デメリット
- 搭載されているスピーカーの音質はまずまず
- 基本的には保証は1年(2年や5年保証版なども一部あります)
JAPANNNEXTのモニターはコスパの高い商品をたくさん販売しています。10万円ほどする高額なモニターも販売されていますが、それについても他社製品と比較してコストパフォーマンスに優れている製品が多いです。
また、現在までに300を超えるモニターを販売しており、記事執筆時点でも200製品以上の販売を行っています。そのため、モニターの性能や種類、デザイン、色などこだわりがある方でも自分にマッチした製品が見つかりやすいです。
サポート面に関しては、日本メーカーということでもちろん日本語でのサポートができるという点で安心できます。しかし一部製品を除き、製品の保証期間は1年なのでその点は不安点でもあります。ただ大型モニターなどに関しては2年や5年保証が付いているものもあります。
また、JAPANNEXTのモニターのほとんどはスピーカーが搭載されています。そのスピーカーの音質はあまりいいとは言えない部分がデメリットになります。他社製品ではスピーカーが搭載されていないものもあるなか、搭載しているという点ではメリットでもあります。
JAPANNEXTモニターの購入者の評判
- コスパが良い。
- フレームが狭いからスタイリッシュ。
- 画面がきれいで低価格。
- 似た製品でも多機能版やコストカット版などいくつものラインナップがある
- 画質はOKだがスピーカーが低クオリティ。
- VESA対応の作りこみが良くない製品がある
- 保証が一年で、延長保証なしのものが多い
- ドット抜けの製品に当たる場合がある。
購入した方々の良い評判のほとんどはコストパフォーマンスの高さでした。どの機種も性能に対しての値段が他社と比較して安いことがメリットとして挙げられます。また、JAPANNEXT製品は低価格のデスクワークモニターでもフレームレスモニターを採用した製品が多く見た目の良さという部分にも良い評判があります。
逆に悪い評判では、スピーカーの性能が低い点が多く挙げられていました。スピーカーはないより搭載されているほうがよい程度の最低限度の性能になっています。また、一部機種にはVESAマウントの作りこみが甘い製品もあり、ネジが奥まで回せないことで不安に思う購入者の方も一定数いるようです。
ドット抜けに関しては、筆者が現在まで使用してきた10種類以上の製品にはそのような不具合はありませんでしたが、そのような不良品に当たる場合もあるようです。
JAPANNEXT モニターの品質はどう?なぜコスパがいいのか。
JAPANNEXTの製品はコストパフォーマンスに優れた製品のため、品質はどうなのか気になるのではないでしょうか。
値段に対しての品質は決して悪くはありません。しかしコストパフォーマンスに優れているということはコストカットをしている部分があるのはもちろんのことです。ではどこでコストをカットしているのか、、
スタンド素材:プラスチック
スタンド素材:プラスチック
スタンド素材:金属
昇降式搭載
スタンド素材:金属
昇降式搭載
例えば1~3万円台のJAPANNNEXTモニターのスタンドはプラスチック製が採用されているものがほとんどです。逆に、5万円以上のモニターのスタンドは金属で高級感があるようなスタンドを採用している製品もあります。
素材の他には、1~3万円台の多くはモニタースタンドの性能をカットすることで低コストを実現しています。少し高めのJAPANNEXTモニターですと昇降式スタンドを採用しており、モニターを縦にすることもできます。逆にコストカットしたスタンドは画面の上下角度を変えるチルト調整のみの対応になっており、ほかの機能が省かれています。同じディスプレイ性能のモニターでも、昇降式スタンド版とコストカット版の両方が発売されることがよくあります。
まとめると、モニター性能はそのまま、ほかの性能をカットした製品も多く発売することで、よりユーザーに多くの選択肢を与えてくれるラインナップなのです。
JAPANNEXTモニターの製造は海外
JAPANNEXTは日本メーカーですが、製造は台湾や中国の工場で行われているようです。またディスプレイも台湾・中国・韓国製など様々だということです。国内では製造していないということでそれもコストカットにつながっている一つの理由だと考えられます。
まあ、今の時代日本国内で製造している家電とかってあまりないですからね。。
モニターの種類ごとの評判について
テレワーク・オフィスモニター
JAPANNEXTから発売されている一般的に使用するオフィス・テレワークモニターは現在60商品ほどが販売されています。
オフィスモニターの定義ですが、JAPANNEXTのサイトで「デスクワークモニター」として絞り込むと、
- 画面解像度はFHDまたはWQHD
- 画面比率は16:9(ウルトラワイドモニターではない)
- ディスプレイサイズは21.5インチ~31.5インチ
この3つを満たしているモニターがJAPANNEXTのオフィスモニターということになりました。
しかし、4Kモニターはもちろん、モバイルモニターやゲーミングモニターなどもオフィス用として使用することはできるので、なにかしらの性能が特別高くない一般的なものがデスクワークモニターということになります。
JAPANNEXTオフィスモニターの評判は、最初に紹介したメリットデメリットとほとんど同じです。
JAPANNEXTのオフィスモニターのディスプレイの多くがIPSパネルで、VAパネルもラインナップされています。画面解像度はFHDとWQHDが採用されています。価格は1万円台からの低価格です。最近はPCとの接続はDisplayPortやHDMIが主ですが、JAPANNEXTのオフィスモニターにはVGAポートが搭載されている機種もあります。保証は基本的に1年です。
4Kモニター
4Kモニターは名前の通り、ディスプレイの解像度がとても高い性能を持つモニターになります。
一般的なモニターの解像度はFHDですが、その4倍もの解像度になります。
4Kモニターの利点は解像度が高いため、デザインや動画編集などをする際に、細部までより正確・繊細にオブジェクトなどを表示することができます。
また、最近は3:2の少し縦長の4K Plusモニターも発売されました!こちらは光沢ディスプレイを採用していたりなど特徴のあるモニターなので気になる方はぜひご覧ください
JAPANNEXTの4Kモニターのメリットデメリットに関しても全体的な評判と同じになります。僕はJAPANNEXTの4Kモニターを10機種以上使用したことがありますが、一年ほど使用していても問題なく便利に使っています。
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ゲーミングモニター
ゲーミングモニターは、一般的なモニターのリフレッシュレート60Hzよりも高い、120・240・360Hzなどに対応しているモニターです。応答速度も1msなど比較的早いという特徴があります。
JAPANNEXTのゲーミングモニターのメリットデメリットに関しても全体的な評判と同じになります。背面にLEDライトを搭載している機種が多くあり、ゲーミング感を演出することができるメリットがあります。背面のLEDはグラデーションで色が移り変わっていくようなものでオンとオフのみに対応していますので色指定ができないデメリットもあります。
モバイルモニター
JAPANNEXTからはモバイルモニターという持ち運びに適したサイズのモニターも多くラインナップされています。
評判についてはJAPANNEXTモニターの全体的な評判に加えて以下のようなメリットがあります。
メリット
- モバイルモニターだけどモニターアームを取り付けられる機種が多い
- 画面サイズが7.8インチの超小型サイズから17.3インチまで幅広い
- モバイルモニターサイズでも4K解像度もある
- 有機ELやタッチ対応モデルもある
また、モバイルモニターでは最大17.3までのラインナップですが、モバイルすることが多いユーザーには13インチ以下のモニターがおすすめかなと個人的に思います。一緒に持ち運ぶPCのサイズにもよりますが、モバイルメインでの使用であれば13インチ以下・オフィスや家などに置いてサブモニターなどとしての使用をメインに、持ち運ぶことも時々ある程度であれば大き目のモバイルモニターでも問題ないのではないかと思いました。
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JAPANNEXTモニターの売れ筋5選
JAPANNEXTモニターは毎週のように新製品の発表があるため、機種の回転率はほかのメーカーよりも高く、どんどんパワーアップした製品に置き換わっていきますが、発売から一年以上たっても人気を維持している機種もたくさんあります。(この売れ筋は2024年7月時点の価格ドットコムでのランキングを参考にしています。)
1位:JN-238Gi144FHDR-N(ゲーミングモニター)
2位:JN-IPS34144UWQHDR(ゲーミング・ウルトラワイドモニター)
3位:JN-IPS2802UHDR(4Kモニター)
4位:JN-IPS215FHD-C-N(デスクワークモニター)
5位:JN-V27UHD-IPS-D(4Kモニター)
こちらの商品はAmazonでの在庫がすくなく、近いうちに生産終了される可能性が高いです。
TEKUNOTESでのJAPANNEXTモニターレビュー
TEKUNOTESではJAPANNEXTアンバサダーとして毎月JAPANNEXTモニターの製品レビュー記事を公開しています。現在では、主に4K・モバイルモニターを中心として、ウルトラワイドモニターやゲーミングモニターなど、様々な製品をレビューしています。
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